中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

三好大倫(2022年 期待Ranking 10位)

新たなシーズンの開幕に向けて、中日ドラゴンズ2022年期待Rankingを発表していく。 ちなみに、昨シーズンのRankingは以下の通り。小笠原投手・又吉投手を的中させることができたが、柳投手を予想できなかったことが悔やまれる。 期待外れの選手も多かったが…

人的補償はこの選手

又吉投手がソフトバンクへFA移籍することが決まった。 今シーズン大車輪の活躍を披露したセットアッパーの移籍。ドラゴンズにとって大ダメージだが、唯一の光は、12球団随一の選手層を誇るソフトバンクからの人的補償だろう。 ドラゴンズが2015年にドラフト1…

立浪新監督によるコンバート

秋季キャンプを通して、明るい話題を沢山提供してくれた立浪監督率いる新生ドラゴンズ。 その中でも、筆者が最も注目したいのは野手の守備位置コンバート。まだコンバートと呼ぶのは早いかもしれないが、様々な選手が様々な守備位置を練習している。 まずは…

見え始めた立浪色

「理想の監督像はまだイメージ出来ない」とコメントしていた立浪新監督だが、就任直後から(正確には就任前から)独自の色が明確に見えてきている。 もっとも分かりやすいのは、各メディアの微妙なラインの質問に対し、情報を包み隠さず回答している点である…

星野と立浪の第二幕

ドラフト会議翌日に報道された立浪新監督就任要請のニュース。 ドラフト指名に立浪新監督の意思が反映されたかどうかは定かではないが、少なくともドラフト会議前に球団内部の人間は、立浪新監督の就任を知っていたのだろう。 一方で、立浪新監督の意思がド…

立浪新監督の組閣

お金が無く補強のできないドラゴンズは、誰が監督を務めても変わらない。 まさにその通りだが、逆もまた然り。 お金がなく補強のできないドラゴンズが、強くなる唯一の方法は、有能な監督にチームを託すことだ。 セリエAのプロビンチャであるアタランタがこ…

ドラフト結果は50点

2021年ドラフト会議、ドラゴンズの指名選手が確定しました。 早速、事前予想と比べながらドラゴンズの思惑を分析し、筆者なりの採点をしてみよう。 ■事前予想 ドラフト1位:ブライト 健太(上武大学・外野手) ドラフト2位:石森 大誠(火の国サラマンダーズ…

覚悟の外野手切り

ドラゴンズの戦力外通告が発表され、全6名のうち遠藤・井領・武田と外野手が3名対象となった。 外野の守備力がチームトップである武田選手の戦力外には驚いたが、外野手を刷新しなければならないというチームの覚悟が見られたのは嬉しい。 正直、武田選手と…

ドラフト会議2021予想

今年のドラフト指名はドラゴンズにとって難しい。注目は高校生3投手(小園・森木・風間)だが、昨年ドラフト1位で高卒の高橋投手を獲得しているだけに、今年は指名の可能性が低い。 なによりも、今のチーム事情がそれを許さず、投手よりも野手を強化すること…

采配のセンス

・昨日大活躍の木下をスタメンから外すセンス ・岡田俊哉を1軍で使い続けるセンス ・7回表、大島に代走・福留に代打福田と、諦めの采配をたたみかけるセンス 現首脳陣は、采配のセンスが無いよね。

スタメン2番を奪え

今シーズン開幕前、筆者が期待Ranking 2位にあげた男・渡辺勝。 昨シーズン2軍で打率.392・出塁率.470という驚異的な記録を残しながら、今シーズンは長いファーム暮らし。 一方の1軍では、平田・福田・ガーバーとドラゴンズの両翼を担うと期待された選手たち…

未来が見えない借金10

2021/7/14 対広島カープ Mazdaスタジアムでの対カープ第3戦。 結果は0-2でドラゴンズの敗戦。 オールスター前最後の3連戦で3連敗となったドラゴンズ。 前半戦ほぼ同率となったカープと比較しても、若手の小園選手や林選手が躍動するチームと、そうではないド…

士気を下げるベンチワークとサヨナラ勝ち

2021/7/13 対広島カープ Mazdaスタジアムでの対カープ第2戦。 結果は3-8でドラゴンズの敗戦。 開幕前は左右の2枚看板かと思われたドラゴンズ大野投手と福谷投手。 昨日の大野投手に続き、今日も福谷投手が3回までに4失点。 その後はいつも通り、主力を徐々に…

勝ちパターンを休ませるエース

2021/7/12 対広島カープ Mazdaスタジアムでの対カープ第1戦。 結果は2-6でドラゴンズの敗戦。 連投が続く勝ちパターン投手陣を休ませるべく、マウンドに上がったドラゴンズのエース・大野投手。 期待通りにしっかりと勝ちパターンの出番を作らず、自身の役割…

腹を括れなかった首脳陣

2021/7/11 対横浜DeNAベイスターズ バンテリンドームでの対ベイスターズ第3戦。 結果は5-5で引き分け。 紛れもなく、勝つべき試合を引き分けとしてしまったドラゴンズ。投手起用の問題がどこにあったか、3つのポイントを検証してみることにしよう。 ①:勝ち…

揉め事直後に会心の一撃

2021/7/10 対横浜DeNAベイスターズ バンテリンドームでの対ベイスターズ第2戦。 結果は6-2でドラゴンズの勝利。 一昨日の柳投手の好投を境に、ドラゴンズに良い流れが出来ている。今日の試合も先発投手が先制点を許さず、打線は相手のミスを誘い4回に4点を先…

我々が未来に描いた姿

2021/7/9 対横浜DeNAベイスターズ バンテリンドームでの対ベイスターズ第1戦。 結果は3-1でドラゴンズの勝利。 2017年に5勝をあげてからの翌2018年、高卒からプロ入り3年目にして自身初の開幕投手。 2015年ドラフト1位の小笠原慎之介投手は、何度か肘の手術…

1-0でしか勝てないチーム

2021/7/8 対読売ジャイアンツ 東京ドームでの対ジャイアンツ第3戦。 結果は1-0でドラゴンズの勝利。 この3連戦、ドラゴンズが1点の先制点をとり、その後追加点が奪えない展開は変わらない。 つまりドラゴンズが試合に勝利するかどうかは、先発投手が逆転を許…

ベテランの粘りを主力が回収

2021/7/7 対読売ジャイアンツ 東京ドームでの対ジャイアンツ第2戦。 結果は1-3でドラゴンズの敗戦。 今日の試合で4勝8敗、先発・福谷投手が勝てない投球を続けている。先制点をあげた直後に本塁打を被弾しすぐに同点を許す。これでは中々難しい。 2軍に生き…

ピンチバンターが必要だとして

2021/7/6 対読売ジャイアンツ 前橋での対ジャイアンツ第1戦。 結果は3-2でドラゴンズの勝利。 1週間前と同じく、雨が降る屋外球場での登板となった大野投手。今日は集中力の高いピッチングを披露し、4回まで無失点投球。 しかし、敵は味方の中にいた。 5回に…

月間アカデミー賞発表(6月編)

毎試合の『中日ドラゴンズアカデミー賞』を集計し、月間アカデミー賞を選出するこの企画。今回は6月編の発表を行いたい。 なお、アカデミー賞選出の基本ルールは以下のように定めている。 主演選手賞:2pt 助演選手賞:1pt ゴールデンラズベリー賞:-1pt ホ…

悪い流れは自分で止めよ

2021/7/4 対東京ヤクルトスワローズ 結果は3-3で引き分け。 今日も初回に先制点を許し、今週続くドラゴンズの悪い流れは簡単には止まらない。 それでも、先発の勝野投手から必死につないだ5人の継投リレー。結果、失点3で持ち堪えたことで、なんとか引き分け…

指揮官が植え付ける勝ち癖

2021/7/3 対東京ヤクルトスワローズ 結果は1-5でドラゴンズの敗戦。 今週続く悪い流れは、微妙な当たりを堂上選手が弾き与えた先制点に象徴される。 連敗が止まるのは恐らく明日では無いだろう。エースが作った負の連鎖を、止める責任があるのは本人のみ。 …

“油断”からの全敗ローテ

2021/7/2 対東京ヤクルトスワローズ 結果は3-9でドラゴンズの敗戦。 月が変わろうとも、今週の嫌な流れは止まらない。 火曜日に今シーズンワーストとも言える“油断”による敗戦を喫したドラゴンズ。その主人公・大野投手が作った負の流れは、福谷投手・柳投手…

チャンス広がる両翼レギュラー

2021/6/30 対横浜DeNAベイスターズ 結果は4-9でドラゴンズの敗戦。 先発の福谷投手が初回に4失点と打ち込まれた時点で、ドラゴンズ打線の火力不足を考えると勝負有り。 悔やむべきは今日の敗戦よりも、勝てる試合を落とした昨日の敗戦であろう。 それでは、…

沢村賞の失墜

2021/6/29 対横浜DeNAベイスターズ 雨での中断を挟む展開の試合では、先制点をとることが重要である。言うまでも無い、試合が途中で打ち切られる可能性があるからだ。 定石通りに初回、送りバントを使って幸先よく2点を先制したドラゴンズ。 しかし、そのリ…

中継ぎ陣の命綱

2021/6/26 対広島カープ 2021/6/27 対広島カープ 都合が悪く、昨日試合を確認できなかったため、今日2試合を確認。結果は1勝1分で、初戦の勝ちをカード勝ち越しにつなげることはできなかった。 それでは、昨日・今日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよ…

無安打にサヨナラ

2021/6/25 対広島カープ Mazdaスタジアムでの対カープ第1戦。 結果は6-3でドラゴンズの勝利。 簡単に先制点を奪われ、中盤に逆転はしたものの、終盤はエラーで同点に追いつかれる。 カープは勝ちパターン継投に入り、しかも舞台はMazdaスタジアム。 逆風吹き…

1年で生じた力の差

2021/6/24 対阪神タイガース バンテリンドームでの対タイガース第3戦。 結果は0-6でドラゴンズの敗戦。 タイガースとの力の差を感じる3連戦となったが、今日はその象徴ともいえる試合であった。 タイガース先発のガンケル投手が素晴らしい内容の投球を披露し…

扇の要が率いる守備

2021/6/23 対阪神タイガース バンテリンドームでの対タイガース第2戦。 結果は6-2でドラゴンズの勝利。 タイガースの暴走もあったが、今日はドラゴンズの守備力が大いに発揮された試合であった。 2回の大島選手の送球から始まり、3回の加藤選手の守備、9回の…