中日ドラゴンズ アカデミー賞

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中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

腹を括れなかった首脳陣


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2021/7/11 対横浜DeNAベイスターズ

 

バンテリンドームでの対ベイスターズ第3戦。

結果は5-5で引き分け。

 

紛れもなく、勝つべき試合を引き分けとしてしまったドラゴンズ。投手起用の問題がどこにあったか、3つのポイントを検証してみることにしよう。

 

①:勝ちパターンの温存

今日で3連投となる又吉投手と4連投となるR・マルティネス投手。8回4点差で福投手を登板させたことから、どちらかを温存したかったのは間違いない。

 

②:勝ちパターンの投入

だが、8回に1点差に迫られると、又吉投手とR・マルティネス投手をどちらも投入した。つまり、4点差でなければ、今日も2人の勝ちパターンを起用する腹づもりだったことが伺える。

 

③:昨日の投手起用

そもそも2人が連投となっているのは、4点差の昨日の試合で登板したことが一因。今日引き分けた原因は、実は昨日の投手起用にあるのかもしれない。

 

 

さて、筆者の考える今日の問題ポイント、それは上記のポイントだ。

 

まず前提として、与田ドラゴンズの勝ちパターン起用は「3点差以上の点差であっても勝ちパターンを投入する」という認識だ。これまで何度も見てきたし、それを否定するつもりはない。

 

とすれば、③は一貫性のある采配である。

 

しかし、今日は連投の問題から福投手、つまり①を選択した。それも仕方がない判断だ。又吉投手とRマルティネス投手が全ての勝ち試合で投げられるわけではない。

 

だとすれば、なぜ②の状況になってしまったのだろうか?

 

答えは簡単だ。

投げさせるのであれば回の頭から投げさせる、4点差など関係ない。

投げさせないのであれば休ませる、連投中なのだから仕方がない。

 

試合前に、この腹を括れなかった首脳陣に、今日の試合の最大の問題がある。

 

腹を括れない上司は、将の器に値しない。

 

先日、クローザー栗林投手を休ませてサヨナラ負けを喫したカープ・佐々岡監督に対しても意見は様々であったが、腹を括っていただけマシである。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 ビシエド 選手

 

6回に試合を決めるスリーランホームラン。この流れで勝てないのは痛恨だ。

 

 

■助演選手賞

 勝野 昌慶 選手

 

ランナーを出しながらも粘り強く6回1失点。勝ち投手まであと1アウトだっただけに、悔しい試合となった。

 

 

■助演選手賞

 大島 洋平 選手

 

一時は逆転となる犠牲フライを放つ。最低限が欲しい場面で最高の仕事を果たした。

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 福 敬登 投手

 

3失点という結果が全て。勝ちパターンの代役を果たすことが出来なかった。