橋本侑樹 堂々の勝ち名乗り
2021/5/27 対福岡ソフトバンクホークス
バンテリンドームでの対ホークス第3戦。
結果は3-3で引き分け。
初回に3点を先制されても、不思議と追いつける気がした。高橋-阿部-木下の下位打線が何かをしてくれる気配がする。
ホークスバッテリーも明らかに警戒感を示し、3人で計7出塁。そうなれば自ずと打線は回転する。
3点差を見事に追い付き、王者・ホークス相手に無敗で3連戦を突破。暫定ながら交流戦の首位に躍り出た。
■主演選手賞
木下 拓哉 選手
起死回生の同点スリーランを放ち、ホークス・笠原投手をノックアウト。
球界No.1捕手・甲斐選手の目の前で、好守に抜群の存在感を示した。
■助演選手賞
橋本 侑樹 投手
連投の福投手の代役として8回のマウンドに上がったのは橋本投手。初の勝ちパターンでの投球は、ホークスが誇るクリーンナップ相手という厳しい場面となった。
ところが、心配をよそに3番・栗原選手を3球三振。ブーメランのようなスライダーが威力を発揮し、柳田選手・中村選手も打ち取り、堂々の勝ち名乗り。
ベンチの期待に見事に応えた。
■助演選手賞
勝野 昌慶 投手
初回に打たれてその後抑える。ザ・勝野のピッチングを披露し、6回途中3失点の見事な投球。
キレのあるフォークボールは、ホークス打線にも十分に通用した。
さて、このところ不安定だった祖父江投手も今日は7回を見事な投球で切り抜ける。
近藤投手とロサリオ投手が初登板のタイミングを伺っており、勝ち試合の投手起用の幅が限定的となっている今、祖父江投手の存在が鍵を握る。
3連投の又吉投手を休ませるであろう明日、どのような継投が見られるか、今から楽しみだ(エースよ、完封頼んだ)。