結果は7-1でドラゴンズの勝利。
序盤から点差をつけての快勝は、今シーズン初ではなかろうか。貧打に苦しむ打線が4回に5点を奪い勝負あり。
相手投手が負けパターンになると、打線も繋がり追加点がとりやすいというもの。打線の調子を上げていく面でも、理想的な展開の勝利となった。
■主演選手賞
阿部 寿樹 選手
先発の勝野投手と迷ったが、よりチームが求めていたのはスリーランホームランであろう。
チームに纏わりつく嫌な空気を一掃する、見事な本塁打をレフトスタンドにかっ飛ばした。
■助演選手賞
勝野 昌慶 投手
7回途中までノーヒットピッチングで見事今シーズン2勝目を飾る。先週打ち込まれたはしたが、明らかにストレートの威力が上がり復調を感じさせてくれた勝野投手。それを信じて今週も起用した采配も見事。
今シーズン初スタメンマスクの石橋捕手も、勝野投手を引っ張る素晴らしいリードを披露した。
■助演選手賞
大島 洋平 選手
2安打4出塁でリードオフマンの役割を果たす。4回の5得点も大島選手の安打から始まった。
得点には中々繋がらないが、最近は初回の出塁が続いており、相手投手にとっては厄介極まりないだろう。
さて、今日一番の収穫は途中出場した平田選手のタイムリーヒットだろう。
初球、ベイスターズ・エスコバー投手の快速球をタイミングばっちりのファール。2球目の外の変化球を見事にライト線へ。
ここまで好不調の状態が分かりやすければ、スタメン出場は自己申告してもらいたいくらいだ。
明日、平田選手がスタメンに名を連ねるようであれば、ドラゴンズの快勝が目に浮かぶ。併せて、今日2番の役割を全く果たせなかった京田選手は、三ツ俣選手に代えて良い。