中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

2024開幕スタメン・1軍メンバー予想(野手)

 

2024年のドラゴンズ開幕スタメンを予想してみる。オープン戦が始まったばかりで、これから離脱者なども出るかもしれないが、今シーズンの陣容と立浪監督の方針は見えてきた。

 

1番 (右)岡林

2番 (ニ)田中幹也

3番 (左)細川

4番 (一)中田

5番 (中)三好

6番 (三)石川昂弥

7番 (捕)木下

8番 (遊)ロドリゲス

9番 (投)

 

抜擢したのは三好ロドリゲス

まず三好だが、外野スタメン争いは大島・ディカーソン・上林・鵜飼との戦いとなる。

この中で。新外国人ディカーソンは外国人枠の関係で開幕2軍と予想(1軍はカリステ・ロドリゲス・メヒア・フェリス・Rマルティネス)する。昨年のアキーノの件もあるが、新外国ディカーソンには大きな期待はせず、日本に慣れた6月頃からチームを助けてもらえれば良いと考える。

大島・鵜飼については、シーズン中にスタメンの機会はあるだろうが、現時点では三好の打撃の成長と、それに伴う総合力(走攻守)の高さを評価したい。

ちなみに、三好の打順は5番。3番も考えたが、そうした場合4番から7番まで鈍足右打者が続く(細川・中田・石川・木下)ため、相手にとって嫌らしさに欠ける。三好だけでなく大島や上林がスタメンの場合も同様だが、5番に足の使える左打者を置く方が良さそうだ。

 

もう1人、遊撃手に抜擢したロドリゲスは評価が急上昇中。ライバルは村松・辻本となり、横一線の戦いとなっているが、ロドリゲスの守備のスケールは規格外。立浪監督のお気に入りであることは間違いなさそうだ。

セカンドも含めてシーズン序盤は日替わりレギュラーが想定されるが、開幕戦のスタメンはロドリゲスが掴むと予想する。

 

スタメンを踏まえ、その他野手の開幕1軍メンバーを予想してみる。人数は昨年と同じ9名。

 

(捕手)宇佐見・石橋

内野手)中島・カリステ・村松・山本

(外野手)大島・上林・鵜飼

 

代打要員として、右の中島・鵜飼、左の大島・宇佐見。守備要員として、内野は山本、外野は上林。上林が間に合わない場合は後藤が入るだろう。

代走要員として尾田も考えたが、鵜飼を優先。三好がスタメンの場合、足のスペシャリストが欠けてしまうという問題が残る。

 

内野手は、使い勝手の良いカリステ・村松・山本を予想。福永・ビシエド・辻本などが2軍スタートとなるが、これは嬉しい悲鳴だろう。高橋周平や龍空も含め、選手層が厚くなっているのは間違いなさそうだ。

 

この開幕1軍メンバー野手17名だが、昨年も開幕メンバーに含まれていたのはたったの5名(岡林・細川・木下・カリステ・大島)のみ!

血の入れ替えは完了したとみて、良さそうだ。

 

(最終)2023年ドラフト指名予想

 

立浪監督が1位指名を度会(ENEOS)と公表!

当初は度会1位指名を予想するも、投手有力との情報があり指名予想を改訂した筆者だが、もう1度元に戻して、最終の指名予想を行いたい。

 

昨日までの予想は以下の通り。

ドラフト1位:武内 夏暉(投手・国学院大)

ドラフト2位:草加 勝(投手・亜細亜大)

ドラフト3位:武田 陸玖(外野手・山形中央高)

ドラフト4位:松本 凌人(投手・名城大)

ドラフト5位:武田 登生(内野手日本新薬

ドラフト6位:有馬 諒(捕手・関西大)

 

1位が野手に変わることで、変更するのは3位指名である。武田は惜しい逸材だが、武内に変わる左腕の投手を指名するのが妥当であろう。

 

ドラフト1位:度会 隆輝(内野手ENEOS

ドラフト2位:草加 勝(投手・亜細亜大)

ドラフト3位:高太一(投手・大商大)

ドラフト4位:松本 凌人(投手・名城大)

ドラフト5位:武田 登生(内野手日本新薬

ドラフト6位:有馬 諒(捕手・関西大)

 

広陵高校時代のチームメイトである石原(明治大)と悩んだが、最近の投球内容から、ドラゴンズ3位に残っている可能性が高いのは高投手だと考えた。

 

なんといっても大商大である。過去に滝野・橋本・福元と指名しておきながら、上田・高の2枚看板を見過ごすとは思えない。

 

1位で即戦力野手を確保しつつ、2〜4位で即戦力投手を指名。5・6位は補強ポイントを的確に埋める。

高卒野手がいないのが寂しいが、今年は高卒3年目の度会指名で満足するべきだろう。

(高卒投手は2軍の投手不足により育つ環境にないので、指名は行わないべきである。)

 

 

最後に、ドラゴンズ育成指名についても簡単に予想してみる。

 

◾️育成1位

 赤塚 健利(投手・中京学院大

  松山2世となり得る地元の最速153キロ右腕。

 

◾️育成2位

 伊藤 琉偉(内野手新潟アルビレックスBC

  未知の若手。本指名は怖いが、育成なら。

 

◾️育成3位

 田中 大聖(二刀流・太成学院大)

  二刀流。投手としても野手としても面白い。

 

◾️育成4位

 山田 空暉(投手・愛媛マンダリンパイレーツ

  昨年は5位指名の予想も指名漏れ。順調に成長。

 

◾️育成5位

 シンクレア・ジョセフ・孝ノ助(投手・徳島インディゴソックス

  長身左腕の中継ぎ候補。

 

本指名も合わせると、投手6名・捕手1名・内野手3名・二刀流1名の指名予想となった。

ドラゴンズ補強ポイントの1つに、壊滅的な2軍投手陣を立て直すために、実戦派投手を数多く指名することが挙げられる。思い切って投手の大量指名を実行して欲しい。

 

◾️最終予想

ドラフト1位:度会 隆輝(内野手ENEOS

ドラフト2位:草加 勝(投手・亜細亜大)

ドラフト3位:高太一(投手・大商大)

ドラフト4位:松本 凌人(投手・名城大)

ドラフト5位:武田 登生(内野手日本新薬

ドラフト6位:有馬 諒(捕手・関西大)

育成ドラフト1位:赤塚 健利(投手・中京学院大

育成ドラフト2位:伊藤 琉偉(内野手新潟アルビレックスBC

育成ドラフト3位:田中 大聖(投手・太成学院大)

育成ドラフト4位:山田 空暉(投手・愛媛マンダリンパイレーツ

育成ドラフト5位:シンクレア・ジョセフ・孝ノ助(投手・徳島インディゴソックス

 

(改)2023年ドラフト4〜6位予想

 

前回の1〜3位指名予想に引き続き、今回は4〜6位指名を予想したい。なお、1〜3位指名予想は以下の通り。

 

ドラフト1位:武内 夏暉(国学院大)

ドラフト2位:草加 勝(亜細亜大)

ドラフト3位:武田 陸玖(山形中央高)

 

ドラゴンズの4〜6位指名は、恐らく即戦力ショート・捕手・投手、この3ポジションをいずれかの順位で指名することになるだろう。

この中で、一番優先度が高いのが即戦力ショートになるのだが、今年の候補に魅力ある選手が少ない

 

とすれば、即戦力ショート及び優先度が最も低く数合わせの要素が強い捕手。この2つのポジションは、5・6位指名とするべきだ。

従って、4位指名は投手を予想する。

 

以下、3位指名候補として挙げた投手。

◾️高卒投手

東松(享栄)

◾️大社投手

高(大商大)・村田(明治大)・石原(明治大)・松本(名城大)

 

この他にも、蒔田(明治大)・大山(東日本国際大)にも魅力が詰まっているし、松本(トヨタが残っている可能性もある。

やはり即戦力投手は大豊作の年である。

 

◾️ドラフト4位

 松本 凌人(名城大)

 

地元・名城大の松本を、全盛期田島の後継サイドハンド右腕として、指名することを予想する。中継ぎ即戦力の投手とみている。

 

 

続いてドラフト5位。

即戦力ショートの指名となるだろうが、正直、突き抜けた候補選手がおらず、昨年指名した村松・福永を超えるとは思えない‥

 

ちなみに候補は、辻本(仙台大)・武田(日本新薬)・津田(三菱重工East)・伊藤(新潟アルビレックスBC)・石上(東洋大)あたりであろう。

 

◾️ドラフト5位

 武田 登生(日本新薬

 

ここは無難に、最も守備力の高そうな武田を指名予想としたい。もし武田が5位に残っていなければ、同じく守備力に定評のある泉口(NTT西日本を指名することで良いと思う。

 

 

最後に6位指名。

捕手については、2年連続で高卒捕手(味谷・山浅)を指名しているため、大社卒の捕手が望ましい。

 

進藤(上武大)は上位での指名が予想されるため、萩原(流通経済大)・有馬(関西大)・久保田(パナソニック)・城野(西濃運輸)あたりが候補か。

 

指名する理由が捕手の"人数の少なさ"であることを考えると、コンバートされるような打力重視の選手ではなく、捕手としての守備力を重視するはずだ

 

◾️ドラフト6位

 有馬 諒(関西大)

 

高校時代から守備力に定評のある有馬の指名を予想する。

 

さて、時間があれば育成指名予想もしてみたいが、ドラフト会議はいよいよ明後日に迫っている。

本指名は以下の予想としたい。

 

ドラフト1位:武内 夏暉(国学院大)

ドラフト2位:草加 勝(亜細亜大)

ドラフト3位:武田 陸玖(山形中央高)

ドラフト4位:松本 凌人(名城大)

ドラフト5位:武田 登生(日本新薬

ドラフト6位:有馬 諒(関西大)

 

(改)2023年ドラフト1〜3位指名

 

ドラフト1週間前となり、ドラゴンズの指名予想が各メディアで報道され、今年の指名方針が判明してきた。

 

これまでの筆者の指名予想は以下の通り。

ドラフト1位:度会 隆輝(ENEOS

ドラフト2位:草加 勝(亜細亜大)

 

しかしどうやら、1位指名は即戦力投手の可能性が高く、度会はハズレ1位の指名候補のようだ。

従って、改訂版の指名予想は以下の通り。

 

ドラフト1位:武内 夏暉(国学院大)

ドラフト2位:草加 勝(亜細亜大)

 

筆者は大学No.1投手は武内と考えており、1位指名に違和感は無い。この場合のポイントは、ドラフト2位指名にある。

2位指名の段階で、もし度会が残っていたら迷いなく指名するべきだ。度会が残っていなければ、横山(上田西)など高卒野手指名には向かわず、草加・下村・古謝などの即戦力投手を指名するべき

 

つまり、ドラゴンズの現状を考えた場合、1位武内・2位横山にするくらいであれば、1位度会・2位草加の方が良い、ということである。度会指名を諦めるということは、1位・2位ともに即戦力投手とすること以外あり得ない

 

 

続いて、ドラフト3位指名を予想するが、ここが一番難しい。1位・2位が投手なので、バランスとしては野手となるが、補強ポイントである打撃系の即戦力野手は残っていない。

 

となれば、石川昂弥に次ぐ高卒の長距離砲候補が候補となる。真鍋(広陵)・明瀬(鹿児島城西は残っていないだろうが、森田(履正社)・佐倉(九州国際大付)・沖田(沖縄尚学は指名可能かもしれない。

また、タイプが岡林と重なるため可能性は薄いが、武田(山形中央を"イチロークラス"と評価しているのであれば、指名するべきだ。

 

また、3位指名が投手の可能性も十分に考えられる。高卒投手であれば、地元の東松(享栄)。コントロールに不安はあるが、3位であれば納得できる。

大社卒であれば、高(大商大)・村田(明治大)・石原(明治大)・松本(名城大)などの実力者を指名できる可能性もある。

 

いずれも捨て難いが、仮に1位・2位で武内・草加を指名できるのであれば、3位は野手指名でロマンを見せてほしい

 

ドラフト3位:武田 陸玖(山形中央

 

小柄である。二刀流であり、ポジション的にも使いづらい。岡林と重なり、補強ポイントではない。タイプ的には、どの球団も指名しづらい選手であろう。

だが恐らく、どの球団に入っても、確実に頭角を表してくるであろう天才である。

 

長距離砲ではないが、高卒野手の中で最もロマンがある武田を、ドラフト3位指名と予想したい。

 

ドラフト1位:武内 夏暉(国学院大)

ドラフト2位:草加 勝(亜細亜大)

ドラフト3位:武田 陸玖(山形中央

 

2023年ドラフト2位予想

 

前回のドラフト1位予想に続き、今回はドラゴンズのドラフト2位予想を行う。

 

ドラフト1位は、補強ポイントである即戦力野手として評価の高い度会(ENEOS)・上田(明治大)の2選手に関し、どちらも2位指名まで残っている可能性は低いと考え、度会(ENEOSの1位指名を予想した。

 

そうなれば、必然的にドラフト2位指名は投手となるだろう。

1軍投手陣の質は高いドラゴンズだが、2軍投手陣は壊滅的な状態であるため、高卒を獲得してもゆとりを持って育成する環境にない。

従って、必ずしも即戦力である必要はないが、投げながら育てることのできる大社卒の投手を指名したい。

 

大社卒投手の有力候補といえば、東都6人衆(武内・常廣・西館勇陽・細野・下村・草加)。それに加えて、古謝(桐蔭横浜大)・上田(大商大)・岩井(名城大)。

この9投手のうち、少なくとも1名はドラゴンズ2位指名が可能だと予想する。

 

◾️ドラフト2位

  草加 勝(亜細亜大)

 

誰が2位に残っているかの予想は難しいが、カープが指名を公言した常廣に加え、武内・西館勇陽・細野は確実に1位指名されそうだ。

残る5投手の中で、上田・岩井はプロでは中継ぎ向きに見えるため、どちらかと言えば将来のエース候補を獲得したいドラゴンズの希望的観測を含め、筆者は亜細亜大学草加投手を予想する。

もちろん、残る古謝・下村のどちらかを指名しても、何ら違和感はないのだが。

 

ドラフト1位:度会 隆輝(ENEOS

ドラフト2位:草加 勝(亜細亜大)

 

次回は、ドラフト3位指名の予想を行いたい。

 

投手継投の変化

監督交代の心配は杞憂に終わり、来年も立浪監督体制で臨むことが決定した中日ドラゴンズ

 

何かを変えなければ、来年も低迷が続く可能性が高い中、9月頃から明らかに変化が見られるものがある。

それは、投手継投である。

 

これまでは、どちらかと言うと投手を信用する継投が多かった。先発には、勝ち投手の権利が付くまで続投させる(例えば、同点の6回表に先発投手が一死満塁のピンチを作っても、交代すれば先発に勝ち投手の権利が付く可能性がなくなるため、基本は先発投手の続投)。中継ぎには、途中でピンチを迎えたとしても、基本的には1回を1人に任せる

 

この起用法は、悪く言えば投手に優しすぎる采配であり、チームの勝利よりも個人の勝ち星やコンディションを優先させているように映った。

 

それが、9月頃を境に、所謂『マシンガン継投』に変化した。先発を無理に引っ張りはせず、中継ぎを積極的に投入。時には中継ぎを1イニングに4人や5人を注ぎ込むなど、極端すぎる程の変わり方だ。

 

こちらも悪く言えば、中継ぎの酷使であり、勝ち投手の権利目前に交代となる先発投手にとっては、不満が溜まるかもしれない。

 

しかし、今のドラゴンズにとって必要な采配は、明らかに後者であると筆者は思う。

チームの勝利を最優先に考え、勝ちに向けた執念を采配を通じてチームに伝えていくこと。また、ドラゴンズが上位に進出するためには、ストロングポイントである投手陣を最大限に活用し、相手に1点も許さない盤石な投手陣の整備と、それを活かす積極的な采配が必要である。

 

消化試合となったこの時期に『マシンガン継投』をすることに批判があるのも分かる。1イニングに5人は明らかにやりすぎである。

ただ、齋藤綱記フェリス・松山などの新戦力の台頭により、ようやく『マシンガン継投』ができる土台が整ってきた今、立浪監督は来年に向けて、継投のイメージを膨らませているように映る。

 

ここからは憶測に過ぎないが、9月頃を境に、恐らく投手采配の主導権が、落合コーチから立浪監督に移ったのだろう。ここ最近、落合コーチに代わり大塚コーチがベンチ入りしている事実とも無関係ではないはずだ。

 

崖っぷちに立たされた立浪監督が、自身のパートナーとして選んだ落合コーチに見切りをつけ、チームの勝利優先の投手起用に変えようとしている。

吉とでるか凶とでるかは分からないが、筆者はこの変化をポジティブに捉えている。来年は、今年以上に中継ぎの陣容を整備し、シーズン序盤から勝ちにこだわる『マシンガン継投』を見せてもらいたい。

 

◾️来シーズン期待のマシンガン継投メンバー

◎ 勝野・藤嶋・フェリス・齋藤綱記・松山・Rマルティネス

◯ 清水・福・祖父江・岩嵜・アルバレス・福島・森・橋本・砂田