中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

石垣 雅海(期待Ranking 9位)

 

2021年を迎えたところで、気持ちを新たに今シーズンのドラゴンズを占っていくこの企画『2021年シーズン 期待Ranking』

昨シーズンから大きく飛躍が予想される選手を、筆者の独断でランキング形式(1~10位)にてお伝えしよう。発表順番はランダムだ。

 

今日は、期待Ranking 9位の発表を行う。

 

 

■ 期待Ranking 9位

    石垣 雅海 選手

 

昨シーズンの実績:打率.121、安打4、本塁打1、打点1(25試合34打席)

今シーズンの予想:打率.270、本塁打3、打点15(50試合120打席)

 

昨シーズン、ドラゴンズファンの間で「最も議論を呼んだ選手」といえば石垣選手で間違いないだろう。それもそのはず、ウエスタンリーグ打率.372・本塁打5という圧倒的な成績を残しながら、1軍では途中出場中心にわずか34打席、試合に出られずベンチを温めている期間も長かった。

 

それでも、わずかな出場機会の中でプロ初本塁打を記録、サードで好守を披露するなど非凡な才能を見せてくれた石垣選手。今シーズンプロ5年目を迎える若武者は、年々確実な成長を感じさせてくれる。

 

今シーズンも引き続き「最も議論を呼ぶ選手」となるだろう。原因はチーム事情にもある。

本職のサードでは、上に高橋周平選手・下に石川昂弥選手チーム期待のドラ1コンビに行く手を阻まれ、出場機会を探り様々なポジションを経験するも、内野では同じ万能型「守備職人」堂上選手・外野では同じ「長距離砲」福田選手という「低そうで高い壁」が立ちはだかっている

 

どのように出場機会を得ていくのか。守備も打撃もどちらも魅力がある選手だけに、首脳陣の悩みも尽きないだろう。もちろん「圧倒的な打撃力」を身につければ出場機会は自然と増えるのだろうが、一足飛びに高まるものではない。

 

石垣選手にとってキーポイントとなりそうなのは、「怪我等によるレギュラー選手の離脱」である。チームにとっては嫌なニュースだが、シーズン中に主力が誰も離脱しないことなど有り得ない。

現状の控え選手は、堂上選手にしても溝脇選手井領選手遠藤選手にしても「控え」としては機能しているが「スタメン」となると「火力」と「伸びしろ」が物足りない

例えば、レギュラーの高橋選手阿部選手が1か月間離脱となったとすれば、首脳陣は「高い火力」を備えている石垣選手の「成長」を期待して「スタメン」起用する選択肢を考えざるを得ないだろう。

 

石垣選手としては、内外野どのポジションのレギュラーが離脱したとしても、特徴であるユーティリティーな守備能力でスタメン争いに食い込み、少しずつ首脳陣の信頼を高めていきたい今シーズンだ。

 

予想する成績は、シーズンの7割(100試合前後)は1軍帯同、スタメン出場30試合・途中出場40試合(出場パターンは昨シーズンの井領選手のようなイメージ)で、打率.270、本塁打3、打点15。

来シーズンはレギュラー奪取に挑戦できるような、そんな礎を築く成績を残してもらいたい。

 

「期待の若手」から「頼れる控えのユーティリティープレイヤー」へ。

プロ5年目の真価が問われるシーズンとなりそうだ。

 

 

ところで、他球団は石垣選手のことをどう見ているのだろうか。もしかすると「長打力に特徴のある外野手」だと思われているかもしれない。今シーズンの活躍を通して正確な情報をインプットしてあげよう。

石垣選手は、「高い守備力と長打力が魅力の内野手であり「外野も守れるユーティリティープレイヤー」である。

つまりは、自主トレを共にしたライオンズの外崎選手と似た特徴の選手ってことだ。

 

 

■ 期待Ranking

10位:三ッ間 卓也 投手

9位:石垣 雅海 選手(new‼

8位:岡田 俊哉 投手

7位:ビシエド 選手

6位:小笠原 慎之介 投手

5位:

4位:ジャリエル・ロドリゲス 投手

3位:高橋 周平 選手

2位:渡辺 勝 選手

1位:

 

渡辺 勝(期待Ranking 2位)

 

2021年を迎えたところで、気持ちを新たに今シーズンのドラゴンズを占っていくこの企画『2021年シーズン 期待Ranking』

昨シーズンから大きく飛躍が予想される選手を、筆者の独断でランキング形式(1~10位)にてお伝えしよう。発表順番はランダムだ。

 

今日は、期待Ranking 2位の発表を行う。

 

 

■ 期待Ranking 2位

    渡辺 勝 選手

 

昨シーズンの実績:打率.200、本塁打0、打点0、盗塁0(19試合16打席)

今シーズンの予想:打率.300、本塁打2、打点20、盗塁5(80試合200打席)

 

少し大胆かもしれないが、今年は渡辺勝選手が大きく羽ばたくシーズンになると予想している。昨シーズンまで1軍通算わずか7安打と、期待するほどの実績は皆無の選手だが、突如頭角を現す選手というのは少なからず居るものだ。

 

昨年のセ・リーグでも、育成契約出身・通算0安打の2人がいきなり躍動した。

松原聖弥ジャイアンツ):打率.263、本塁打3、打点19、盗塁12(86試合313打席)

大盛穂カープ):打率.259、本塁打2、打点16、盗塁5(73試合148打席)

 

両選手とも、渡辺選手と同じく「俊足好打」タイプ・左打ちの外野手だ。

松原選手はパーラ選手や亀井選手・陽選手等の実績ある選手が、不調と故障でモタモタしているうちにレギュラーを奪取。大盛選手も西川選手やピレラ選手・野間選手が本領を発揮できないうちにスタメン出場を増やした。

 

今シーズン、ドラゴンズの外野陣も盤石とは言い難い。仮にガーバー選手NPBに順応できず、平田・福田両選手の調子が上がらない状態であれば、隙をついて新戦力がレギュラーに定着しても全くおかしくない。

 

新戦力の候補は多くいる。1軍定着を果たした井領・武田・遠藤、若手からは石垣・根尾、ルーキーの三好そんな中でも、両翼のレギュラー奪取に必須ともいえる「高い打力」を持ち合わせている選手を1人選ぶのであれば、筆者は渡辺選手を推す。

 

昨シーズン、渡辺選手は初の開幕1軍でスタートを手にした。しかし、開幕後の打撃成績は7打数無安打6三振という無残な結果に終わり、あっという間に2軍降格となった。

だが、この降格を機に渡辺選手の打撃が一変する。

降格後は、渡辺選手の代名詞ともいえる"一本足打法"を封印。やや足を高く上げるものの通常と呼べる打撃スタイルに変更し、安打を量産。最終的にはウエスタンリーグ打率.392・出塁率.470という驚異的な記録を残した。

 

その勢いでシーズン終盤には1軍に再昇格し、9打席で3安打を放ち覚醒をアピール。直後に怪我で離脱したのが残念であったが、1軍で爪痕を残すことに成功した。

 

そして迎える勝負の今シーズン。

今年28歳であり「期待の若手」ではないことを考えると、まずは2軍スタートとなったキャンプからの猛アピールが必要だ。オープン戦でも結果を残し、開幕1軍を掴み取ることも最低条件だ。

シーズン序盤は代打・代走として少ない出場機会で結果を残し続ける必要がある。スタメン出場のチャンスなどそう簡単には巡ってこないだろう。飛躍へのハードルは高い。

 

しかし、昨シーズン垣間見えた安打製造機のような高いバットコントロールチーム随一と評される選球眼・シーズン2桁盗塁も可能な俊足。有り余る程の魅力が渡辺選手には備わっている。昨年ドラゴンズが苦労した2番打者にピッタリな特性を持つ点も魅力だ。

 

 

昨シーズンの日本シリーズで、ホークス中村晃選手「ヘッドが遠回りする」スイングを見て、筆者は渡辺選手のスイングを連想した。目指すべき打撃スタイルは中村選手なのかもしれない。

 

名門・東海大相模高校から東海大学へ進学。甲子園でも大学リーグでも打ちまくっている「稀代のヒットメーカー」である渡辺選手が、プロ野球でその能力を発揮することができるのか。 今シーズンは渡辺勝から目が離せそうにない。

 

 

■ 期待Ranking

10位:三ッ間 卓也 投手

9位:

8位:岡田 俊哉 投手

7位:ビシエド 選手

6位:小笠原 慎之介 投手

5位:

4位:ジャリエル・ロドリゲス 投手

3位:高橋 周平 選手

2位:渡辺 勝 選手(new‼

1位:

 

ビシエド(期待Ranking 7位)

 

2021年を迎えたところで、気持ちを新たに今シーズンのドラゴンズを占っていくこの企画『2021年シーズン 期待Ranking』

昨シーズンから大きく飛躍が予想される選手を、筆者の独断でランキング形式(1~10位)にてお伝えしよう。発表順番はランダムだ。

 

今日は、期待Ranking 7位の発表を行う。

 

 

■ 期待Ranking 7位

    ビシエド 選手

 

昨シーズンの実績:打率.267、本塁打17、打点82(109試合462打席)

今シーズンの予想:打率.310、本塁打20、打点90(130試合560打席)

 

規定打席到達後、自己ワーストとなる打率.267・本塁打17という成績に終わった昨シーズンのビシエド選手。チーム内の相対的な成績では「悪かった」とまでは言えないが、自身キャリアハイの 打率.348・本塁打26(2018年シーズン)から比べれば、「低調」なシーズンであったことは間違いはない。

 

開幕当初は、昨季NPB最速となる本塁打を記録するなど好調であったが、シーズン中盤以降は死球を受けた影響もあったのか、相手に恐怖を与える4番打者の存在感は発揮できなかった。シーズン終わりには左肩を脱臼し離脱。GG賞を初受賞したものの、3年連続のベストナイン選出は逃す結果に終わってしまった。

 

今シーズン、ドラゴンズが優勝するためには、「投の大野雄大・打のビシエドの活躍は必須である。野投が仮に2年連続沢村賞を受賞したとしても、ビシエド選手が昨シーズンのような成績に終われば優勝は不可能であろう。

 

求められるのは、キャリアハイの2018年シーズン(打率.348・本塁打26・打点99)とまではいかなくとも、2019年シーズン(打率.315・本塁打18・打点93)に匹敵する数字である。ビシエド選手の能力と実績からすると、普通にプレーすれば達成可能な成績だと思われる。

 

 

昨シーズン、平田選手・福田選手・阿部選手・アルモンテ選手と怪我や不調で本領を発揮できなかった選手が多かった。その陰に隠れて、ビシエド選手の低調さがあまり目立たなかったため、この「伸びしろ」は他球団にも見えていないであろう。

 

昨シーズン、ほぼすべての数字で自己ワーストを叩き出したエル・タンケの逆襲は、そのまま今シーズンのドラゴンズの躍進に直結するであろう。

 

 

 

■ 期待Ranking

10位:三ッ間 卓也 投手

9位:

8位:岡田 俊哉 投手

7位:ビシエド 選手(new‼

6位:小笠原 慎之介 投手

5位:

4位:ジャリエル・ロドリゲス 投手

3位:高橋 周平 選手

2位:

1位:

 

発表!春季キャンプ1軍メンバー

 

予想よりも早く、ドラゴンズの春季キャンプ1軍メンバーが発表された。気が引き締まる思いだ。

 

今回は、事前に筆者が予想したメンバーと答え合わせをしながら、首脳陣の狙いを探っていきたいと思う。

 

早速、野手陣から考えていこう。

 

 

■捕手(青字:予想が外れた選手)

【予想】5名 木下・加藤・郡司・桂・アリエル

【正解】4名 木下・加藤・郡司・桂

 

コロナ禍で来日が見通せない外国人5選手(アリエル・ライデル・ジャリエル・ガーバー・ロサリオ)は今回の発表から除かれていた。それを除くと捕手陣は予想通りの4名が選出された。木下捕手を中心に、残りのベンチ入り2枠を争う構図に大きな論点はないだろう。

 

 

内野手青字:予想が外れた選手)

【予想】8名 堂上・石垣・阿部・溝脇・京田・根尾・高橋・石川

【正解】7名 石垣・阿部・溝脇・京田・根尾・高橋・三ツ俣

 

内野手では、予想に反し堂上選手と石川選手が2軍スタート、三ツ俣選手が1軍スタートとなった。石川選手は昨年終盤に体調不良だった事を予想に考慮していなかった。妥当な2軍スタートであろう。堂上選手は自己調整が認められているためだと考えられる。

石垣・根尾両選手の抜擢は非常に楽しみだ。特に、昨シーズンはスタートダッシュに失敗した石垣選手が初のキャンプ1軍スタート。首脳陣の期待の高さが伺える。

また、筆者の密かな楽しみは「守備力」が自慢のルーキー・土田選手に対し、2軍で施されるであろうドラゴンズが誇る「守備職人」堂上選手のショート守備レッスンだ。生きる手本を間近で見る事で、一流との距離感をいち早く感じとってもらいたい。

 

 

■外野手(青字:予想が外れた選手)

【予想】7名 平田・福留・武田・三好・井領・ガーバー・滝野

【正解】7名 平田、武田、三好、井領、滝野、伊藤、岡林

 

外野手では、雰囲気に馴染む為の1軍スタートを予想した福留選手が、自主調整組として2軍スタートとなった。一方で、3人のうち1人が1軍スタートを掴むと予想していた滝野・伊藤・岡林の3選手が揃って1軍スタートの切符を手にした。

ここでポイントとなるのが、オフシーズンに首脳陣が口にしていた「盗塁を増やしていきたい」というコメントだろう。ルーキー三好選手を含めた4選手はいずれも走力が高い選手なだけに、実戦で足をアピールすることが開幕1軍への近道かもしれない。

 

そして、野手陣の最注目選手であった平田選手が、必然ともいえる1軍スタート。昨年はシーズン前の調整に失敗しているだけに、同じ過ちを繰り返さないと同時に、怪我をしないコンディショニングに努めてもらいたい。

 

 

続いて、投手陣を見ていこう。

 

■先発投手(青字:予想が外れた選手)

【予想】8名 小笠原・勝野・清水・橋本・岡野・大野・福谷・柳

【正解】10名 小笠原・勝野・清水・橋本・岡野・大野・福谷・柳・松葉笠原

 

投手陣の最注目選手であった梅津投手は、予想通りの2軍スタートとなった。現時点の首脳陣の考えとしては、開幕に合わせるよりもシーズン中盤以降の活躍を期待しているのかもしれない。ファンとして梅津投手が開幕ローテーションにいない可能性が高いのは少し残念だ。

一方で、松葉・笠原の両左腕が1軍スタート。昨年は1軍に合流することができなかった笠原投手のピッチングには大きく注目していきたい。

また、昨年終盤に先発テストをしていた橋本投手と逆に中継ぎテストをしていた岡野投手の2人が、共に2年目を迎える今シーズン、どのような起用をされるのかも注目ポイントだ。

 

 

■中継ぎ投手(青字:予想が外れた選手)

【予想】8名 山本・三ツ間・木下・藤嶋・又吉・岡田・マルク

【正解】8名 山本・木下・藤嶋・又吉・岡田・鈴木濱田

 

中継ぎ投手では、3名の予想が外れた。三ツ間投手は昨年終盤故障していた記憶があるが、それが理由だと思われる。

ルーキーの森投手だが、昨年岡野・橋本の新人2投手が1軍スタートを切ったが、強制的にかなりスローペースでの調整を行っていたと記憶している。新人に無理をさせない方針が貫かれている為、むしろ2軍スタートの方が良いかもしれない。

一方、予想に反し1軍スタートとなったのは福投手。昨年の疲れもあるだろうが、本人が1軍スタートを希望したのだろうか。

また、鈴木投手と濱田投手にとっては、嬉しい1軍スタートとなった。開幕前には、祖父江・谷元のベテラン2投手の1軍合流が想定されるだけに、実戦での結果と内容が求められる。

 

 

以上、全体の人数としては【予想】36名に対し【正解】36名と、ここは一致。

来日が見通せない外国人5選手(アリエル・ライデル・ジャリエル・ガーバー・ロサリオ)の枠に、一部実績の乏しい選手がチャンスをもらったのだろう。

未来の大スターは、運で巡ってきたチャンスを逃さず掴んでいくもの。中でも、プロ2年目にして1軍スタートとなった岡林選手にその気配を感じずにはいられない。

いよいよあと2週間、キャンプのスタートが楽しみだ。

 

春季キャンプ1軍メンバー予想(投手編)

 

今回は、前回に引き続き来月から始まるドラゴンズの春季キャンプについて、北谷組(1軍)と読谷組(2軍)のメンバー分けを予想していきたいと思う。

 

 

今回は投手編だが、野手編で記載した前提事項は以下の通り。

・1軍2軍の選手入替が極端に少ないドラゴンズにおいて、キャンプのメンバー分けは非常に重要

・自主調整が認められている主力選手以外は、キャンプを1軍でスタートできなければ、開幕1軍は相当厳しい(特に投手陣)

・前年終盤に怪我をしていた選手は基本2軍スタート

・高卒新人は2軍スタート

 

 

それでは早速、投手陣の予想を行ってみよう。

 

■ 人数・構成

一昨シーズンは19、昨シーズンは20の投手がキャンプを1軍でスタートしている。構成としては、特に先発陣についてキャンプ序盤から実践登板を行う「若手精鋭部隊」と開幕にコンディションを合わせる「中堅実績部隊」とに大別される。

 

 

■ 若手精鋭部隊・先発(5名):小笠原・勝野・清水・橋本・岡野

若手精鋭部隊の中でも、「紅白戦の先発」や「対外試合の開幕投手」など、キャンプからオープン戦期間の一丁目一番地を任される投手がいる。昨年は山本投手がその大役を務めていたが、今シーズンは誰になるのだろうか。

まず名前があがりそうなのが、昨シーズン後半に先発ローテーションの一角として4勝をあげた3年目の野投。初の開幕ローテーション入りに向けて、フルスロットルで調整を進めてくるのではないだろうか。

また、候補の中では最も若い清水投手にも注目だ。こちらはキャンプから相当なアピールをしない限り開幕ローテーション入りは難しい立ち位置にいる。悠長なスタートを切っている立場ではないだろう。

しかし、最も先陣を切って仕上げなければならないのは、昨シーズンわずか1勝に終わり「崖っぷち」となった小笠原投手だ。今シーズンに懸ける意気込みに期待をしたい。

 

その他には、昨年終盤から先発のテストをしている佐藤・橋本の両投手、2年目の野投、復活を期する笠原投手が候補となる。ここでは、まだ経験の浅い橋本投手と岡野投手が首脳陣の目が届きやすい1軍スタートになると予想する。

ちなみに、名前の無い山本投手だが、今年は中継ぎとして活躍してもらいたいという筆者の願望もあり、先発組から外している。本人は二桁勝利を目標にしており先発願望が強そうだが、果たしてどのような起用になるのだろうか。

 

 

■ 中堅実績部隊・先発(3名):大野・福谷・柳

中堅実績部隊は、先発ローテーション入りが確実視されるこの3名。開幕に合わせて調子を整えてもらえれば十分だ。

 

 

<参考>

■ 2軍読谷組・主な先発陣(4名):松葉・梅津・笠原・佐藤

先発陣の中で最もキャンプの振り分けが注目されるのが梅津投手だ。昨シーズンは中盤以降を肘の違和感で棒に振っており、コンディションが心配される。

本人のコメントから察するに大きな怪我ではなさそうなので、キャンプから登板できる状態ではあるのだろう。あとは首脳陣が梅津投手をどう計算するのかである。

ポテンシャルはチーム随一でありながら「ガラスのエース」と呼べるほどに脆い投手。シーズン通して登板間隔を空けて投げさせるのか、それとも怪我の少ないフォーム作りをしてからシーズン中盤以降の活躍を期待するのか。

キャンプの振り分けで梅津投手の起用方針が垣間見えそうだ。

 

その他には、良い意味で2軍でもしっかりと調整できそうな松葉投手を2軍スタートとしている。

2軍投手陣は昨年から選手が大量に入れ替わっており、ルーキー5名を含むかなりフレッシュな顔ぶれとなっている。そのため、キャンプ・オープン戦は1軍よりも2軍にいる方が実戦の登板機会は多くなるはず。

ここでは笠原投手佐藤投手などを2軍スタートとしているが、アピールの機会を活かし、昨シーズンの福谷投手のように2軍からローテーションを掴み取ってもらいたい。

 

 

■ 中継ぎ(8名):山本・三ツ間・木下・藤嶋・又吉・岡田・森・マルク

中継ぎ陣では、祖父江・福の両投手が昨シーズンの疲労を考慮され2軍スタートが濃厚か。また、実績十分の谷元投手も2軍スタートの可能性が高いだろう。

そうなると、必然的に1軍には若手投手が多くなる。ルーキーの森投手をはじめ、藤嶋投手木下投手などのアピール合戦が楽しみだ。

また、中堅投手では昨シーズンの雪辱に燃える岡田投手に注目。例年よりもコンディションを上げてキャンプに臨むのではないだろうか。

その他では、鈴木博志投手濱田投手の1軍スタートも考えられなくはないが、個人的には2軍でしっかりとした成果を残すほうが優先であると考えている。

 

 

■ 外国人投手(3名):ジャリエル・Rマルティネス・ロサリオ

 

外国人投手は入国制限がどうなるか分からないが、例年で考えれば支配下の3名が1軍スタートだろう。キューバ人投手の成長と、新戦力ロサリオ投手の投球が楽しみだ。

 

 

以上、合計19名が1軍スタートと予想する。

 

 

最後に、現時点での上記予想に基づく開幕ローテーション(6枠)争いの構図を整理してみよう。

 

■開幕ローテ確定

 大野・福谷・柳・ジャリエル

 

1軍スタート(結果を残せば開幕ローテ有力)

 小笠原・勝野・清水・橋本・岡野

 

2軍スタート(1軍メンバー次第で開幕ローテ可能性有)

 松葉・梅津・笠原・佐藤

 

 

現時点では、大野・福谷・柳・ジャリエル・小笠原・勝野となるだろうか。

投手陣のサバイバルレースからも目が離せそうにない。

 

春季キャンプ1軍メンバー予想(野手編)

 

早いもので、来月からはプロ野球の春季キャンプが始まる。例年通り、ドラゴンズは北谷組(1軍)と読谷組(2軍)に分かれてキャンプを行う。

 

そこで、来週には発表されるであろうドラゴンズ「春季キャンプ1軍メンバー」を、筆者なりに予想していきたいと思う。

発表中の『期待 Ranking』は、小休憩。

 

与田ドラゴンズの選手たちにとっては、この春季キャンプメンバー分けは非常に重要な意味を持つ。

なぜなら、シーズン中のみならずキャンプ中においても、1軍2軍の選手入替が極端に少ないというのが与田体制の特徴だ。コロナ禍対策であろうか、昨シーズンは特に少なかったように感じる。

 

そうなると、自主調整が認められ敢えて2軍スタートをしている主力選手以外は、春季キャンプで1軍スタートができなければ、開幕1軍を勝ち取る事は相当厳しいハードルになってくる過去2年間を見ていると、特に投手陣についてその傾向が顕著であると考えている。

 

また、これは他球団も同様であろうが、前年終盤に怪我をしていた選手は、無理をさせないために大半が2軍スタートになっている。

さらに、高卒新人は必ず2軍スタート。こちらは与田監督1年目の自主トレで、張り切り過ぎた根尾選手が怪我をしたことに起因しているのだろう。

 

そんな前提条件を踏まえながら、今回は野手陣の1軍メンバーを予想していこう。

 

 

■ 人数・構成

一昨シーズンは20名、昨シーズンは18名の野手がキャンプを1軍でスタートしている。シートノックや守備連携練習を考慮すると、1ポジション2名が基本で、捕手は多めといった構成であろう。

 

■ 捕手(5名):木下・加藤・郡司・桂・アリエル

ポジション別に考えていく。まずは捕手だが、昨年終盤に肩を痛めていた石橋捕手は2軍スタートが濃厚だろう。キューバリーグでプレーしているアリエル捕手の合流が遅れることを考えると、日本人では桂捕手までの4名が1軍スタートだと予想する。

 

内野手(8名):堂上・石垣・阿部・溝脇・京田・根尾・高橋・石川

内野手では、昨年終盤に脱臼のあったビシエド・福田の両選手は2軍スタートが濃厚(ビシエド選手は外国人選手であるため1軍かもしれないが)である。

手薄になるファーストを守れる石垣選手は、恐らく初めてとなる1軍スタートの可能性が大だ。レギュラーメンバーに加えて、ショートは根尾・サードは石川の抜擢が考えられる。セカンドは昨シーズンの大半を1軍で過ごした溝脇選手が当確か。

他には、経験豊富な堂上選手が2軍スタートということも考えられるが、その場合はファーストを守れる石岡選手山下選手などの育成契約選手を抜擢するよりは、武田選手内外野柔軟に起用する形が優先されるのではなかろうか。

 

■ 外野手(7名):平田・福留・武田・三好・井領・ガーバー・滝野

外野手での注目は平田選手だ。近年大島選手と共に2軍スタートで自主調整を行ってきた平田選手。だが、昨年の実績からするとレギュラー奪取へのアピールが必要な立場となっている。今年は1軍スタートで外野陣を引っ張っていってほしい。

逆に、大島選手遠藤選手は2軍スタートだと予想する。昨年終盤に怪我のあった渡辺選手も2軍スタートか。

新加入組では、ルーキーの三好選手が1軍スタート濃厚だろう。阪神から加入の福留選手と新外国人ガーバー選手も、環境に馴染む意味で1軍スタートが濃厚だと思われる。

若手では、昨年1軍スタートだった伊藤選手・2年目を迎える岡林選手・昨年1軍を経験した滝野選手の競争が予想される。ここでは滝野選手を予想するが、首脳陣の期待値が伺える楽しみな人選となりそうだ。

 

 

以上で合計20。合流時期が不透明な外国人選手(アリエル・ガーバー)を除くと、18名となる。

ちなみに、昨年の開幕1軍野手は17名

単純計算で脱落者は3名。さらに2軍から大島選手が確実に入ってくる。

壮絶なサバイバルゲームのスタートはもう目の前だ。

 

次回は投手陣を考察していく。

 

三ッ間 卓也(期待Ranking 10位)

 

2021年を迎えたところで、気持ちを新たに今シーズンのドラゴンズを占っていくこの企画『2021年シーズン 期待Ranking』

昨シーズンから大きく飛躍が予想される選手を、筆者の独断でランキング形式(1~10位)にてお伝えしよう。発表順番はランダムだ。

 

今日は、期待Ranking 10位の発表を行う。

 

 

■ 期待Ranking 10位

    三ッ間 卓也 投手

 

昨シーズンの実績:0勝0敗0ホールド0セーブ、防御率20.77(4登板、投球回数4.1回)

今シーズンの予想:2勝2敗2ホールド0セーブ、防御率4.00(40登板、投球回数40.0回)

 

昨シーズン、『代打・三ッ間』による知名度上昇とは裏腹に、20.77の悲惨な防御率を残してわずか4試合の登板に終わってしまった三ッ間投手。

振り返ると、一昨シーズン後半から昨年の春季キャンプ前までは非常に状態が良かった三ッ間投手だが、春季キャンプ途中に怪我をしてしまい開幕がアウトに。その後回復し1軍昇格を果たすも、例の事件に巻き込まれ、その直後の試合に防御率が破壊されている(19失点大敗の広島戦など)。2軍に降格しても調子は上がらず、怪我も重なったと記憶している。

はっきり言って、全くツキのない1年だったのだろう。

 

本人も悔いが残るシーズンだったはずだ。昨年末の契約更改で、最優秀中継ぎ投手賞を獲りたい」と明言している姿が非常に印象深い。育成契約から這い上がってきた雑草魂を持つ選手だけに、宣言通りに今シーズン飛躍する可能性がありそうだ。

 

三ッ間投手はこれまで隔年で良い成績を残す傾向があり、過去4年間の防御率で見ると4.06 → 11.12 → 3.38 → 20.77 と激しく推移している。順番からすると今シーズンは活躍が見込めるシーズンとも読み取れる

 

 

現状、中継ぎ投手陣の中では、木下投手マルク投手等と並び1.5軍あたりの立ち位置にいる三ッ間投手。その中では、最もコントロールが良く死球が多いのはいただけないが・・)、サイドハンドという明確な武器もある。あとはサイドハンド特有の落ちるボールの威力を高めていきたい。

 

今シーズン、まずはキャンプからアピールを続け開幕1軍を勝ち取ることが第一の目標。そして、負け試合の中継ぎ登板から地道に結果を残し、40試合程度の登板を積み重ねることができれば、チーム内での序列も徐々に高まってくるはずだ。

 

 

灯台下暗し。

昨シーズン、ロドリゲス投手が抜けたセットアッパーの穴を“意外にも”祖父江投手が埋めたように、新たな戦力は足元に既に存在しているもの。

『代打・三ッ間』ではなく『セットアッパー・三ッ間』としての知名度向上を。いつか笑い話にできるような、そんなこれからの活躍を期待したい。

 

 

■ 期待Ranking

10位:三ッ間 卓也 投手new‼

9位:

8位:岡田 俊哉 投手

7位:

6位:小笠原 慎之介 投手

5位:

4位:ジャリエル・ロドリゲス 投手

3位:高橋 周平 選手

2位:

1位: