中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

1人はみんなのために、みんなは1人のために

2020/7/5 対読売ジャイアンツ


東京ドームでの対ジャイアンツ第3戦。

結果は6-4でドラゴンズの勝利。

 

 

A・マルティネス選手を思い切ってスタメン起用したドラゴンズ。

さらには、不調の阿部選手に代わり溝脇選手を1番スタメンに抜擢。

 

その起用がズバリ的中し、熱戦をものにした。

 

ビジターのジャイアンツ戦で何とか3連敗を回避し、今週を4勝2敗で勝ち越した。

 

 

さて、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表する。

 

 

■主演選手賞

    ビシエド 選手

 

3安打2本塁打4打点の大活躍。

どうしても追加点が欲しい場面で、本塁打を放つこと2回。

これぞ4番という素晴らしいバッティング。

 

守っても、8回裏に京田選手からのハーフバウンド送球を好捕

 

結果セーフにはなったものの、後ろに逸らしていれば同点の場面。

目立つプレーではないが、素晴らしいプレーだ。

 

 

■助演選手賞

    梅津 晃大 投手

 

先週は裏目に出た梅津投手の『熱さ』が、今週は良い形でチームに影響を与えた。

 

3回に足に打球を受けながらも、6回3失点の熱投。

点はとられたが同点にはされない。

結果、勝ち投手となるのだから恐れ入った。

 

そして、梅津投手の投げる試合では毎回バッティングに触れている気がするが、今日も2安打を放ち、点に絡む活躍。

 

何とか塁に出るんだという姿勢、ホームへの気迫のスライディングを見て、刺激を受けない野手はいないだろう。

 

 

■助演選手賞

    R・マルティネス 投手

 

2点差の8回に登板したR・マルティネス投手。

通常3アウトでチェンジのところ、味方に足を引っ張られ、5アウトをとることに。

 

そうなると1失点は仕方ない。

満塁の場面でインコースのストレートを投げ続け、大城選手を打ち取った場面は今日のハイライトだ。

 

 

 

さて、今日の試合が如何にチームにとって良い試合だったかは、試合後のコメントに凝縮されている。

 

先制2点タイムリーの溝脇選手

『投げることで大変なのに一生懸命走ってくれた梅津にも感謝したいです』

 

追加点となるツーランホームランのビシエド選手

『足に打球が当たりながらも必死に梅津は投げてるから打ちたかった』

 

勝ち投手の梅津投手

『A・マルティネスが必死に打っているので、簡単に凡退するわけにはいかなかった』

 

誰かの必死な姿が、他の誰かに伝わり、いつの間にかチーム全体に広がる。

 

梅津投手の『簡単にマウンドを降りるわけにはいかない』という強い気持ちが、

A・マルティネス選手の『チャンスを掴み取る』という強いバイタリティが、

チーム全体に伝わり、昨日とはまるで他のチームのように見えた。

 

1人はみんなのために、みんなは1人のために。

筆者は、こんな試合がずっと見たかった。

 

 

そして、A・マルティネス選手の守備に触れないわけにはいかない。

 

梅津投手決め球フォークボールショートバウンドを尽くストップ。

2軍での守備機会の少なさから、A・マルティネス選手の守備を過小評価していた。

 

打撃面が素晴らしいのは間違い無いだけに、あれだけの守備を披露してくれれば、捕手起用の幅が大きく広がる。

 

 

最後に、2勝1敗と勝ち越したジャイアンツだが、田口投手とデラロサ投手が負傷をしたようだ。

 

勝敗ではジャイアンツに旗が上がったが、ドラゴンズにとっては得るものの大きな、ジャイアンツにとっては失うものの大きな3連戦となった。

 

 

意味のある敗戦かどうか

2020/7/4 対読売ジャイアンツ


東京ドームでの対ジャイアンツ第2戦。

結果は3-7でドラゴンズの敗戦。

 

首位ジャイアンツ相手に連敗となったドラゴンズ。

今日の敗戦が意味のある敗戦かどうかは、明日の出場選手登録抹消のニュースで判明する。

 

まずは、吉見投手

 

首脳陣にとって、かつてエースとして名を馳せた吉見投手の起用法ほど、難しいものはない。

 

伸び代もなく貯金を期待できるわけでもないが、練習試合で結果を残し続ければ、公式戦で起用しないわけにもいかない。

 

昨シーズンと同様、開幕から3登板目でそのタイミングはやってきた。

 

来週からは、新たな先発投手が投げることとなりそうだ。

2軍で結果を残す野投が有力か。

 

 

次に、鈴木博志投手

 

起用できる場面が少なすぎる。

長い回を投げれるわけでもなければ、大事な場面で投げれるわけでもない。

 

先発が早めに崩れた試合のロングリリーフは、とても重要なポジションである。

 

流れを止め、流れを引き寄せ、投球次第では負けゲームを勝ちゲームに変えられる。

 

一昨年、藤嶋投手がこの役割を担っていたときのドラゴンズは強かった。

 

現状、三ツ間投手も鈴木投手もその役割を担うことができていない。

 

ここは、勢いのある若手投手の起用を考えたい。

藤嶋投手の準備が整っていれば、橋本投手の役割をこちらに変更しても良いかもしれない。

 

2軍からは鈴木翔太投手が面白そうだ。

 

鈴木博志投手は、2軍で先発としてゼロからやり直し、3年後の再登場を期待したい

このままだと未来が描けない。

 

 

さて、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表する。

 

■主演選手賞

    該当なし

 

■助演選手賞

    アリエル・マルティネス 選手

 

今日の試合、ジャイアンツ2番手の鍬原投手も内容は鈴木博志投手と変わらない酷いコントロールであった。

 

それを助けるように、ボール球を振りまくるドラゴンズのレギュラー陣。

 

フォアボール選べばいいじゃん?

 

出場2試合目ながら、そんなゆとりの見える6回表の今日初打席。3得点につながる見事な出塁であった。

 

また、守っては捕手として途中出場。

守備機会をこんなに早く貰えるとは驚きだ。

盗塁を刺すなど、無難な守備を披露した。

 

 

■助演選手賞

    溝脇 隼人 選手

 

代打出場で見事な2ベースヒット

 

筆者が納得できないのは、何故そのまま守備に就かせなかったのか、という点である。

 

精彩を欠く阿部選手。

A・マルティネス選手を捕手として起用する、ある意味勝敗を度外視する采配。

 

溝脇選手にチャンスを与える絶好の試合ではなかったか。

祖父江投手の登板もそう。

中途半端に勝ちにこだわると選手も困惑する。

 

 

ゴールデンラズベリー賞

    吉見 一起 投手

 

先発としてのプライドを貫くか、プロとして生き残るために他の道を探すか。

 

本人の中では、もう決まっているのだろう。

 

 

さて、不甲斐ないのは平田選手や福田選手、阿部選手などの主力野手陣だ。

 

ジャイアンツ唯一の弱点ともいえる中継ぎ陣から出塁さえもできない。

 

首脳陣も頭が痛いところだが、アルモンテ選手がいない今、特に福田選手は我慢して使い続けるしかないであろう。

 

挽回のチャンスはまたまだある。

明日の奮起に期待したい。

 

 

崖っぷちのドラゴンズ

2020/7/3 対読売ジャイアンツ


東京ドームでの対ジャイアンツ第1戦。

結果は0-5でドラゴンズの敗戦。

 

最終的に点差が付いたものの、試合終盤まで手に汗握る投手戦。

ドラゴンズは敗戦したもの、勝利したタイガース戦よりも、観戦していて楽しく感じた。

これぞ、プロ野球"といえる試合を見せてもらった。

 

試合終盤には、Aマルティネス選手や溝脇選手が打席に立ち、ルーキーの橋本投手は満塁の場面で登板。

 

結果は伴わなかったが、より筋肉質なチームになるための、良い筋トレを行うことができた

 

シーズン半分くらいは負け試合であることを考えると、今日は理想的な負け方であった。

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

■主演選手賞

 該当なし

 

■助演選手賞

 大野 雄大 投手

 

今日の大野投手は7回1失点の素晴らしい投球。内容的にも菅野投手に引けを取らない、エースの意地を感じた投球内容であった。

 

7回を投げ切ったことで、連投が続くプルペン陣を休ませることもできた。

 

このピッチングができれば心配はいらない。勝ち星は自然とついてくる。

 

 

 

さて、今日は試合よりも大打撃のニュースがあった。

アルモンテ選手の負傷離脱である。

怪我が多く予想されるシーズンではあったが、これで又吉投手・堂上選手・アルモンテ選手と立て続けに離脱。

 

選手層に不安を抱えるドラゴンズ。

じわじわと削られる戦力は、後にボディブローのように効いてくる。

 

正直、野手陣(捕手以外)でスタメンを張り続けられる能力があるのは、現状、今日のスタメンにアルモンテ選手を加えた8人のみと考えている。

 

更には、三遊間の高橋選手と京田選手が仮に離脱した際、最低限の守備力を維持できるのは堂上選手だけだ。

 

野手については、これでもう誰一人欠くことのできない瀬戸際の状況に追い込まれたといっても過言ではない。

楽観的な視点を排除すると、あと1人レギュラーが欠けたら、高確率で失速する

 

 

ここは、首脳陣の腕の見せ所である。

 

ポイントは、新戦力となりそうな選手たちに、余裕のある段階から、出場機会を与えていくことかもしれない。

 

経験のある堂上選手や福田選手が控えているのとは、状況が違う。

 

例えば今日出場した溝脇選手。

レギュラーの誰かが怪我をして、出場しなくてはいけない状況ができてしまうよりも、レギュラーがいるうちに、スタメンでの出場機会を与えた方が良いと感じる。

例え活躍できなくても、レギュラーがベンチに控えていることの余裕は、チームにとって大きい。

 

目先の試合だけでなく、シーズン全体を考えたマネジメントが早くも必要な状況だ。

 

逆に、控え選手にとってはチャンスである。

三遊間でいえば、堂上選手の離脱により、溝脇選手のみならず2軍の石垣選手あたりもチャンスが巡ってきそうな感じがする。

 

怪我人が増えるのが先か、戦力が増えるのが先か

アルモンテ選手の離脱により、チームは早くも崖っぷちに追い込まれている。

 

 

初勝利のバトンをつなぐ

2020/7/2 対阪神タイガース


ナゴヤドームでの対タイガース第3戦。

結果は4-2でドラゴンズの勝利。

 

 

野投手、プロ初勝利おめでとう

苦しい投球内容だったが、5回2失点で何とか耐え凌ぎ、プロ初勝利を掴み取った。

 

苦労してプロ入りしたオールドルーキーの岡野投手。

今日のピッチングも、まるでこれまでの野球人生を辿るような、数多くの困難を乗り越えて、5回まで粘り抜く内容

 

野投手らしい初勝利になったのではないだろうか。

 

2軍では、同じくルーキーの石川昂弥選手が、ウエスタンリーグプロ初ホームラン

 

ルーキーたちが、それぞれのプロ第一歩を踏み出した。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 祖父江 大輔 投手

 

今日の試合は、両チーム先発投手が序盤に乱れ、3回を終わり3対2とドラゴンズが1点リード。

 

次の1点をどちらのチームがとるかが非常に重要な展開となった。

 

比較的早く点数が入りそうな展開だったが、両チーム、特にドラゴンズ中継ぎ陣が素晴らしい投球を披露し、8回裏まで1点も入らないという予想外の展開に。

 

そんなドラゴンズ中継ぎ陣の中から、普段とは違う8回にセットアッパーとしてマウンドに上がり、見事無失点で切り抜けた祖父江投手を選出。

 

今シーズン未だ無失点の好調さを今日も披露。

連投となっているプルペン陣を支える、獅子奮迅の活躍だ。

 

その他、今日登板した中継ぎ陣。

ゴンサレス投手・福投手・Rマルティネス投手、みんな素晴らしかった。

 

今日は正にプルペンで勝った試合

こういう試合を勝てるのは大きい。

 

野投手から受け取った初勝利という重たいバトンを、見事に最後まで繋ぎ切った

 

 

■助演選手賞

 井領 雅貴 選手

 

8回裏に値千金の追加点となるタイムリーヒット

 

昨日のバント失敗を振り払う一打

本人も、采配を含めたモヤモヤが吹き飛ぶ、快心のヒットとなったのではないか。

 

 

■助演選手賞

 京田 陽太 

 

9回表、1死1・2塁の大ピンチ

マウンド上には、今シーズン初めて9回を任されたRマルティネス投手。

 

そわそわ落ち着かない投球を続けるRマルティネス投手を救ったのは、ショート京田選出のファインプレー。

 

本人からすると簡単なプレーだったのかもしれないが、チームにとっての意味は非常に大きい

 

チームの3連勝、ここまでの中継ぎ陣の頑張り、岡野投手の初勝利、全てを繋ぎ止めた大ファインプレーだ。

 

京田選手は、例え無安打の試合でも、守りだけで価値のある選手だ。

 

 

 

さて、勝率を5割に戻して、明日から東京ドームで首位ジャイアンツに挑む。

 

3連勝したことで、負けてなんぼの心持ちで、戦いに挑める。

初戦は大エース、菅野投手が相手。

受け身になるな、攻めて行け。

 

 

バントの巧い順に並べてみよ

2020/7/1 対阪神タイガース


ナゴヤドームでの対タイガース第2戦。

結果は6-3でドラゴンズの勝利。

 

 

今日は、試合前に嬉しいニュースが飛び込んできた。

2日前に『新戦力大抜擢のすゝめ』として記事を書いた、アリエル・マルティネス選手の支配下登録が発表されたのだ。

 

その時の記事はこちら↓↓

 

 支配下登録をするということは、近い将来1軍での起用を見込んでいるということだ。

開幕直後のこの時期に、よくぞ決断してくれた。

 

A・マルティネス選手が、すぐに1軍の投手に対応できるかは分からないが、備わっている打撃能力は間違いない。

 

きっと、このニュースに対するセ・リーグ他球団の興味はゼロに等しいだろう。

先日のジャイアンツ ウィーラーを補強」のニュースに比べれば、扱いは1/100程度。

 

これはむしろ好都合である。

注目されず、無音で打席に立てば良い

ニュースは後からついてくる。

 

来日3年目、やっとスタートラインに立ったA・マルティネス選手。

本当の勝負はここから始まる。

 

 

さて、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 高橋 周平 選

 

昨日に続き、今日の試合もタイガースが勝手に流れを手放し、中盤以降は楽な試合展開となった。

 

しかし、4回までは緊迫した試合展開であり、1点先制されたドラゴンズとしては、何とか早い段階で追いつきたい展開。

 

そんな中、4回裏2死3塁からセンター前への同点タイムリを放った高橋選手を選出。

 

前の打者であるビシエド選手がランナーを返すことができず、重圧のかかる打席であったが、見事なバッティングを披露。

 

先週の対カープ第2戦でも、2死3塁からタイムリーヒットを放っているが、まさに『ここで1本欲しい』という場面に勝負強い打撃をしてくれている。

 

打率以上の貢献度だ。

 

 

■助演選手賞

 木下 拓哉 選手

 

序盤戦、タイガース先発の秋山投手のフォークボールに各打者が翻弄される中、チーム初ヒットを含む2打席連続での安打を放つ。

 

結果的には、3安打猛打賞、貴重な3点目のホームを踏むなど大活躍。

 

シーズン序盤戦のラッキーボーイ期間は、まだ終わっていないようだ。

 

 

■助演選手賞

 福 敬登 投手

 

先発の山本投手が、大量の援護点をもらいながら、あまり安定感のないピッチング。

 

昨日と同じく、相手がタイガース打線でなければ、つかまっていた可能性が高い

 

試合に安定感を与えたのは、7回登板の福投手と8回登板の祖父江投手だ。

 

特に6回裏のドラゴンズの攻撃が酷かっただけに、流れを渡さないという意味で、福投手の好投は大きかった。

 

 

 

さて、今シーズン初の連勝となったドラゴンズ。

素直に喜びたい日だが、勝って兜の緒を締めよ

1つ苦言を呈しておこう。

 

 

場面は6回裏。

先頭打者の木下選手がヒットで出塁し、次の打者山本投手の打席で首脳陣は井領選手を代打に送る。

 

ここで井領選手にバントのサインが出されるも、2度連続でバントが出来ず、追い込まれてヒッティングするも、結果は最悪のダブルプレー

 

リードしているとはいえ、6回表に4点差に詰め寄られ、なんとしても1点欲しい場面

バントのサインは理解できる

 

 

しかし果たして、バントのサインを出すのに、代打は井領選手で良かったのだろうか?

 

もちろん、一番悪いのはバントが出来なかった井領選手である。

 

だが、昨シーズンから左の代打一番手として起用されてきた井領選手。

 

筆者は井領選手のバント技術を知っているわけではないが、少なくともバントをする機会が多い打者ではない

バントのシーンを思い出すのも困難なくらいだ。

 

ちなみにこの場面、控えの野手は全員が出場できる状態であった。

溝脇選手遠藤選手渡辺選手もいれば、筆者が練習試合でバントの巧さを感じた郡司選手もいた。

 

首脳陣は、ドラゴンズ野手陣を、バントの巧い順に並べることができるのだろうか?

 

並べた結果が、代打井領選手であったのだろうか。

 

 

少なくとも筆者には、バントのシチュエーションを考えず、木下選手が凡退することのみを想定し、なんとなくそのまま井領選手を代打に送ったようにしか見えない。

 

仮にそんな中途半端な采配であれば、本気で優勝を目指している選手たちに失礼である。

『給料を貰っているなら仕事をしろ』と言ってやりたい。

 

次のバントシチュエーションで、井領選手が再び代打に送られるのか、注目して見てみてみることにしよう。

 

 

 

最後になったが、明日の先発はルーキーの野投

いつの間にか、開幕ローテーションで白星のない投手は岡野投手と大野投手だけとなった。

 

白星を掴み取り、開幕投手である大野投手に恥じらいをプレゼントしてあげよう。

 

 

勝てば官軍

2020/6/30 対阪神タイガース


ナゴヤドームでの対タイガース第1戦。

結果は5-0でドラゴンズの勝利。

 

 

勝てたから、『面白い試合だった』と笑いながら話せる、今日の試合はそんな試合だった。

 

 

ゲーム序盤から、両チームの壮絶な譲り合い。

『点は取りませんから、お先にどうぞ』と言わんばかりの、エラー&併殺&四球&死球&バントミス。

 

両チーム、下位に位置しているのが頷けるミスと拙攻の連続に、思わず筆者も笑いながら観戦してしまった。

 

もし敗れていたらネガティブな話題しか出てこない試合。いやー、勝って良かった

 

昨シーズンも、交流戦オリックス戦で同じような試合があった。

ドラゴンズ、こういう試合は得意らしい。

 

 

さて、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 阿部 寿樹 選手

 

6回裏に先制のタイムリーヒットを放った阿部選手を選出。

 

両チーム全く得点できる気配がない中、重苦しい空気を打ち破る見事なライト前タイムリー。

 

流れのない試合だったので、正直、阿部選手が打席に立ってもタイムリーを打てる気配は感じなかった。

 

あの場面、ドラゴンズが点をとれなければ、負けていても全くおかしくない。

正に値千金の一打であった。

 

 

■助演選手賞

 柳 裕也 投手

 

7回無失点で今シーズン初勝利。

 

調子が悪く、タイガース打線でなければ打ち込まれていてもおかしくない内容であっただけに、結果無失点ではあったが主演選出賞には選出しなかった。

 

スライダーが切れず、コントロールも悪く、珍しく四球を5つも与えた今日の柳投手。

 

それでも操れる球種を探し出し、今日はカーブとシンカーを軸に試合を作った。

 

悪いなりにも試合を壊さないところが柳投手の素晴らしいところだ。

 

しかし今シーズン、伝家の宝刀ともいえる縦のスライダーの軌道がおかしい

曲がりが早く、普通のスライダーのような軌道になっているのは非常に気になるところだ。

 

 

■助演選手賞

 アルモンテ 選手

 

7回裏に試合を決める満塁ホームランを放ったアルモンテ選手を選出。

 

右のモンテ、インコース低めは得意のゾーンだ。

 

 

 

さて、なんとか初戦をとったドラゴンズ。

しかし、まだ喜ぶわけにはいかない

借金2、スタートラインにさえ戻れていない。

 

明日は先発山本拓実

良い流れで3戦目の岡野投手にバトンを繋いでほしい。

 

 

『新戦力大抜擢』のすゝめ

 

先週の月曜日とは打って変わって、今週は気分が冴えない月曜日

先週のドラゴンズは1勝5敗の負け越し

 

とはいえ、この程度で落ち込むようでは、プロ野球ファンはやってられない。

今シーズン、パ・リーグでは同一カード6連戦が行われており、早速先週のマリーンズ対オリックス戦で「同一カード6連勝/6連敗」が記録された。

 

同一カード6連敗後の月曜日など、何もやる気が起きないだろう。

 

 

 

さて、先週月曜日に記事を書いた、3試合終了時点の注目打者(個人打率が「5割越え」や「未だノーヒット」の打者のこと)について、1週間経過してどのように変化したか確認してみたい思う。

 

先週の記事はこちら↓↓

 

 

リストに、先週月曜日時点で1安打のジャイアンツ丸選手が抜けていたので、追加をしている。赤字が本日時点の状態である。

 

・タイガース近本:未だ1安打、2年目のジンクスか!?

 → 打率.114、低飛行が続いている

・タイガースボーア:未だノーヒット、恒例の外れ外国人!?

 → 打率.179、低飛行が続いている

ジャイアンツパーラ:打率5割超え、シャークダンスとか外れっぽいのに意外。

 → 打率.286と落ち着いてきたが、本塁打3本と活躍を継続

ジャイアンツ丸:未だ1安打

 → 打率.143、低飛行が続いている

カープ菊池:未だノーヒット、毎年開幕に苦戦しているイメージ。

 → 打率.231と見られる数字まで回復

・スワローズ坂口:打率6割、全打席見たから知ってる。

 → 打率.313と落ち着いてきた

・ドラゴンズ平田:未だ1安打、サードゴロしか打てない。

  → 打率.179、低飛行が続いている

 

平田選手の不調っぷりを間近で見ているだけに、平田選手より低打率な近本選手や丸選手の状態はよほど悪いのだろう。

 

一方で、開幕3試合で猛烈なスタートを切った選手たちは、少し落ち着いてきた。

ここからは、確かな実力を持った選手たちが、打率ランキング上位に名を連ねるだろう。

 

筆者の密かな楽しみも、ここまでのようだ。

 

 

 

 

さて本題であるが、今日は『新戦力大抜擢のすゝめ』と題して、ドラゴンズに新戦力の登用を説きたい。

 

先週、楽天ー巨人の間で行われたトレードに衝撃を受けた方は少なくないであろう。

 

シーズン開幕間もないこの時期に、長打力が魅力のウィーラー選手をジャイアンツが補強した。

 

恐らくジャイアンツは、昨シーズンの戦力からゲレーロ選手と阿部選手が抜けて、長打力に不足を感じていたのだろう。

ウィーラー選手が活躍できるかどうかは分からないが、狙いがはっきりとしている点で、良いトレードとなったのではないか。

 

 

ところで、ジャイアンツが長打力に不安を感じているとするならば、ドラゴンズの長打力の低さ(特に本塁打の少なさ)はどうなるのだろうか。

もはや不安どころか、諦めの境地ではなかろうか。

 

今シーズンも、狭いビジター球場を中心としながら、未だチームで5本塁打

深刻な長打力不足に陥っている。

いや、正しくは「陥っている」のではなく、スタメン野手の能力からするとこれが「通常運転」である。

 

他球団の本塁打を、このまま指をくわえて眺めているか、シーズン中に覚悟をもって動くかは、首脳陣及びフロントの今シーズンにかける本気度次第である。

 

とはいえ、トレードにはそれ相応の選手を放出しなければならないし、外国人補強もコロナ禍の中では、なかなか難しいのも事実だ。

 

 

では、ドラゴンズはどのようにして長打力不足を補っていけば良いのか。

 

答えは、『新戦力の大抜擢』である。

 

これは別に、「イチかバチか新戦力を起用してみる」という話ではない。

「大抜擢する価値のある選手がドラゴンズの2軍に存在している」という話だ。

 

それは、共に将来が期待されるドラフト1位入団の根尾昂でもなければ石川昂弥でもない。

 

その選手の名は、アリエル・マルティネスキューバ出身23才の捕手である。

 

 

2軍戦の映像を見る限り、その打撃は”本物”である可能性が高そうだ。

昨シーズン終盤から結果を出し続けており、単純に好調であるという理由ではない。

 

実際、開幕したばかりのウエスタンリーグでも7打数4安打1本塁打と確かな結果を残している。

 

打撃スタイルの完成形は、ソフトバンクで活躍する同胞のグラシアル選手が思い浮かぶ。

西武山川選手やソフトバンクバレンティン選手のような所謂「ホームラン弾道」の打球ではないが、広角に鋭い打球を放つことができスタンドに届くパワーは十分持っている。

ビシエド選手よりも弾道は高い。

 

 

問題は、ポジションが捕手であるという点である。

 

恐らく、今シーズン1軍への昇格があったとしても、捕手での出場はないであろう。

コミュニケーションやサインの問題もあるだろうし、何より1軍投手陣の球をそれほど理解していないと思われる。

 

また、チームとしても扇の要である正捕手を外国人(特にキューバという特殊な国)に任せるのはあまり望ましくない

(今年のスワローズがそうだが、遊撃手若しくは捕手に外国人を起用するチームは先が思いやられる。)

 

そうなると、DH制がないセ・リーグにおいては、代打専門若しくは1塁手・外野手として起用する選択肢となる。

 

実際に、A・マルティネス選手も昨年は1塁手として起用される試合があった。

 

いずれにせよ、ポジションの問題があるため、大抜擢するにも準備がいる。

2軍戦で捕手以外(可能であれば外野手)の出場機会を増やし、一定期間守備のトレーニングを積む必要がある。

 

 

もちろん、守備力の向上は簡単なことではないし、本人には捕手として勝負したい気持ちがあるかもしれない。

 

しかし、それを差引いても余りある打撃の魅力が、A・マルティネス選手には備わっている。

 

 

幸いなことに、現在ドラゴンズの外国人枠(5枠)には1つ空きがある。

新戦力ゴンサレス投手の評価も高まっていない。

 

場合によっては、ベイスターズのように野手3人(ビシエドアルモンテ・Aマルティネス)、投手2人(Rマルティネス・ゴンサレス)の運用ができるかもしれない。

 

 

育成選手のため支配下登録枠の調整もあるだろう。

キューバ政府との調整もあるのかもしれない。

 

だから今すぐに1軍へとは言わない。

しかし、いつでも1軍でプレーできる準備は1・2軍の監督・コーチが連携して、今すぐにでも始めるべきだ。

 

 

ドラゴンズにとっては、トレードの人員もいらない、補強費用もかからない。

ただ1人の若者の、力を信じて託すのみ。

 

指をくわえて本塁打を眺めているよりは、勇気をもって未知の新戦力を大抜擢する方が、シーズンが楽しくなりそうではないか。