結果は5-0でドラゴンズの勝利。
昨日の試合を勝ち切ったことで、すぐに連勝中の雰囲気に戻ることができ、今日も勢いそのままにベイスターズに完勝。
完全試合は27人の打者で試合終了だが、今日は5人のランナーを出しながらも打者28人を完封。
計4回のダブルプレーを奪取し、最後の打者は今日唯一の4打席目に入る1番梶谷選手。ベイスターズに何もさせない文字通りの完勝であった。
しかも、福・Rマルティネス両投手を温存するという贅沢な継投のおまけ付き。
昨日の松葉投手の好投がチームに勢いをもたらしており、1試合ではなくシーズンの流れとして、投手陣を中心にチームの好循環が続いている。
■主演選手賞
ヤリエル・ロドリゲス 投手
前2試合に比べると調子は悪そうだったが、それでも6回無失点の快投を披露。
味方の好守にも助けられながら、5回まではノーヒットピッチング。
エース級の先発が突如複数人湧いて出てきたドラゴンズ。
その中でもヤリエル投手は1球団に1人いるかいないかの“スーパー”エース級の実力の持ち主である。
■助演選手賞
高橋 周平 選手
初回の先制タイムリー、5回のツーランホームラン。
最近はアルモンテ選手や阿部選手の影に隠れていたが、今日は主役に躍り出た。
中でも待望のホームランは、本人に安心感をもたらす一発となったであろう。
■助演選手賞
大島 洋平 選手
3安打猛打賞の活躍でチームの勝利に貢献。
中でも1打席目での出塁は、経験の浅いベイスターズ阪口投手のリズムを崩す貴重な内野安打であった。
■監督賞
福・Rマルティネス両投手の温存
今のドラゴンズの中継ぎ陣において、5点差程度であれば惜しむことなく勝ちパターンを注ぎ込むべきだと筆者は思っている。
勝ちパターン以外で信用力の高い投手が少ないという意味であるが、あくまでもそれは原則論である。
今日の試合のように、相手がロペス選手も宮崎選手も下げる采配をとるのであれば、勝ちパターンを登板させる必要はない。
起用に応えた岡田投手と谷元投手も完璧な投球で期待に応えた。
さて、福田選手の途中交代が非常に気になるが、続報によると足の張りのようだ。
重症でなければ良いが、これは来週から平田選手が必要になるかもしれない。
今日の試合が終わりシーズン半分の60試合まで残り4試合。借金は2つ。
2日前に5勝1敗の奇跡を信じていたら、残り3勝1敗の奇跡に近づいてきた。
しかし、もし明日敗れれば、甲子園で3連勝が必要という絶望的だ立場に追いやられる。
奇跡を達成するためには、明日も変わらず必勝だ。
応援しよう。
