2021/7/6 対読売ジャイアンツ
前橋での対ジャイアンツ第1戦。
結果は3-2でドラゴンズの勝利。
1週間前と同じく、雨が降る屋外球場での登板となった大野投手。今日は集中力の高いピッチングを披露し、4回まで無失点投球。
しかし、敵は味方の中にいた。
5回にセカンド・溝脇選手に痛恨のエラーが飛び出し、逆転を許す。
それでも、ここから大野投手がエースらしい粘りのピッチングを披露。5回の無死1・3塁、6回の無死満塁を無失点で凌ぎ切り、チームに逆転勝利をもたらした。
■主演選手賞
大野 雄大 投手
5回、溝脇選手のエラーに京田選手のフィルダースチョイス。グラウンド上でがっくり肩を落とす姿は、エースらしくなく、その辺は小笠原投手を見習ってほしいところ。
それでも、その後の結果は100点満点。6回に見せた渾身のガッツポーズに、野手が奮起しないはずがない。
■助演選手賞
大島 洋平 選手
8回に同点のタイムリーヒットを放ち3番打者の役割を果たした。初回にはスリーベースを放ち先制点を踏むなど、ビシエド選手と2人で奮闘している。
■助演選手賞
ビシエド 選手
8回に決勝のタイムリーを放つ。守備でも好プレーを披露し、存在感は別格だ。
溝脇 隼人 選手
ジャイアンツ・原監督であれば、2打席連続の酷い三振で交代だろう。辛抱強い監督であれば、チャンスでの3打席目の三振で交代だろう。
さすがの与田監督でさえ、3三振後のタイムリーエラーには耐えられなかった。
さて、R・マルティネス投手が復帰したことで、8回に又吉投手を投入できるのは非常に大きい。
少ないチャンスを活かしながら、この勝ちパターンにどのようにつないでいくか。
その意味で、終盤に送りバントできない今日のような試合は辛い。井領選手にしろ京田選手にしろバントが下手すぎる。
ドラゴンズには、貴重なベンチ入りメンバーとしてピンチバンターを2人用意しなければいけないのだろうか。