今日はいよいよ、2020年中日ドラゴンズ『年間アカデミー賞』の発表を行いたい。
なお、これまでの受賞結果は以下の通り。
『助演選手賞』:京田 陽太 選手
『主演選手賞』:大野 雄大 投手
『ゴールデンラズベリー賞』:福 敬登 投手、岡野 祐一郎 投手、京田 陽太 選手
『作品賞』:代打・三ッ間(7月7日スワローズ戦)
年間アカデミー賞については、以下のルールで受賞者を決定したいと思う。勝ちパターン投手について、最後に修正ポイントを加算している。
■年間アカデミー賞:主演選手賞を2pt、助演選手賞を1pt、ゴールデンラズベリー賞を-2ptとして計算し、年間最も多くのポイントを獲得した選手。但し、勝ちパターン投手の獲得ポイントが伸びない傾向にあるため、ホールド数及びセーブ数の半分のポイントを「修正ポイント」として加算する(例:福投手は25ホールド2セーブを記録したため、13.5ptを「修正ポイント」として加算)。
それでは、第3位から発表しよう。
■年間アカデミー賞(第3位)
高橋 周平 選手:22pt
主演選手賞6試合・助演選手賞12試合・ゴールデンラズベリー賞1試合の合計22ptで高橋選手がランクイン。怪我による離脱期間がありながらも、野手では最高ptを記録した。
本塁打が少ないと批判も受ける高橋選手だが、筆者から見る勝利への貢献度は元本塁打王ゲレーロ選手より確実に高い。
守備良し・打撃良し・チャンスに強い。来シーズンは、首位打者・最高出塁率・打点王の3冠を目指してもらいたい。
続いて、第2位を発表しよう。
■年間アカデミー賞(第2位)
大野 雄大 投手:23pt
主演選手賞10試合・助演選手賞3試合の合計23ptで大野投手がランクイン。沢村賞投手が惜しくも年間アカデミー賞は逃した。
それでも、チームを助ける10完投は、登板試合以外のゲームにも大きな好影響を及ぼしており、チームへの貢献度は数字では計りきれない領域だ。
さて、大野投手を抑えて見事年間アカデミー賞に輝いたのは・・・
■年間アカデミー賞(第1位)
祖父江 大輔 投手:27.5pt
主演選手賞2試合・助演選手賞8試合・修正ポイント15.5ptの合計27.5ptで祖父江投手がオスカーを獲得。
あまりの安定感に主演・助演選手賞の数は少ないが、勝ちパターンながらもゴールデンラズベリー賞の受賞が0回という、ほぼ救援失敗なしの信じられないシーズンをおくった。
祖父江投手のシーズンハイライトは、7月2日のタイガース戦。
開幕当初は勝ちパターンの想定はされていなかった祖父江投手が、このあたりから徐々に7・8回を任せられるようになってきた。岡野投手のプロ初勝利を呼び込んだ救援は、見事の一言であった。
<7月2日の記事はこちら↓↓>
academyawards-dragons.hatenadiary.com
ちなみに,10位から4位は以下のような選手たちとなっている。
10位:阿部 寿樹 選手・アルモンテ 選手(12pt)
9位:谷元 圭介 投手(12.5pt)
7位:福 敬登 投手・又吉 克樹 投手(13.5pt)
6位:ビシエド 選手(16pt)
5位:R・マルティネス 投手(20pt)
4位:木下 拓哉 選手(21pt)
ほぼ怪我でいなかった印象のアルモンテ選手の10位ランクインには驚いた。また、福投手と又吉投手が同ポイントという点に少し違和感を覚えるので、来シーズンはゴールデンラズベリー賞を-2ptから-1ptに変更する等、多少の修正が必要かもしれない。
以上で今シーズンの中日ドラゴンズアカデミー賞の発表は終わりとしたい。
次回はスピンオフ企画『ドラフト年別獲得ptランキング』を発表したいと思う。