シーズンを締めくくる意味も込めて、2020年中日ドラゴンズ『年間アカデミー賞』の発表を行いながら、今シーズンを振り返りその余韻に浸っていく。
3回目の今日は、『ゴールデンラズベリー賞』を発表していこう。
なお、これまでの受賞結果は以下の通り。
『助演選手賞』:京田 陽太 選手
『主演選手賞』:大野 雄大 投手
ゴールデンラズベリー賞は、最も多く受賞してしまった選手が3名おり、いずれも3試合の受賞。次点で2試合の受賞が10名となっている。
今回はトップタイの3名(3試合の受賞)を発表しよう。
■ゴールデンラズベリー賞(第1位) 1人目
福 敬登 投手
福投手が打たれて負けた試合は確かにあるものの、それはセットアッパーの宿命である。5勝5敗2セーブ25ホールド。足し合わせると37試合において、チームの勝敗に大きく関与したことが最も大きな功績である。
最終的には30ホールドポイントで、最優秀中継ぎ投手賞を受賞。打たれた傷も堂々誇れる素晴らしいシーズンを見せてくれた。
■ゴールデンラズベリー賞(第1位) 2人目
岡野 祐一郎 投手
全11登板で3回の受賞をしてしまったルーキー岡野投手がランクイン。
見事開幕ローテーションの座を掴むなど、シーズン当初は前評判を上回る力強い投球を見せてくれた岡野投手。
だが、徐々に試合をつくれない投球が増え、1軍登録を抹消。シーズン終盤は中継ぎとして再昇格を果たしたが、目立った活躍はできずにシーズンを終えている。
来シーズン、先発なのか中継ぎなのかは分からないが、オールドルーキーとして入団しプロ2年目の今シーズンに10勝をあげたベイスターズ大貫投手のように、プロで活躍する術を身につけ、自分の輝ける場所を見つけてもらいたい。
■ゴールデンラズベリー賞(第1位) 3人目
京田 陽太 選手
3人目は、『助演選手賞』を獲得した京田選手がランクイン。
野手の受賞が少ない賞だけに、3試合の受賞は悪い意味で目立ってしまった。今シーズンの京田選手は、守備のミスと打撃のミスが重なってしまう試合が多かった。
8月5日のベイスターズ戦などは、その象徴的な試合であろう。
特に打撃面において、線を点にしてしまう選手なだけに、来シーズンこそは打順を8番で固定できればチームにとっては一番良いかもしれない。
<8月5日の記事はこちら↓↓>
academyawards-dragons.hatenadiary.com
さて次回は、『作品賞』を発表していこう。