2020年 アカデミー賞発表(主演選手賞)
シーズンを締めくくる意味も込めて、2020年中日ドラゴンズ『年間アカデミー賞』の発表を行いながら、今シーズンを振り返りその余韻に浸っていくこの企画。
2回目の今日は、『主演選手賞』を発表していこう。
なお、先日発表を行った『助演選手賞』は、京田陽太選手が受賞した。
それでは早速、第3位から見ていこう・・・・
■主演選手賞(第3位)
ビシエド 選手 ・ 阿部 寿樹 選手
受賞回数4試合でビシエド選手と阿部選手がランクイン。
まずはビシエド選手だが、シーズン序盤の6~7月に主演選手賞2試合・助演選手賞6試合の大爆発。凄まじい打撃でチームを引っ張る活躍を見せたものの、その後急失速。
8~9月は助演選手賞2試合のみと、4番の役割を全く果たせず。全体的には消化不良のシーズンとなった。
チームとして大きな試合となったのが7月31日のスワローズ戦。開幕から白星のつかないエース大野投手に、4番ビシエド選手が初勝利をプレゼントした。そこからのエース覚醒は、皆の知るところである。
<7月31日の記事はこちら↓↓>
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一方の阿部選手だが、昨シーズンの活躍により周囲から求められる成績が高まったこともあり、シーズン通して物足りなかった印象が強い。特に序盤戦は、平田選手と一緒に長い長いトンネルに迷い込んでしまった。
それでも、最終的には主演選手賞第3位に食い込み年俸アップも勝ち取っているのは、平田選手と異なりシーズン通して大きな怪我がなくセカンドのレギュラーを守り抜いたからであろう。
不調であろうと勝負どころの打点はしっかりと稼ぎ、守備力は文句なしの阿部選手。実質”2年目のジンクス”を乗り切ったとみれば、来年は大きく飛躍しても不思議はないと思われる。
それでは、続いて第2位を発表しよう・・・・
■主演選手賞(第2位)
高橋 周平 選手 ・ 木下 拓哉 選手
受賞回数6試合で高橋選手と木下選手がランクイン。
両選手とも『助演選手賞』にもランクインしており、主役にも脇役にもなれる貢献度の高さを証明した。
シーズン通しての傾向は、『助演選手賞』の発表で記載したとおりだ。
<『助演選手賞』の記事はこちら↓↓>
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なお、両選手の『主演』という意味で忘れられない試合はこの2試合。
10月15日の対タイガース戦、高橋選手の逆転サヨナラスリーラン!
9月26日の対ジャイアンツ戦、大竹投手から勝ち越しホームランを放ち、増田選手の盗塁を封じた木下選手の大活躍!
<10月15日の記事はこちら↓↓>
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<9月26日の記事はこちら↓↓>
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それでは、栄光の第1位を発表しよう・・・・
■主演選手賞(第1位)
大野 雄大 投手
受賞回数10試合という圧倒的な成績で、大野投手が主演選手賞を受賞。
シーズン序盤の6~7月は受賞なしという低調なスタートを切ったが、8月以降は8月3試合・9月3試合・10~11月4試合と、登板するたびに主演選手賞を受賞する怪物ぶり。
もはや説明不要の大活躍を見せ、チームを8年ぶりのAクラスに導き、沢村賞を獲得した。シーズン中誰もがずっとモヤモヤしていたシーズン終了後のFA権も行使せずに残留、来シーズンもドラゴンズのユニフォームを着てチームを引っ張っていってもらいたい。
さて次回は、『ゴールデンラズベリー賞』を発表していこう。