中日ドラゴンズ アカデミー賞

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中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

神話を紡ぐ、逆転サヨナラHR


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2020/10/15 対阪神タイガース

 

ナゴヤドームでの対タイガース第3戦。

結果は5-3でドラゴンズのサヨナラ勝利。

 

頭が痛くなるような序盤の酷い攻撃と、勝ちパターンの一角・祖父江投手が打ち込まれたのは無関係ではないだろう。

 

1回から6回まで、3残塁・2残塁・併殺・2残塁・併殺・2残塁。たった2得点しか奪えず、『勝ってください』とばかりに酷い守備を続けるタイガースに、トドメを刺すことができない。

 

そんな試合の流れも、6回終了時のリード神話(31連勝中)に持ち込めば何とかなると淡い期待を抱いたが、そうは問屋が卸さなかった。

 

8回表に祖父江投手が掴まりまさかの3失点。ここまでMVP級の活躍を見せ、ドラゴンズを支えてきた祖父江投手。いつかは打たれる試合があるとは言え、その姿を見て心動かされない野手がいるはずがない

 

8回裏のシエラ選手のヘッドスライディングを皮切りに、1つの塁をガムシャラに追いかけたドラゴンズ。

そこに、序盤見せていた緊張感のない攻撃を繰り返す野手の姿は無かった。

 

9回裏、京田選手が四球をもぎとり、遠藤選手が意地のヒットを放ち、打席に立ったのはチームを代表する男・高橋周平。

 

カウント1-1からの3球目、ストレートを振り抜いた会心の当たりは、タイガースファンの並ぶレフトスタンドへ消えていった。

 

逆転サヨナラとなるスリーランホームランは、祖父江投手を救い、神話を紡ぐ、起死回生の一発となった。

 

 

■主演選手賞

 高橋 周平 選手

 

好守もあったが珍しく送球エラーを犯し、ヒットも打てない。高橋選手にとって煮え切らない試合が、最後にその姿を大きく変えた。

 

プロ9年目で初めてのサヨナラ打は、チームにとっても本人にとっても成長につながる貴重な一打となった。

 

 

■助演選手賞

 遠藤 一星 選手

 

9回裏に放ったレフト前ヒットが、逆転サヨナラを呼び込んだのは間違いない。土壇場の場面では、一番頼りになる控え野手になってきている。

 

 

■助演選手賞

 藤嶋 健人 投手

 

9回表を僅か7球で抑え、チームを攻撃に集中させた。今シーズン自身初勝利が転がり込んだのも、偶然ではないだろう。

 

 

 

果たして、序盤のリードを保ったまま2-0で勝利していたら、チームの勢いはどうなっていただろうか。

少なくとも、攻撃陣のエンジンは切れ、アルモンテ選手の離脱も重なり、明日からのMAZDAで猛攻を見せる姿は想像すらできなかっただろう。

 

その意味では、逆転されて打撃陣のお尻に火がついた今日の試合は、明日以降にも大きな意味を持つ。

 

それもこれも全て、高橋選手の一打のお陰である。

ナイスバッティング!

祝・タイガース3タテ完遂!