中日ドラゴンズ アカデミー賞

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中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

大外一気のタイトル防衛


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2020/10/14 対阪神タイガース

 

ナゴヤドームでの対タイガース第2戦。

結果は3-0でドラゴンズの勝利。

 

6失点・4失点・2失点・2失点・4失点。開幕から5試合で0勝3敗防御率は7本の被本塁打で破壊され、昨シーズン最優秀防御率を獲得した男の自信は見事に砕け散った。

 

予想外の躓きに、今シーズンのタイトル防衛は不可能だと感じたのは筆者だけではないはずだ。

 

ところが、だ。

今日のシーズン5度目の完封勝利で、なんとセ・リーグ防御率ランキングのトップに躍り出た。しかも競り合う相手は“13連勝”の菅野投だ。

 

独走する逃げ馬を、馬群後方から大外一気に捲るように、ドラゴンズのエース大野雄大が、最後の直線でついに先頭に立った。

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 大野 雄大 投手

 

誰もが完封を期待する試合で、それに応えて完封をする男。技術面・体力面・精神面、全てが完璧に備わっているのだろう。

 

これで明日は勝ちパターンが登板可能。チームへの貢献度は計り知れない。

 

 

■助演選手賞

 高橋 周平 選手 

 

野投手の先発する試合、チームの気持ちは『先制点をとれば勝てる』であろう。

 

2回にチャンスを拡げるツーベースを放ち、先制点を確実なものとした高橋選手の一打は大きかった。

守備でも梅野選手得意のセーフティーバントを封じるなど、完封勝利に大きく貢献した。

 

 

■助演選手賞

 アルモンテ 選手

 

絶好調の男は今日も2安打1打点。打率3割が目前となっている。3回のレフト前タイムリーはアルモンテ選手の良さが凝縮されていた。

 

 

さて、大野投手だけでなく、チームもシーズン序盤に温存していた末脚を解放。大外一気で単独2位に躍り出た。

 

末脚につながる采配はいくつもあった。

・怪我をしたら無理をさせない

・先発陣は中8日ローテ

・中継ぎ陣は4連投禁止

・選手の成長を促す辛抱強い起用

 

果たしてここからどこまで伸びていくか。まだまだこの程度の追い込みであれば、想定の範囲内だ。