2020/11/11 対広島カープ
結果は3-2でドラゴンズの勝利。
今シーズンの最終戦の先発に、与田監督は柳投手を指名した。
不本意なシーズンとなった柳投手に奮起を促すためか、変わらぬ信頼を示すためか。それとも、来シーズンの開幕カードであるMazdaスタジアムをイメージしているのか。
結果、期待に応える柳投手の素晴らしい投球で見事に最終戦を勝利したドラゴンズ。今シーズンの最終結果は、貯金5つを蓄えてのセ・リーグ第3位。
また来シーズンまで。
一年間、お疲れ様でした。
それでは、今シーズン最後の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。
■主演選手賞
柳 裕也 投手
完封目前の9回二死まで無失点。主力不在のカープ打線を寄せ付けない好投で、今シーズンのラスト登板を良いイメージで締めくくった。
最後は「2016年ドラフト組」の同期、藤嶋投手が意外にもプロ初セーブ。こちらも来シーズンに期待を抱かせるラスト登板となった。
■助演選手賞
桂 依央利 選手
柳投手を助ける2度の盗塁刺殺に加えて、9回には2点タイムリーを放ちチームの勝利に貢献。
来シーズン、加藤捕手・郡司捕手との第3捕手争いに食い込めるか。残された時間は多くない選手だ。
■助演選手賞
京田 陽太 選手
5回に先制のタイムリーツーベース。
最終戦の主役は打でも「2016年ドラフト組」。来シーズンの飛躍に期待せずにはいられない。
さて、試合後には大野雄大投手がFA権を行使せずに残留を明言。ドラゴンズ来シーズンに向けての最大の懸念事項は、大野投手の漢気によって早々に幕を閉じた。
来シーズンも大野投手を応援できることを、本当に嬉しく思う。
早速だが、吉見投手の魂を引き継ぎ、自主トレに若手投手を引き連れていってくれないものか。
次世代のエース育成はドラゴンズにとって急務である。石川翔投手や垣越投手など大野投手の後ろ姿を目に焼き付けるべき若手投手は沢山いる。
新年の大文字山、誰か後ろについて行かないかな。