中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

ファンの想いの体現者


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2020/6/21 対ヤクルトスワローズ


神宮球場での対スワローズ第3戦。

結果は3-0でドラゴンズの勝利。

 

鬼門の神宮球場2勝1敗の勝ち越し

開幕三連戦の勝ち越しは何と8年ぶりなようで、上々なスタートを切れたと言って良いでしょう。

 

では早速、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 梅津 晃大 投手

 

投打のヒーロー、ドラゴンズ今シーズン初の先発白星を勝ち取った梅津投手を選出。

 

まずば

2試合連続失点中の初回を三振併殺という最高の形で切り抜けると、先制点後の2回も無失点に抑え流れを渡さない。

 

次に

今日の試合は2対0となってからの緊迫した投手戦の中、どちらが先に点をとるかが勝敗のポイントだった。

 

6回表、先頭打者としてバッターボックスに立ったのは梅津投手。

追い込まれてからの4球目を見事なセンターオーバーのツーベースヒット。

 

結果、福田選手のタイムリーヒットで3点目のホームを踏み、自らの投球を援護する貴重な1点を生み出した。

 

先週の練習試合でも、記録はライトゴロとなったものの、粘り強いバッティングを見せていた梅津投手。

 

決して綺麗なスイングではないものの、普段から真剣にバッティングに取り組んでいることが分かる素晴らしい一打となった。

 

そして最後に

追加点を奪った後の6回裏も無失点。

結局、7回を投げ3安打無失点の完璧な投球を見せ、今シーズン初勝利を手にした。

 

昨シーズン終盤も素晴らしいピッチングを見せていた梅津投手だが、5回あたりを境に球が抜け気味になるのが気になっていた。

 

スタミナ不足である。

 

ところが今日は、7回でも150キロ前後の直球を投げコントロールも安定していた。

 

昨シーズンからの成長を見せてくれた梅津投手。

エースへの一歩目を力強く踏み出した。

 

 

■助演選手賞

 木下 拓哉 選手

 

昨日に続いて木下選手を選出。

今日は、梅津投手・Aマルティネス投手・岡田投手を上手くリードし、ドラゴンズの完封リレーを演出

 

なかでも初回に坂口選手の盗塁を刺したのは大きかった。

あのプレーで梅津投手も落ち着くことができただろう。

 

開幕から3試合、木下選手はチームのラッキーマン的な活躍をしている。

しばらく正捕手は木下選手の起用が続きそうだ。

 

 

■助演選手賞

 京田 陽太 選手

 

2回に先制のツーランホームランを放った京田選手を選出。

 

昨シーズンから打撃フォーム、特に足を上げる始動のタイミングが明らかに変わった

 

しかし、過去2シーズンも序盤は打撃成績が良かっただけに、京田選手の打撃進化の判断は、シーズン中盤までくださないようにしたいと思う。

 

 

 

さて、開幕してからスワローズ打線の威力をまざまざと見せつけられ、抑えられないドラゴンズ先発陣にストレスが溜まっていたファンは筆者だけではないだろう。

 

加えて、全国ニュースで取り上げられるのは『石川40才で開幕投手』・『山田2戦連発』・『村上特大ホームラン』・『高津新監督初勝利』と、スワローズの話題ばかりである。

 

スワローズ打線を沈黙させ、ドラゴンズの話題しか話に上らないくらいの試合を見せてくれないものか。』

 

そんなドラゴンズファンの無茶な想いを、梅津晃大が見事に体現してくれた。

 

爽快だ。

迷いなく言うことができる。

スワローズ打線、“調子に乗るなよ”と。