2020/6/3 対ヤクルトスワローズ 練習試合
神宮球場での対ヤクルト第2戦。
結果は5-3でドラゴンズの勝利。再開後の初勝利とあって、選手も嬉しそうでした。
2軍では2試合連続の大逆転勝利。
A・マルティネス選手の打撃は来年あたりから大きな戦力になるかもしれません。
一方で先発の笠原投手は初回に大量失点。
昨日の福谷投手は点を取られたものの心配する内容ではなかったですが、笠原投手は心配です。
一軍で活躍するには時間を要する感じがします。
■主演選手賞
又吉 克樹 投手
大島選手とアルモンテ選手の速攻で幸先よく先制したものの、先発小笠原投手が簡単に逆転を許す序盤戦。
ポイントは3回裏からの攻防。
まずは3回裏、3対1で勝っているスワローズの攻撃。試合を決定付けるかと思われた廣岡選手の大飛球は僅かに切れてファウルに。
これが2ランホームランになっていれば、スワローズの一方的な試合展開になっていただろう。
命拾いしたドラゴンズ、4回表の攻撃。
無死1・3塁のチャンスを作るも、平田選手がダブルプレー。最低限の1点のみに終わり、同点に追いつくことができず。
このどこかフワフワした展開の中、ドラゴンズに流れを引き寄せたのは4回裏から登板した又吉投手のピッチング。
球威のあるストレートで相手打者を圧倒。
見事三者凡退に仕留め、5回表の逆転劇を呼び込んだ。
また、逆転直後の5回裏も無失点で切り抜けており、試合を完全にドラゴンズペースに導いた。
又吉投手といえば、回跨ぎをすると点をとられることで有名である。
しかしながら、セットアッパーとしての役割を担えていない以上、負けている試合での登板も多くなるのが実情。
そのポジションの投手が回跨ぎできないのであれば、もはやベンチにいる必要はない。
先発経験もある又吉投手、スタミナは問題ないはずだ。
今シーズンは回跨ぎの又吉として、汚名を返上してもらいたい。
試合後の与田監督も又吉投手を評価するコメントを残しているようで、本日の投球は素晴らしかった。
■助演選手賞
京田 陽太 選手
又吉投手が流れを引き寄せた後の5回表、先頭打者として実績のあるスワローズ近藤投手からヒットを放ち出塁。
その後同点のホームを踏んだ京田選手。
守備では昨日に続き送球ミスがあったものの、試合のポイントで出塁できたことが素晴らしかった。
■助演選手賞
井領 雅貴 選手
9回に貴重な追加点となるソロ本塁打を放つ。
前の打席にもあわや本塁打の大ファールを放っており状態の良さが感じられる。
心配なのは紅白戦で死球を受けた遠藤選手だが、怪我の具合はどうだったのであろうか。
続報を待ちたい。