開幕へのカウントダウン②
昨日で開幕前の練習試合が全て終了。
ついにプロ野球開幕まであと5日となった。
1週間前に確認した「開幕に向けたドラゴンズのチェックポイント」について、その結果を確認してみよう。
その時の記事はこちら↓↓
チェックポイントは全部で6つだ。
① 開幕ローテ―ション
先週の練習試合における各投手の登板日から、以下6人の開幕ローテ―ションが濃厚だ。
スワローズ戦:大野ー山本ー梅津
ベイスターズ戦:柳ー小笠原ー岡野(吉見)
ベイスターズ戦に登板予定の裏ローテ投手陣は、最終調整として明日から行われる2軍戦(対タイガース)に登板する可能性がある。
吉見投手と岡野投手が争っている最後の一枠については、阿波野コーチも「まだ決まっていない」旨のコメントを残した。
2軍戦の結果が最終判断に影響してきそうだ。
② 開幕捕手
先週金曜日の練習試合、大野投手の相棒を加藤捕手が務めたことで開幕捕手は加藤捕手に確定した。
大方の予想通りではあるが、如何せん加藤捕手の打撃は練習試合を見ていても非常に希望が薄い。
首脳陣は加藤捕手の評価を開幕30試合程度で見定めなければならない。
そうでなければ来シーズンも正捕手不在だ。
今シーズンの捕手起用方法についての記事はこちら↓↓
③ 開幕レフト
福田選手とアルモンテ選手の一騎打ちとなっている開幕スタメンレフト。
先週の起用方法を見ると、開幕レフトはアルモンテ選手がやや優勢だ。
やはりスワローズ石川投手を得意としていることが要因だと思われる。
イメージに過ぎないが、石川投手の緩い変化球(特にスクリューボール)を溜めて打てそうなのはアルモンテ選手だ。
福田選手は空振りする図が頭に浮かぶ。
④ 守護神
阿波野投手コーチが開幕守護神が岡田投手であることを示唆した。
練習試合での起用法を見ても間違いないだろう。
考えてみれば、昨シーズン終了時に決まらなかったものが、大きな補強をしたわけではないのに、今シーズン開幕時に決まっているわけもなく。
正捕手不在も含め、最後の練習試合でドラゴンズの弱点を改めて思い知らされた。
いずれにせよ岡田投手は絶対的守護神ではない。
全員で最後の3アウトを奪いに行ってほしい。
⑤ 打順
どうやら2番打者は平田選手に落ち着きそうだ。
先週の練習試合では全試合平田選手が2番として起用された。
これについては、開幕までに別途書きたいと思うが、筆者の考えと一致する。
題名は『平田良介に制約を』の予定だ。
乞うご期待。
⑥ 開幕一軍
阿波野投手コーチがリリーフ8人態勢を明言した。
右投手:Rマルティネス・藤嶋・又吉・祖父江
左投手:岡田・福・ゴンサレス・橋本
その他に鈴木博志投手と濱田達朗投手が1軍に帯同しているが、やや厳しいか。
一方野手陣(捕手を除く)では、
内野控え:堂上
外野控え:福田・武田
は1軍入りが濃厚か。
当落線上は、高松渡・石川駿・渡辺勝・遠藤一星・シエラとなるが果たして。
最後に、先週の他球団先発投手の状況も整理しておこう。
開幕カードのヤクルト、練習試合の表ローテは、石川→(中止)→小川であった。
当初開幕3戦目に先発予定であった高橋奎二投手は不調のため2軍に合流したようだ。
どうやら石川→小川→山田大樹の可能性が高そうだ。
2カード目ベイスターズの裏ローテは、濱口→中川→桜井であった。
誰が投げるか非常に読みづらい状況ではあるが、濱口投手の登板は堅そうだ。
それと、ハマの「ドラゴンキラー」平良投手をぶつけない手はないだろう。
シーズン序盤のドラゴンズ対ベイスターズ3連戦は週前半に3回行われる。
ベイスターズ側からすれば、ドラゴンズ戦にあたる裏ローテから平良投手を外す理由がない。
開幕投手の今永投手の他、ピープルズ・坂本といった投手が表ローテで登板していたのを見ると、濱口→平良→桜井といった感じであろう。
個人的には開幕6戦目にドラゴンズ岡野投手vsベイスターズ坂本投手というルーキー対決も見てみたい気がする。