負けるな、負けるな、負けるな
プロ野球、怒涛の開幕3連戦が昨日終わった。
心配されていた雨天中止もなし。
ドラゴンズが勝ち越したので、気分が良い月曜日だ。
しかし、たった3試合でこの充実感!
と、なんとも言えぬ疲労感(大部分は開幕戦によるものだが・・・)。
選手たちはこの100倍、充実感と疲労感のあった3試合だったであろう。
ところで、開幕直後の筆者の毎年の楽しみは、各球団の個人打率を眺めること。
開幕直後ならではの、「5割越えの打率」や「未だノーヒット」の打者を探すのが好きなのだ。
セ・リーグをざっと見た感じ、この選手たちが良くも悪くも目立っている。
・タイガース近本:未だ1安打、2年目のジンクスか!?
・タイガースボーア:未だノーヒット、恒例の外れ外国人!?
・ジャイアンツパーラ:打率5割超え、シャークダンスとか外れっぽいのに意外。
・カープ菊池:未だノーヒット、毎年開幕に苦戦しているイメージ。
・スワローズ坂口:打率6割、全打席見たから知ってる。
・ドラゴンズ平田:未だ1安打、サードゴロしか打てない。
ただの運なのか、本物の実力か。
今週どのように成績が変化していくか、注目してみよう。
さて、今週のドラゴンズはベイスターズ→カープの6連戦が予定されている。
キーワードは「負けるな、負けるな、負けるな」だ。
誰に「負けるな」かというと、カープドラフト1位の大型ルーキー、森下暢仁投手に負けるなだ。
まず1つ目の「森下に負けるな」。
対ベイスターズ戦、初戦に先発するのはドラゴンズ柳投手。
ご存じの通り、明治大学では森下投手の先輩にあたる。
森下投手が明治大学に進学するにあたり、柳投手から直接入学を誘われた話は有名。
森下投手も憧れとして柳投手の名前を挙げており、柳投手も森下投手の実力を認めている。
昨日のカープ対ベイスターズ第3戦では、プロ初登板にも関わらず強力ベイスターズ打線を7回無失点に封じた森下投手。
同じベイスターズ打線を相手に先輩柳投手はどんなピッチングを見せるのか。
森下投手に負けない投球ができるのか、注目だ。
次に2つ目の「森下に負けるな」。
対ベイスターズ第3戦に先発予定なのがドラゴンズのドラフト3位ルーキー岡野投手。
言わずもがな、森下投手と同じルーキーであり、仮に新人王を狙える活躍を見せたとしたら、最大のライバルになりそうだ。
昨日の試合、不運にも自身の降板後チームがサヨナラ負けを喫し、森下投手は「新人勝利一番乗り」を逃した。
果たして、岡野投手は「新人勝利一番乗り」を成し遂げることができるのか。
また、ベイスターズの先発投手がこちらも同じく新人の坂本投手である可能性が高い。
ルーキーたちの火花散る戦いから目が逸らせない。
最後に3つ目の「森下に負けるな」。
これはもう当然、対カープ第3戦に先発予定の森下投手に「負けるな」である。
打線ももちろんだが、先発予定の梅津投手にも投げ負けてほしくない。
昨日の梅津投手のピッチングを見て、「これは球界を背負う大エースになるかもしれない」と思った筆者が、まだ試合中であったベイスターズ対カープにチャンネルを変えたところ、森下投手が終盤の7回にも関わらずコーナーに150キロ超のストレートを連発していた。
球速・コントロールともに梅津投手と同等に見えた。
「球界を背負う大エース」ってこんなにすぐ見つかるんだっけ。
1学年上の梅津投手。
新人に投げ負けるわけにはいかない。
大注目の一戦は今週日曜日にプレイボールだ。
さてお終いに、無観客試合でホームチームの優位性が崩れているのではないかという話がある。
神宮球場で勝ち越したドラゴンズを筆頭に、なんとパ・リーグは全ホームチームが負け越している。
この推測は高い確率で正しいと思われる。
どう考えてもファンの圧力が少ないのはビジターチームにとってプラスだ。
(声援が野次中心である甲子園球場は分からないが・・・)
そんな中、無観客の球場に上手くホームの雰囲気を感じさせているチームがあった。
ジャイアンツである。
理由は1つ、録音した応援をまぁまぁ大きな音量で流しているからだ。
テレビで見ていると、その応援の音だけで無観客とは思えない錯覚に陥る。
全球団確認したわけではないが、練習試合では千葉マリンスタジアムも同じことを行っていた。
だが、東京ドームと千葉マリンスタジアムでは、その圧力が全く違う。
これは恐らく、ドーム球場の音響設備と屋根の付いた密閉空間が、応援を流すことに適しているのだろう。
その効果もあってか、ジャイアンツはタイガース相手に開幕3連勝。
疑うなかれ、ホーム球場で勝ち越した唯一のチームである!!
ドラゴンズのホーム球場は、そうナゴヤドームである。
東京ドームと同じ音響効果が発揮できる環境は整っている。
静けさの中、キャッチャーミットにボールが収まる音を感じるのも良い。
だがやはり、チームの勝利のために、少しでも相手チームに圧力をかける方が優先だ。
ナゴヤドームにドラゴンズの応援歌が高らかに響き渡れば、放送席の声が聞こえると的確な指摘をした与田監督が”クレーマー”呼ばわりされることもないだろう。
(「サウスポー」は流しちゃダメ。)
今からでも遅くはない。
ドーム球場というホームの利を最大限に活かすのだ。