ドラフト会議考察(4位指名編)
今週、大学への進学が有力視されていた中京大中京高校の高橋宏斗投手が、一転プロ志望届を提出したことで、ドラゴンズの指名予想も大きく変更を余儀なくされそうだ。
しかし一旦は、1位を栗林投手とする本ブログの現在の予想に沿い、考察を続けていきたい。特に今回考察するタイプの選手は、誰が1位指名になろうと関係なく、指名をされる可能性が高い。
ということで今回は、『ドラフト会議考察(全体ターゲット編)』で検討した結果をもとに、ドラゴンズのドラフト4位指名に適した選手を探していこうと思う。
『ドラフト会議考察(全体ターゲット編)』の記事はこちら↓↓
振り返りとなるが、今年のドラフト会議では、以下のような「タイプ」を持つ選手の指名を行いたい。
ドラフト1位:即戦力投手(大学・社会人卒)・先発型
ドラフト2位:即戦力外野手(大学・社会人卒)・総合型
ドラフト3位:即戦力投手(大学・社会人卒)・中継ぎ型
ドラフト4位:将来性内野手(高校卒)・遊撃手の身体能力型
ドラフト5位:将来性投手(高校卒)・のびしろ型
それでは早速、ドラフト4位の候補選手を探っていく。
候補となる今年の「将来性野手(高校卒)※遊撃手」を、筆者が評価する順に並べてみる。
・高寺選手(上田西高校)
・中山選手(中京大中京高校)
・土田選手(近江高校)
遊撃手としてプレーしている候補選手はもう少し多いのだが、高校生の場合チーム事情で無理やり遊撃手を守っている場合も多い。ここでは、プロでも遊撃手としてプレーできそうな選手を前提に評価した。
この時点で、ドラゴンズが指名を行う選手は予想がつく。今年のドラゴンズ、「地元重視」の意味では最大のミッションかもしれない。
そう、地元中京大中京高校出身・中山選手の指名である。
実力的には3選手の差はあまりないと思うが、中山選手の送球の強さは目を惹く。打撃についてはまだまだ穴が多いと感じるものの、三振が極端に少ないというデータを持っており、天性のコンタクト術を持っているのかもしれない。
問題は、ドラフト何位であれば獲得可能なのかという点なのだが、3〜4位で消える可能性が高いと考えている。ただ、今年は甲子園中止の影響もあり、高校生の評価が非常に読みづらい。
とはいえ、3位に繰り上げるほど緊急性を有しているポジションではないだけに、仮に中山選手が他球団に指名されてしまっても、他の2名のうち1人を指名できれば十分といえるはずだ。
ちなみに、今のところプロ志望届を提出しておらず進学が濃厚と言われているが、地元にはもう1人筆者が注目する逸材の野手がいる。
・佐々木 泰 選手(県岐阜商)
主に三塁を守っているが、身体能力の塊であり、将来的にはどこでも守れそうだ。ドラゴンズ石垣選手にタイプが似ている。進学でなければ是が非でも獲得したい選手だ。
ということで、ここまでの指名予想を整理すると、
■ドラフト1位予想
栗林 良̪吏 投手(トヨタ自動車・右投右打)
■ドラフト2位予想
五十幡 涼汰 外野手(中央大学・右投左打)
■ドラフト3位予想
高野 脩汰 投手(関西大学・左投左打)
■ドラフト4位予想(new!!)
中山 礼都 内野手(中央大中京高校・右投左打)
※筆者の希望は・・1位早川投手、2位今川選手、3位「即戦力右腕投手」
さて次回は、5位指名編として将来性投手(高校卒)・のびしろ型を探していきたい。
中京大中京高校の高橋宏斗投手を1位指名する場合には、この枠は高橋投手で埋まってしまうので、このタイプを下位で指名する可能性は少し下がったといえるが、まだ決定した訳ではない。どんな状況にも対応できる準備をしておこう。
今日名前があがった選手は、 是非動画などでプレーを確認してみてもらいたい。
『ドラフト会議考察(1位指名編)』の記事はこちら↓↓
『ドラフト会議考察(2位指名編)』の記事はこちら↓↓
『ドラフト会議考察(3位指名編)』の記事はこちら↓↓