2020/10/10 対読売ジャイアンツ
結果は1-7でドラゴンズの敗戦。
今日のヤリエル投手から5回に一挙4点をとったジャイアンツ打線、恐るべし。首位にいる理由がよく分かる粘り強い攻撃であった。同じ強力打線でも、ベイスターズにはこういった点の取り方はできない。
ヤリエル投手も素晴らしいボールを投じていたが、今日は内野安打を含め嫌らしく攻略されてしまった。ひとつひとつ勉強だろう。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
該当なし
京田 陽太 選手
1回表のジャイアンツの攻撃を三振ゲッツーで切り抜け、ドラゴンズに流れがある中での1回裏の攻撃。
幸先良く大島選手が出塁するも、京田選手が流れを無にするダブルプレー。
今日に限らず、2番打者としての役目を全く果たせていない京田選手。ヒットが打てないのは仕方ないが、最低限のプレーができない。
2番が井端選手であれば初回に畠投手を叩くことができたであろう。
さて、今日のドラゴンズの継投は、ヤリエル投手・木下投手・マルク投手と元育成選手でのリレーとなった。ちなみに痛いタイムリーを浴びたジャイアンツ松原選手も元育成選手。
近年、金満球団は育成選手と大量に契約し、「数打てば当たる」の論理と3軍制という叩き上げのシステムで、金欠球団との戦力差を広げている。
そんな中、金欠球団であろうドラゴンズで数少ない元育成選手が活躍するのは嬉しい限りだ。木下投手が丸選手から三振を奪う姿は痛快であった(直後にどデカい一発をくらったが)。
高木氏が現役の時代から、金満球団ジャイアンツに立ち向かってきた球団は、同じ新聞社を母体とする中日ドラゴンズである。
このまま、資金力通りジャイアンツの独走を許し、昨今のパ・リーグのような1強状態を作られるわけにはいかない。
原監督は70人の支配下枠撤廃まで訴えている。
金満球団の暴走を阻止できるか。
止めるのはドラゴンズ以外に考えられない。