プロ野球開幕まであと10日余り。
残る練習試合は6試合。
開幕に向けたドラゴンズのチェックポイントを最終確認しておこう。
全部で6つのポイントだ。
① 開幕ローテ―ション
幻の開幕ローテ―ションであった6人の投手。
(大野・山本・小笠原・柳・吉見・岡野)
そこに梅津投手を加えた、計7人で争われている開幕ローテ―ション。
筆者は、大野・小笠原・柳・梅津投手の4人は確定であり、残りの2枠を山本・吉見・岡野の3投手で争っていると想定しているが、先週の3投手の結果はこのような印象だ。
岡野>吉見>山本
果たして、誰が脱落するのか。
今週の各投手の投球内容に注目したい。
② 開幕捕手
予定通り3月に開幕していれば、スタメン捕手は加藤選手であった。
ところが、開幕が延期となったことで状況が混沌としてきた。
首脳陣は直近の紅白戦・練習試合と、2試合連続で大野投手を郡司選手と組ませている。
延期期間に考えが変わったのか、それとも当初の予定通り加藤選手を起用するのか。
今週金曜日の練習試合、大野投手の相棒を務める者が開幕捕手であろう。
大注目だ。
③ 開幕レフト
新加入のシエラ選手も調子を上げてアピールしているが、開幕に限って言えば福田選手とアルモンテ選手の一騎打ちだろう。
両選手に甲乙は付け難く、開幕してからもコンディションや相性を考えて併用されていく可能性が高いと想定している。
とすれば、開幕レフトはヤクルト先発石川投手との相性次第である。
■2018年
福田VS石川:10打数1安打1本塁打
アルモンテVS石川:12打数4安打
■2019年
福田VS石川:2打数0安打
アルモンテ選手は石川投手を得意にしている。
開幕レフトはアルモンテ選手が優勢だ。
④ 守護神
キャンプイン当初に守護神候補と目されていたのは岡田投手と藤嶋投手。
藤嶋投手は出足から結果が出ず躓き、岡田投手は最近打ち込まれるケースが目立っている。
そこで昨シーズン抑えの経験もあるR・マルティネス投手の名前も挙がってきているが、開幕からの守護神には誰が任命されるのか。
前述した3つのポイントと異なり、守護神の選択はシーズン全体に関わってくる。
首脳陣に課された、最も大きな任務。
練習試合残り6試合の守護神に注目したい。
⑤ 打順
打順の注目点は、2番に座る打者だ。
最近でも、アルモンテ選手や平田選手が日替わりで起用されている。
筆者の意見としては、平田選手一択である。
これについては、開幕までに別途書きたいと思う。
題名は『平田良介に制約を』の予定だ。
乞うご期待。
⑥ 開幕一軍
控え選手にとっても勝負の一週間。
レギュラーの出場機会が多くなるため、アピールする機会はもう僅かしか残されていない。
鈴木博志、高松渡、石川駿、渡辺勝、遠藤一星、、、
一軍登録人数がまだはっきりしていないが、当落線上にいる選手たちの最後のアピールに期待したい。
以上がドラゴンズのチェックポイントだ。
また、そろそろ対戦する他球団の先発投手の情報も気になる時期になってきた。
開幕カードのヤクルト、練習試合の表ローテは、石川→小川→高橋奎二であった。
2カード目DeNAの裏ローテは、濱口→上茶谷→坂本(ルーキー)であった。
上茶谷投手は登板後にコンディション不良が伝えられており、登板は見送られるかもしれない。ハマの「ドラゴンキラー」平良投手をぶつけてくる可能性もありそうだ。
各球団の先発投手からも目が離せない一週間となりそうだ。
さて、最後に全く話は変わるが、遠藤一星選手がジャイアンツの亀井義行選手に憧れているとの情報があった。
筆者が勝手に遠藤選手の完成形として考えていた亀井選手を、まさか本当に本人が意識しているとは。
偶然ながら、すごく嬉しいニュースであった。
遠藤選手と亀井選手についての記事はこちら↓
academyawards-dragons.hatenadiary.com
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