2020/6/7 対西武ライオンズ 練習試合
メットライフドームでの対ライオンズ第3戦。
結果は1-11でドラゴンズの大敗。
終盤は平田選手の落球など気の抜けたプレーが見られて残念でしたが、まずは練習試合前半戦の6試合、大きな怪我なく終えられたのが一番の収穫です。
6試合の結果は2勝3敗1引き分け。
結果は関係ないと言いますが、あまりに勝てなくても心配になるので、来週も最低5割くらいで乗り切って欲しいですね。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
鈴木 博志 投手
今日の試合は助演選手賞を選ぶのも難しいくらい活躍した選手がいなかった。
そんな中、5回に2番手で登板し、自らの四球と味方のエラーで無死2・3塁のピンチを迎えながら、無失点で切り抜けた鈴木投手を選出。
ピンチを迎えてから開き直ったのか。
ストレートで打者を詰まらす、鈴木投手の特徴ともいえるピッチングを今シーズン初めて見れた気がする。
いっその事、昨シーズン序盤の谷元投手のような、満塁での火消役として起用してみてはどうだろうか。
いや、押し出しになる未来しか見えないか。
良いピッチングだったとは言え、今日も先頭打者に四球。
今後も信頼を掴むために結果を積み重ねていくしかない。
ゴンサレス投手
一昨日に引き続きライオンズ打線につかまったゴンサレス投手を選出。
一昨日の5失点に比べて今日は2失点と、結果だけ見れば良くなったものの、内容は今日のが悪かった。
四球、ヒット、ヒット、牽制エラー、四球。
このような崩れ方は信頼をなくしていく。
また、序盤に1対4となって以降、次に得点したチームが後半戦の流れを握るゲーム展開。
5回のピンチを鈴木投手が踏ん張ったことを台無しにする様にあっさりと失点。
今日のゲームの敗戦はここで決まった。
果たして開幕までに修正できるのか。
ゴンサレス投手の来週のピッチングに注目だ。
ちなみに、猛打賞の活躍を披露したアルモンテ選手だが、拙い守備が2回見られたため、助演選手賞の受賞は惜しくも逃す結果となった。
さて、先発の梅津投手。
最速152キロの直球を軸にキレのあるフォークでライオンズ打線から4回6奪三振。
しかし、今日はカウントを稼ぐスライダーをコントロールできず。
2回に集中打を浴びて4失点とイマイチな結果におわった。
ただ、評価としては合格点を与えて良いだろう。
オープン戦で1回に3失点を喫した広島戦。
あの試合は調整遅れからの焦りもあったのか、自分の投球を全くできていなかった。
そこから幸いにも開幕延期となり、じっくりとコンディションを整えられたのだろう。
今日は素晴らしいボールも沢山投げていたし、昨日の山本投手と比べるとスタミナも問題なさそうだ。
あとは試合後の本人のコメントを確認したい。
本人もある程度の手応えを得ているようなら、心配はいらないだろう。
今日の試合は控え野手中心のスタメンだったが、レギュラー陣を脅かすような活躍をする選手はいなかった。
選手層の薄いドラゴンズ。
下からの突き上げがないのは先が思いやられる。
調整がメインの練習試合、かつ遠征中という難しい状況ではあるが、控え選手に危機感を持たせチームの競争意識を高めるためにも、来週は多少1・2軍の入れ替えを行っても面白いかもしれない。