神宮球場での勝ち越し後DeNA3連戦が中止となり、ドラゴンズの勢い低下が心配されたタイガース3連戦。
結果的には、ドラゴンズ投手陣が能力を存分に発揮し3連勝。今思えば、初戦の8回の逆転劇が全てだったのかもしれない。
今日の試合は何と言っても柳。最後までマウンドを譲らないという姿勢は、球数至上主義の現代野球に一石を投じる絶滅寸前の古代エースの姿だ。
なんといっても前回登板から中10日。恐らく次回登板も中7日以上の間隔が空く。パワーが無くなるまで力を使い果たす環境は整っていた。
9回1失点135球完投。
中継ぎ陣の負担軽減。先発陣への良い刺激。
他球団では見られない絶滅危惧種の古代エースが、そのプライドを持ってチームにもたらす効果を、我々が実感するのは少し先の話だろう。