結果は0-0で引き分け。
両チームの先発、大野投手と大貫投手の息づまる投手戦は、互いに譲らずスコアレスドロー。
ベイスターズは4回裏の一死1・3塁、ドラゴンズは7回表の無死1・3塁という唯一絶好のチャンスを生かせず、好投の先発投手に勝ちをつけることはできなかった。
内野ゴロでも得点できる場面でショートライナーを放ってしまった阿部選手。色々な見方があると思うが、筆者としては強い打球を打つというスタンスが悪いとは思わない。飛んだ場所が悪かった。
問題はむしろ木下選手。先週からチャンスでの内野フライは3度目か?自分のバッティングができない場面が続いている。
■主演選手賞
大野 雄大 投手
8回無失点の完璧な投球。勝てなかったのは可哀想だが、逆に負けなかったのは大野投手のおかげである。
■助演選手賞
R・マルティネス 投手
9回裏に登板し危なげなく試合を締める。福投手がサヨナラ負けを喫したタイガース戦と似た状況(先発が好投した後の同点の9回裏)だっただけに心配したが、力量が違った。
さて、スタメンから三ツ俣・根尾を外し、阿部・福田を起用した与田監督。2人とも安打を記録したとはいえ、まだまだ低調な打撃が続いている。
新外国人のガーバー選手が合流すれば、1枠は埋まるのかもしれないが、そこまでどうやり繰りしていくのか。
ベンチワークで勝敗が分かれる試合が続いていきそうだ。
大野投手で今週のスタートダッシュに失敗したドラゴンズ。未だ週頭の火曜日は勝ちなしだ。昇龍の季節はまだ先か。