A・マルティネスの打力をどう使うか
2021/4/15 対読売ジャイアンツ
東京ドームでの対ジャイアンツ第3戦。
結果は1-5でドラゴンズの敗戦。
敵地で無惨にも3連敗を喫したドラゴンズ。今日もわずか1得点に終わり、3連戦の合計得点は3点。
得点が3点以下に終わった3連戦の数は、2019年シーズンが計1回、昨シーズンが計2回。シーズンで最も苦しい貧打の時期が早めにやってきたのだと、開き直るしかないだろう。
3連敗は取り戻すのに1ヶ月はかかる。ゆっくりと成長していくしかない。
こんな時は若手の活躍が大切。スタメンの根尾選手はチーム唯一の打点となる犠牲フライに加えて安打も記録。石橋選手も出場機会が巡ってきた。
スタメンがスカスカなだけに、石川昂弥選手や石垣選手が負傷しているのが残念で仕方ない。若手が伸びてこなければ来年も同じ貧打を見ることになるのが、今から辛い。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
藤嶋 健人 投手
今日も元気に2回無失点。ボールは荒れ気味だったが、ストレートに勢いがあり力で封じ込めた。
負けている展開で投げる投手がこれほど抑えているのに、逆転する気配が全くないのは寂しい限りだ。
木下 拓哉 選手
2回表の無死満塁のチャンスで気の抜けるような内野フライ。3回裏の守備ではセカンドへの悪送球で易々と追加点を許す。マイナス2点の働きは、今のドラゴンズにとって致命的だ。
さて、先発の福谷投手だが、ボールは走っていたが好調に転じているジャイアンツ打線に上手く打たれた印象だ。次に期待したい。
4番のアリエル選手は、やはり1人だけレベルの違う打撃をしている。ビシエド選手復帰後に控えにまわるのが残念でならない。
外野にトライしないのであれば、捕手での出場が増えてくるかもしれない。アリエル選手の起用法はシーズンを大きく左右する。