2020/10/12 対読売ジャイアンツ
結果は3-2でドラゴンズの勝利。
借金返済がかかった大一番。首位ジャイアンツとの今シーズン最終戦は、手に汗握る1点差の投手戦を、ドラゴンズが正真正銘の“力”で制した。
今日の戦い方は強い。追加点がとれなくても、投手力で勝ち切った。来シーズンに向けて、ジャイアンツには嫌な印象を残すことができただろう。
■主演選手賞
祖父江 大輔 投手
2試合連続で8回にジャイアンツ強力クリーンナップと対峙。先頭の吉川選手に出塁を許すも、1塁から進塁を許さず。
圧巻は4番岡本選手との対決。2ストライク目を外のスライダーで簡単に空振りを奪い、最後はアウトロー149キロのストレート。審判の手を上げさせるには十分な斬れ味であった。
■助演選手賞
R・マルティネス 投手
増田選手に盗塁を許し、最後は手に汗握る展開に。それでも掻く巨人を力で捻じ伏せる投球は快感である。
昨シーズンから見違えるほど頼もしくなった。本当に、味方で良かった。
■助演選手賞
阿部 寿樹 選手
2回裏に同点のツーランホームラン。
先制された直後だけに、非常に大きな一発となった。
その後も2安打を放ち猛打賞の活躍。守備でも好プレーを見せてくれた。
さて、ナゴヤドームでのスワローズ2連戦を連勝。ジャイアンツ3連戦を2勝1敗。
理想的な勝敗で、明日からはタイガースをナゴヤドームに迎える。
思えば昨シーズンも最後の敵はタイガース。今シーズンも2位争いはタイガースが相手になるだろう。
ここで負けているようでは、来シーズンもタイガースを超えることはできない。