2020/9/2 対広島カープ
結果は5-9でドラゴンズの敗戦。
昨日の大野投手の完封でできた良い流れを、簡単に吹き飛ばす先頭2者連続ホームラン。4回には勝負を決定付ける満塁ホームラン。
2試合連続で試合を作れなかった小笠原投手と、起用を続けたドラゴンズ首脳陣に弁解の余地は無い。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
遠藤 一星 選手
6点差で代打に出ればスイングが大きくなるものだ。
逆転のチャンスで打席に立てばスイングが粗くなるものだ。
そんな難しい打席が6回に2度回ってきたが、『出塁』というチームプレーを徹底。
貴重なヒットと四球でドラゴンズにリズムをもたらし、6回に一挙5得点をもたらした。
犠牲フライや死球。
最近の遠藤選手は誰よりもチームのために戦っている。
■助演選手賞
井領 雅貴 選手
6回の満塁の場面で登場。
150キロ前後のストレートを見せられた後のインコース難しいコースの変化球を見事に捉えると、ライトフェンス直撃の2点タイムリーツーベース。
スタメンの座は掴みきれなかったが、実力は確実にアップしている。
小笠原 慎之介 投手
ストレートの威力も無ければコントロールも無い。軽々とスタンドに運ばれ、試合を早々にぶち壊す。
変化球を増やす等の工夫は出来たかもしれないが、小手先で誤魔化しても遅かれ早かれ結果は同じだったであろう。
再調整しても既にシーズンは後半。
今シーズンの出番はもう無いかもしれない。
さて、疑問視したいのは小笠原投手と福谷投手の先発する順番である。
今日の小笠原投手・明日の福谷投手ともに、中7日での登板となる。
言わずもがな、来週前半は首位ジャイアンツをナゴヤドームに迎える勝負の3連戦。
このまま小笠原投手で臨むのであれば別に良いのだが、登録抹消すると先発投手が1人足りなくなる。
そこで候補として名前があがるのは当然勝野投手になるのだが、1軍再登録は早くとも10日の木曜日だ。
とすれば、明日先発する福谷投手が中5日で9日の水曜日に登板する必要が出てくる。
小笠原投手の今日の結果がある程度予想出来たことを考えれば、今日福谷投手を中6日で登板させ、明日小笠原投手を中8日で登板させるべきではなかったか。
この判断の結果は来週にならないと分からないが、少なくとも筆者は、来週のジャイアンツ戦の先発は大野-福谷-勝野を起用すべきだと考える。
どうするの。大事な3連戦にも関わらず、福谷投手は中5日での登板だ。