中日ドラゴンズ アカデミー賞

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2020/8/9 対読売ジャイアンツ


ナゴヤドームでの対ジャイアンツ第3戦。

結果は2-2で引き分け。

 

 

2軍から湧き出てくる豪腕右腕たち。

野投手・福谷投手に続いて、プロ初先発のヤリエル・ロドリゲス投手が150キロ超のストレートで強力ジャイアンツ打線をねじ伏せた。

 

ところがどっこい。

勝ち星に恵まれない点も前述の投手たちをみているよう。

 

スタメンが加藤捕手となったところで、勝つなら3点以内のゲームという予想はついていたものの。

 

追加点の取れない打線。

なかでも、チャンスでバットに当たる気配のない加藤捕手の打席は、もう懲り懲りである。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 ヤリエル・ロドリゲス投手

 

春先に見たときは、速いストレートと切れ味鋭いスライダーがありつつも、何故か打者に捉えられるシーンが目立っていたヤリエル投手。

 

4〜5ヵ月の間に、2軍での経験を積み、その素晴らしいボールをピッチングに活かす術を学んだのであろう。

 

先週まで育成選手だったとは信じられないほどのピッチングで、6回までノーヒットに抑える驚きの内容。

 

性格は強気そのもので、外のスライダーに手を出さない打者には、もう一段切れ味鋭いスライダーを投げ込み三振を奪うというマウント投法。

 

将来日本球界を背負うであろう梅津投手の穴は、将来キューバを背負うであろうヤリエル投手の登場で、易々と埋まった。

 

 

■助演選手賞

 祖父江 大輔 投手

 

7回表に3番手で登板し、一死1・2塁のピンチを犠牲フライの1失点で凌いだ祖父江投手を選出。

 

ドラゴンズが追加点のチャンスを逃し続けたあげく、ヤリエル投手が初ヒットを許し失点。

さらには2番手の岡田投手がピンチを広げるという大逆風の中でマウンドに上がった祖父江投手。

 

北村選手にヒットを許し満塁とされながらも、逆転を許さなかった投球は、1勝分の価値がある。

 

 

■助演選手賞

 谷元 圭介 投手

 

延長10回に佐藤投球が作った満塁のピンチで登板。

中島選手を三振に抑え、引き分けの立役者に。

 

しかし間違っても、勝ちパターンに起用してはならない。基本はストライクが取れない投手である。

佐藤投手を優先する起用法は間違っていない。

 

 

 

さて、オープナー宮国投手やスタメン加藤捕手、ヤリエル投手のノーヒットピッチングに根尾選手の緊急出場と、話題てんこ盛りとなった今日の試合だが、ドラゴンズにとって一番のビッグニュースは、アリエル選手の怪我である。

 

数試合前からスイングがおかしかったが、恐らく痛めていた箇所を今日のスイングで悪化させたのであろう。

 

石川駿選手と似たような怪我かもしれない。

だとすれば、完治に時間を要する

石川駿選手はまだ2軍戦にも出場できていない。

 

ドラゴンズの弱点であった捕手を、少なくとも平均点以上にまで押し上げていたアリエル選手の離脱は、痛いなんてもんじゃない。

 

2軍戦では郡司選手が本塁打を放っていたが、果たして今後の捕手はどうなるのか。

まずはアリエル選手の続報を待とう

 

 

最後に、明日の先発投手は小笠原慎之介

 

開幕ローテーション確実と思われた小笠原投手が、開幕2軍スタートというショッキングなニュースを聞いてから、はや2ヶ月。

 

ようやく陽の当たる場所に戻ってくる小笠原投手が、果たしてどのようなピッチングを見せるのか。

 

大丈夫。

カープ西川選手に対する初球、外角低めへの直球が、球速138キロでファンが頭を抱えるところまでは覚悟している。

つまり期待値は、高くないぞ。