やはり俺だけ中5日!
2020/8/15 対読売ジャイアンツ
東京ドームでの対ジャイアンツ第2戦。
結果は7-4でドラゴンズの勝利。
ドラゴンズは昨日から攻撃の指揮官が代わったのだろうか?
昨日試したライト・アルモンテ選手の『ファイヤーフォーメーション』を早速スタメンから起用すると、1回には出塁した大島選手が初球から盗塁。
今までとはガラリと変わった攻撃的な采配は、人が代わったとしか思えないほどだ。
■主演選手賞
ヤリエル・ロドリゲス投手
7回1失点の好投で、NPB初勝利。
先週の初登板と同様に、序盤に先制点をもらいながら我慢をする展開。
ピンチも多かったが、結果1失点で切り抜けたことがドラゴンズの勝利につながった。
コントロールが乱れる場面はあるが、ストライクゾーンにボールを投げ込めれば、早々打てるボールではない。
まだ登板2試合目だが、驚異的な投手がドラゴンズの戦力の仲間入りをしてくれた。
最近の先発陣は、疲れを考慮されてか、勝野投手がお休み抹消・松葉投手と大野投手が中8日の登板と、間隔を空けた登板が目立っている。
来週前半も、小笠原投手・福谷投手・柳投手に加えて、木曜日には勝野投手が登板可能になるので、怪我の心配がある福谷投手あたりは登板しないかもしれない。
そんな中、ヤリエル投手は中5日での登板。
なんで俺だけ中5日?
いやいや、そんなバイタリティの投手には見えない。
やはり俺だけ中5日!
夏場に来て、この心意気は頼もしい。
■助演選手賞
阿部 寿樹 選手
今日の試合は、3対1からどちらが先に点をとるかがポイントであった。
均衡を破ったのは8回表、阿部選手が一死満塁からセンターオーバーのタイムリー2塁打。
最低限の犠牲フライかと思ったが、フェンスを直撃する阿部選手特有の伸びる当たり。
勝負強い打撃は、チームを支えている。
■助演選手賞
福 敬登 投手
6点差となり勝ちを確信した8回裏、右のセットアッパーの祖父江投手がつかまった。
4本のヒットを浴び2点を失い、なおも一死1・2塁。
代打の切り札亀井選手登場という、ジャイアンツにとっては奇跡の逆転が頭に浮かぶ展開。
そこでマウンドに上がったのは、左のセットアッパー福投手。
亀井選手をあっさりと打ち取ると、満塁にされるも坂本選手を三振に抑える。
昨年、9回に6失点しサヨナラ負けをするという実績があるドラゴンズだけに、この回を2失点で食い止めた福投手のピッチングは素晴らしかった。
さて、1勝1敗で迎える明日の第3戦。
大野投手が登板するというドラゴンズ首脳陣の思惑通りに進んでいる3連戦だが、プレッシャーにとことん弱いドラゴンズのエースは、期待に応えることができるのか。