2020/7/9 対ヤクルトスワローズ
ナゴヤドームでの対スワローズ第3戦。
結果は6-8でドラゴンズの敗戦。
一昨日の試合で首脳陣が大チョンボを犯し、ドラゴンズにとっては激しい逆流の中での試合となったこの2試合。
結果は、1敗1引き分け。
2連敗しなかったことを御の字とするしかない。
ホームで負け越しは非常に痛いが、まずは対戦カードが変わることで、この嫌な流れが止まることを願いたい。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
アリエル・マルティネス 選手
ほとんどの選手が逆流に流されながら必死に木の枝にしがみ付いているような状況の中、アリエルだけは悠々と川を昇り続ける。
今日も1点ビハインドの8回裏、一死1・2塁の場面で起用され、見事な同点タイムリー。
2軍で猛威を振るった打撃は、どうやら1軍でも充分通用するようだ。
但し、アリエルの勢いを持ってしても、流れを逆にすることはできない。
■助演選手賞
ゴンサレス 投手
今日も先発が長いイニングを投げ切れず、連投のゴンサレス投手が回跨ぎで2イニング登板。
安定した制球力で追加点を与えず、同点への足がかりをつくった。
さて、開幕前から不安視されていた守護神・岡田投手が連続して失点している。
これは想定内ではあるが、いつまで我慢するかの判断はとても難しい。
代わりの投手は福投手やマルティネス投手となるだろうが、福投手は経験がなく、マルティネス投手は抑えてはいるがバタバタしている。
ドラゴンズの大きな弱点である捕手にアリエルという一筋の光が見えた途端、もう一つの大きな弱点が姿を現す。
なかなか上手くはいかないものだ。
ここはもう、“太陽のような男”に頼るしかない。
悪い流れも守護神不在も、全てを吹き飛ばせるのは藤嶋健人選手だけだ。
悠長に調整を待っている時間はないぞ。
最後に、試合の勝敗よりも柳投手の離脱は大打撃だ。
今シーズンは本当に総力戦になりそう。
2軍の先発候補では、福谷投手と小笠原投手はまだ時間がかかりそう。
来週、柳投手の代わりを務められるのは笠原投手か松葉投手だ。
相手は強力DeNA打線。
今週の山本投手・岡野投手の出来も含めて、先が思いやられる先発投手陣である。