2021/4/10 対東京ヤクルトスワローズ
バンテリンドームでの対スワローズ第1戦。
結果は2-2で引き分け。
ホーム球場で数々の決定機を逃しながら引き分けという結果は、お世辞にも褒められたものではない。
だが、今のドラゴンズのチーム状態を考えると、よく負けなかったと言わざるを得ない。1回裏に相手エラーでもらった1点に救われた。
問題は当然打撃陣だ。
一発もなければ勝負強さもなく、挙げ句の果てにはバントも進塁打もできない。
ミスだらけのスワローズ相手にわずか2得点。勝ちがつかない先発投手陣に土下座ものである。
アリエル選手1軍合流まで恐らくあと1試合。辛抱の1週間を五分で乗り切れるか、明日にかかっている。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
祖父江 大輔 投手
決して負けている試合で登板している訳ではないが、競ったゲームが多く、これまで半分以上の試合に登板している祖父江投手。今日は失点した前回登板と同様の2-2の9回に登場。
ランナーを出しながらも無失点で切り抜け、引き分けに持ち込んだ立役者となった。
ダブルプレーの場面は、三ツ俣選手の好プレーも光った。
■助演選手賞
高松 渡 選手
8回に代走で出場し、滝野選手のバントミスでタッチアップするというスーパープレーを披露。流れを一瞬で引き戻す素晴らしい走塁も、今のドラゴンズ打線は得点につなげられなかった。
ちなみに、100%バントの場面で武田選手を起用しない首脳陣は、昨シーズンの経験値がリセットされたのだろうか?
さて、ウエスタンリーグではオリックス戦で素晴らしい投手戦が見られた。MVPは完封勝利を果たした最速154キロ‼︎のオリックス先発・本田投手だが、ドラゴンズ先発笠原投手も6回2失点と好投した。
さらに、2番手で登場したドラフト1位ルーキー・高橋宏斗投手も150キロ前後の直球を武器に2回を無失点。ポテンシャルは凄まじい。
そして、9回にはR・マルティネス投手が今シーズン2度目のマウンドへ。来週には1軍合流が間違いなさそうだ。
そんな、150キロ投手ばかりが登板したハイレベルの一戦で、4番ファーストスタメン出場のアリエル選手は貫禄の2安打。こちらも準備は万全だ。
来週からは、ついに2人のマルティネスが1軍合流。
辛抱の週とはオサラバだ。