結果は2-1でドラゴンズの勝利。
連敗を3で止めたドラゴンズ。
注目の岡田投手に代わるクローザーは、Rマルティネス投手が務めた。
■主演選手賞
松葉 貴大 投手
昨日のブログで『打撃陣は最低5得点が必要』と書いたが、そんな心配はいらなかった。
今シーズン初登板を6回途中1失点の好投で、嬉しいドラゴンズ移籍後初勝利。
梅津投手や山本投手・岡野投手など、いつの間にか若手の力投派が増えたドラゴンズ先発陣。
『そんなに力を入れなくても良いんだよ』
そんなメッセージを感じる、まさに軟投派というピッチングで強力ベイスターズ打線を翻弄。
今シーズンは、キャンプから1軍に呼ばれることはなく、半ば戦力として見られていなかった松葉投手。
腐らず練習に取り組んできた努力が、実を結んだ。
■助演選手賞
石垣 雅海 選手
勝っている試合で、7回時点で内野手(捕手以外)を使い切るという、アクロバティックすぎる代打起用を見せたことに、まずは驚いた。
そして案の定、石川駿選手が怪我をして退く。
まだ石垣選手が守りにつけるタイミングだったから良かったものの、ひとつ間違えばサード福田で8回を迎えるところであった。
色々な偶然が重なり、今シーズン初めて1軍でサードの守備についた石垣選手。
絶体絶命満塁のピンチで飛び出したビッグプレーは、チームだけでなく本人にとっても非常に大きい。
自分が勝利に貢献した。
そう確信できる初めての試合だったのではないか。
■助演選手賞
福 敬登 選手
そろそろ今シーズン初失点を記録しても、誰も文句を言わない。
ただ、それが今日にならない処が、福投手の凄さである。
一死満塁の大ピンチで、ロペス選手・宮崎選手を抑えられるのは、福投手だけである。
さて、“太陽のような男” 藤嶋投手がベンチに入ると、それだけでチームの雰囲気が良くなるように感じる。
今日は2番手で登板し、見事な火消し。
誰よりもダッシュでベンチに戻るなど、すべての行動がチームに流れをもたらしている。
Rマルティネス投手の抑え昇格で手薄になったセットアッパー。例え本調子ではなくても、藤嶋投手の力が必要だ。