プロ野球2021年シーズン、ドラゴンズは開幕カードであるカープ3連戦を1勝1敗1分の五分でスタートした。
息つく間もなく、今週は「序盤戦の山」ともいえる上位陣(ジャイアンツ・タイガース)との6連戦が予定されている。スタートダッシュを決められるかどうかは、今週の勝敗に大きく左右されてきそうだ。
3/30(火):<予想先発> 大野 ー サンチェス
3/31(水):<予想先発> 勝野 ー 井納
4/1(木):<予想先発> 松葉 ー 高橋
■対タイガース(京セラドーム)
4/2(金):<予想先発> 福谷 ー 藤浪
4/3(土):<予想先発> 柳 ー 青柳
4/4(日):<予想先発> 小笠原 ー ガンケル
両カードとも、ポイントは初戦になるだろう。先発投手の実力から考えると、ドラゴンズが先勝しておきたいカードとなる。逆にどちらも2戦目は相手投手の方が1枚上手かもしれない。
昨シーズンを振り返ると、ドラゴンズは開幕2週目で大きく躓いた。
■昨シーズンの開幕3カード
6/19~6/21 対スワローズ(神宮球場): 2勝1敗
6/23~6/25 対ベイスターズ(横浜スタジアム): 0勝3敗
ベイスターズ・カープとの6連戦で1勝5敗。次のタイガース戦で3連勝するも、序盤戦貯金することが出来なかった要因が開幕2週目の6連戦であったことに疑いようはない。
その6連戦に臨む週の月曜日(2020/6/21)、本ブログにはこんな記載をしていた。
・タイガース近本:未だ1安打、2年目のジンクスか!?
・タイガースボーア:未だノーヒット、恒例の外れ外国人!?
…
・ドラゴンズ平田:未だ1安打、サードゴロしか打てない。
昨シーズン開幕カードで計1安打と苦しんだタイガース近本選手・ドラゴンズ平田選手だが、 なんと今シーズンもここまで揃ってまだ1安打である。
その翌週の月曜日(2020/6/29)のブログの記載を見てみよう。
・タイガース近本:打率.114、低飛行が続いている。
・タイガースボーア:打率.179、低飛行が続いている。
…
・ドラゴンズ平田:打率.179、低飛行が続いている。
どうやらこの2人は、昨シーズン開幕2週目も苦しんだようだ。
さて、ドラゴンズ「序盤戦の山」である今週のキーマンは、何を隠そう平田良介選手である。阿部選手の2番がある程度機能している以上、現スタメンで5番を務めることができるのは平田選手のみである。
その平田選手が今週も打率1割台となれば、2年連続の1勝5敗も視野に入ってくるだろう。逆に、打率を上げていければ、打線につながりが生まれ、6連戦勝ち越しも十分に考えられる。
昨日の試合後、与田監督は「数試合でコロコロ代えるつもりはない」とコメントしていることから、序盤戦は平田・根尾の両選手と心中する覚悟があるようだ。
昨年のデジャブとなるのか、はたまた平田選手が維持を見せるのか。
結果は1週間後に振り返ることにしよう。