2020/10/25 対東京ヤクルトスワローズ
神宮球場での対スワローズ第3戦。
結果は5-1でドラゴンズの勝利
シーズン終盤の風物詩、スワローズ五十嵐投手の引退試合という哀愁漂うムードの中、ドラゴンズにとっては連敗阻止の大事なゲームを、取りこぼしなく勝ち切った。
あとは来週の甲子園3連戦。そこを勝ち越し等で乗り切れれば残りのナゴヤドーム、シーズン終了まで無敗で突っ走るくらいのテンションの違いがある。
■主演選手賞
木下 拓哉 選手
初回から不安定な柳投手に、大きなプレゼントを届ける先制3点ツーベース。
まさに“女房役”という活躍でドラゴンズを勝利に導いた。
■助演選手賞
柳 裕也 投手
昨年の状態にはまだ程遠いが、粘り強いピッチングで今シーズン5勝目。
若手主体のスワローズ下位打線を手玉にとれるコントロールは、流石の一言であった。
■助演選手賞
ビシエド 選手
3-0の均衡を破ったのは、打点王争いトップに躍り出るビシエド選手のホームラン。
リードしながらも追加点が奪えない重苦しい雰囲気を、一振りで消し去った。
さて、今シーズンも残り11試合。
当然のことだが、哀愁漂うこの11試合も、開幕直後テンション高めの11試合も、同じ11試合だ。
思い返せば、今シーズンスタートダッシュに失敗したタイガースは、開幕11試合を2勝9敗の借金7つで終えている。
ドラゴンズもテンションを緩めれば、すぐに転げ落ちる。哀愁漂う雰囲気に呑まれてはいけない。
最後の最後まで闘い切って欲しい。
その上で、素晴らしい引退試合を見せてくれた五十嵐投手、お疲れ様でした。