2020/10/24 対東京ヤクルトスワローズ
神宮球場での対スワローズ第2戦。
結果は5-9でドラゴンズの敗戦。
勝ち星が続いた関係で出番の少なかった選手たちが、久しぶりに出場できた今日の試合。首脳陣に少しでもアピールすることが出来れば、来シーズンの出場機会に繋がる大切な機会。
しかし、木下雄介投手はコントロールが悪く2失点、マルク投手も2四球で1失点、郡司選手もチャンスで打てずアピールに失敗。
そんな中、プロ2年目の滝野要が嬉しいプロ初安打を放った。
滝野選手といえば、2018年ドラフト6位で大阪商業大学から入団。
同じ大学卒の外野手としては、逢沢選手(明治大学・現トヨタ自動車)・向山選手(法政大学・現NTT東日本)・長沢選手(日本大学・現東芝)など、今年社会人卒のドラフト候補選手が名前を連ねていた。
むしろ当時は、他の選手達のが評価は高いと思われ、滝野選手が指名されたことは驚きであった(他の選手達に順位縛りがあったのかは定かではないが)。
今年、もしドラゴンズが社会人卒の外野手を指名するとすれば、それは滝野選手にとって喜ばしいことではない。
2年前、滝野選手が選ばれたはずなのに、何故か選ばれなかった選手が入団してくるのだ。期待していた成長を見せてくれていないと、球団に言われるようなものである。
偶然にも、同期たちのドラフト会議2日前に、プロ初ヒットを放ち存在感を示した滝野選手。
素晴らしいヒットだったが、喜んでいる暇は全くない。年下かもしれないが、強烈なライバルが2日後に指名される可能性は、相当高い。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
福田 永将 選手
復帰2戦目で3安打4打点1本塁打。
昨日の復帰初戦や2軍戦では全くタイミングが合っていなかったが、今日突然の爆発。
平田選手も今日のウエスタン・リーグで出場していただけに、残り試合、2人には働いてもらわねばならない。
松葉 貴大 投手
2回までに5失点を奪われ負け投手に。
松葉投手の場合は、球の力からしてある程度打たれるのは仕方ない。ただし、四球が絡むのはダメだ。
打ち込まれる→慎重になる→四球を出す
この悪循環を抜けるには、打ち込まれることは気にしないことだ。打たせて取る投手なのだから、野手の間を抜かれるゴロヒットは打たれても気にする必要がない。
さて、1番悲惨なのはアピールできないことよりも出場できないことだ。石垣選手は何故起用されないのだろうか。