2020/8/19 対ヤクルトスワローズ
神宮球場での対スワローズ第2戦。
結果は11-2でドラゴンズの勝利。
昨日の試合の勢いのままに、スワローズを豪快に呑み込み連勝。苦手神宮3連戦の勝ち越しを決めた。
これで一時は9つまで増えた借金は3つまで減少。
他ゲームの結果によっては3位に浮上するというのは驚きだが、今シーズンの3位に意味はほとんどない。
試合に勝ちながらも、更なる高みへ行くための戦闘力アップはチーム全体でできているか?
途中出場で四球を選んだ武田選手、フェンス際でファインプレーを魅せた遠藤選手。
またいつ誰が離脱するか分からない中、一人ひとりが実力を伸ばしていくしかないだろう。
■主演選手賞
アルモンテ 選手
初回のレフトポール際への一発は、必勝体制で臨んできたスワローズの戦意を削ぐにはもってこいの当たりであった。
『今日も打たれるのか。』
『あんな当たりが本塁打になるなんてツキがない。』
スワローズサイドからそんな嘆き声が聞こえてきそうな、相手にダメージを与える先制パンチであった。
その後の打席は内容も結果もサッパリ。
“必殺仕事人”アルモンテ選手らしい1日であった。
■助演選手賞
福谷 浩司 投手
7回2失点の好投で先週に続き白星を奪取。
大量援護に恵まれながら、テンポの良いピッチングで危なげない投球内容。
ハイライトは6回裏、2死ランナー無しで“怪物”村上選手とのガチンコ勝負。
胸元を突くストレートで強気に攻め、最後は150キロのストレートで空振り三振。
どこかで見たシーンだと思ったら、8月1日の試合で勝野投手が同じく150キロのストレートで村上選手から空振り三振を奪ったシーンがあった。
先発4番手・5番手で、このレベルの先発投手を投げさせることができるチームが弱いはずない。
ちなみに、9回には木下投手が村上選手から空振り三振を奪うが、なんとこちらも最後は150キロのストレート。
圧巻のドラゴンズ投手陣である。
■助演選手賞
ビシエド 選手
本塁打2本を含む猛打賞で4打点。
自慢のパワーを見せつけた。
さて、勝ちパターン投手陣も温存し理想的な大勝を飾ったドラゴンズ。
しかし、こういった試合の翌日は接戦になることが多い。
明日、丁寧で繊細な試合ができるかどうか。
長いビジター9連戦の最後は、笑顔で締め括りたい。