5勝1敗の奇跡を信じて
2020/8/20 対ヤクルトスワローズ
神宮球場での対スワローズ第3戦。
結果は3-7でドラゴンズの敗戦。
中盤に5点差をつけられ、負け方としては理想的な負け方で敗れたドラゴンズ。
今シーズンは未だサヨナラ負けがなく、終盤でひっくり返される試合も少ない。
打線が無抵抗なので終盤の競る試合が少ないことも理由の一つだろうが、上手く負けていると捉えることもできる。
一方で、今日登板した中継ぎ陣の中で、勝ちパターン昇格へのアピールが見られなかったのは残念だ。
岡田投手と濱田投手は言うまでもなく、ゴンサレス投手は先頭打者に四球。
木下投手が良いピッチングを見せたが、元々コントロールに不安があるだけに今後どれだけ信頼を掴めるか。
負ける試合でも少しずつ戦力の上積みをしていきたい。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
福田 永将 選手
3回に先制のタイムリーツーベース。
連勝中のチームに勢いを与える先制打を放つも、勝ちにはつながらなかったのが残念だ。
岡田 俊哉 投手
5回に2番手で登板し、火に油を注ぐ3失点。
1点のビハインドを4点差に広げられ、逆転勝利の可能性を薄くしてしまった。
ストライクが入らず、コースを狙うどころではない。
昨日の福谷投手も今日の柳投手も、捕手のインコース要求にしっかりと投げ切っていたが、やはり捕手のリードは投手の制球力があってこそ。
最近強気のインコース攻めが目立つのは、良い投手が揃ってきた証拠なのだと、皮肉にも岡田投手の投球を見て感じてしまった。
さて、連勝はいつか途切れるが、その後連敗しないことが大事なのは言うまでもない。
長いビジター連戦が終わり、明日からは名古屋に戻ってDeNA戦。
先発が予想された今永投手と平良投手が登録抹消という追い風となるニュースが入ってきている。
シーズン半分の60試合まで残り6試合。
抱える借金は4つ。
早々と崖から転落したはずのチームが、ゾンビのように生き返りなんとかここまでやってきた。
ここまできたら5勝1敗。
奇跡を信じて応援しよう。