2021/3/27 対広島カープ
結果は1-4でドラゴンズの敗戦。
カープ先発久里投手が素晴らしい投球を披露し、ドラゴンズ開幕2連勝はならず。昨日勝っていた良かった、そう思える完敗であった。
その中でも、ベンチ入りしている中継ぎ陣の全員が昨日今日で登板。これは非常に大きいことで、明日からの投手起用に幅が生まれる。岡田投手が1失点したが、総じて無難なシーズン初登板を消化した。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
井領 雅貴 選手
7回表に代打で登場、カープのルーキー森浦投手がコントロールに苦しむ中、冷静に四球を選びチャンスを拡大。
結果的に得点はなかったが、昨日の福留選手のような理想的な代打の役割を全うした。
柳 裕也 投手
昨日の逆転勝ちの流れから、今日の初回の先制点。柳投手の立ち上がり次第では、ドラゴンズに追い風が吹き続ける流れは出来ていた。
そこでいきなり田中選手に被弾。開幕戦とは言え、得点直後の失点は頂けない。久里投手を立ち直らせるきっかけを与えてしまった。
さて、今日のカープの勝因はスタメンにもあるだろう。開幕2試合目にして早くも変更。動きの悪かった松山選手に変えて大盛選手をセンターで起用、レフトに西川選手を起用することで守備を強化。さらに、打力の低下を防ぐため坂倉捕手を5番で起用。
さすが、カープ黄金時代を築いた河田ヘッドコーチといったところだろうか。
逆にドラゴンズは、カープに学び、明日からスタメンを変えていけるだろうか。
内容の悪い平田選手に固執すれば、昨年と同じチーム状態に陥る。幸いにも、ベンチにはギラギラしたフレッシュなメンバーが揃っている。
例えば、ライトに滝野選手を起用。5番打者不在をレフト福留選手で補う。先発小笠原投手の相棒として、オープン戦最終戦のように石橋捕手を起用する。
5番福留、6番滝野、7番京田、8番石橋
パウエル打撃コーチがどのようなスタメンを組んでくるか、ワクワクしながら注目したい。