2020/9/4 対東京ヤクルトスワローズ
神宮球場での対スワローズ第1戦。
結果は4-2でドラゴンズの勝利。
見事な逆転勝利をあげたドラゴンズだが、それよりも今後の柳投手が心配である。
伝家の宝刀である縦のスライダーが、昨年までとは全く違う軌道になっており、コントロールも良くない。
具体的には、曲がりが早くて大きい。
ストレートの軌道から最後に小さく沈む独特の変化が見られない。
4回にエスコバー選手に打たれた場面があったが、外角に縦のスライダーを投げてれいれば簡単に抑えられるところ、得意球に信用が置けず、カーブを投げざるを得ない状況に見えた。
今シーズンに入りシンカーを多めに投げているが、本来はストレート・スライダー・カーブで抑えていける投手。
後半戦、柳投手の活躍なしにジャイアンツに挑戦していくことは難しい。
大きな課題が一つ浮き彫りになった。
■主演選手賞
アルモンテ 選手
5回表の2点タイムリーツーベースを含む3安打4出塁と久々に爆発。
怪我をしないように、上手く平田選手と併用していきたい。
■助演選手賞
又吉 克樹 投手
同点に追いついた直後の5回裏、逆転した直後の6回裏をいずれも無失点の好救援。
シーズン前半に足りなかったピースが戻ってきた。
このまま活躍が続けば、勝ちパターンの6回を任される可能性もありそうだ。
■助演選手賞
高橋 周平 選手
6回に逆転となるツーランホームラン。
神宮球場だと明らかに本塁打を意識しているように見える高橋選手。
2打席連続三振の後、狙い通りにライトスタンドへ。
さて、試合前に岡野・清水両投手の1軍合流のニュースを聞き、勝負所が分かっている首脳陣に少し安心した。
明日の先発は松葉投手。
明後日は恐らくヤリエル投手ではなく、岡野・清水両投手に1試合を任せるのではなかろうか。
そうなれば、来週前半勝負のジャイアンツ戦は、大野-ヤリエル-福谷(勝野)と強い3枚で臨める。
今シーズンは1位にならないと意味がない。
最後まで挑戦あるのみだ。