プロ野球は開幕から9試合を消化。ドラゴンズはここまで3勝4敗2分という最低限の結果で、順位はスワローズと並び4位タイ。
昨シーズンが3勝6敗というスタートだっただけに、チームとしては若干良いスタートをきった印象。昨シーズンも打線はこんな感じの低調なスタートだったと記憶しているが、中継ぎ陣の安定感が昨年のスタートとは差がある。
しかし、これで満足していては今シーズンも3位止まり。シーズン中にどこまで戦力を上げていけるかが当面のポイントとなる。
今日はまず、先週月曜日に1週間のキーマンに指定した平田選手の成績を振り返ってみよう。
<先週の記事はこちら↓↓>
1週間前の成績:打率.083(1安打)、打点0
現在の成績:打率.138(4安打)、打点2
なるほど、決して1人の責任ではないが、5番打者がこの成績でチームに勝ち越しを求めるのは酷である。ちなみに昨年の9試合消化時の打率は.179、なんと昨年を下回っている。
ちなみに、先週の記事で同じく不調と書いたタイガース・近本選手はというと、
1週間前の成績:打率.067(1安打)
現在の成績:打率.162(6安打)
平田選手よりは不調を脱している感はあるが、そこまで大差ではない。タイガースが3勝3敗で1週間を終えた原因の1つであろう。
さて、今週はバンテリンドームでベイスターズ・スワローズとの5連戦が予定されている。
4/6(火):<予想先発> 大野 ー 大貫
4/7(水):<予想先発> 勝野 ー 入江
4/8(木):<予想先発> 松葉 ー 坂本?桜井?
■対スワローズ(バンテリンドーム)
4/9(金):試合なし
4/10(土):<予想先発> 福谷 ー 小川
4/11(日):<予想先発> 柳 ー 田口
結論から言うと、今週は全勝したい。
スワローズのエース・小川投手は厄介な投手だが、控えめに見ても先発投手で劣っている組み合わせは無いだろう。そして得意のバンテリンドームだ。
スワローズ戦が2連戦となるだけに、ドラゴンズの先発投手は読みにくいところだが、来週後半にカープ戦を控えているだけに、対カープで起用したい福谷・柳の両投手を今週も週後半で起用するのではないだろうか。
不安要素は水曜日登板予定の勝野投手。
今シーズン未だ安定感のあるピッチングが出来ていないだけに、序盤で崩される恐れはある。逆に言えば、勝野投手さえしっかりしてくれれば、セ・リーグ屈指の先発投手陣と胸を張って言える。
先発投手陣でいうと、2軍調整中の梅津投手だが、先週は2軍戦での登板がなかった。恐らく首脳陣の中では、来週の東京ドームに標準を合わせているのではないか。今週2軍戦でもう1度登板し、来週前半に備える。
来週までの先発投手を予想すると以下のようになる。
■対ジャイアンツ(東京ドーム)
4/13(火):<予想先発> 大野(中6日)
4/14(水):<予想先発> 梅津(初先発)
4/15(木):<予想先発> 小笠原(中10日)
4/16(金):<予想先発> 松葉(中7日)
4/17(土):<予想先発> 福谷(中6日)
4/18(日):<予想先発> 柳 (中6日)
ということで、今週のキーマンは勝野投手。
外国人選手抜きのベイスターズ打線をバンテリンドームで抑えられないようでは、1軍からオサラバであろう。内容も、前回登板のような変化球主体ではなく、ストレート主体で押し込めなければオサラバだ。
先週だけでも、スワローズ・ジャイアンツで罹患者発生。主力選手では、スワローズは青木・内川の2選手が2週間の隔離、ジャイアンツは丸・中島・若林・ウィーラーの4選手が陽性反応である。
ドラゴンズにとっても全く他人事ではなく、今週中にでも、例えば大島・京田・木下の主力3選手が2週間隔離なんて事態が発生しかねない。
昨シーズンに引き続き、いや昨シーズン以上に、一番の敵はコロナウイルスであることを忘れてはならない。