今日はカープとの練習試合、結果は0-4で敗戦。
見どころの少ない試合となってしまったことで、試合後に1軍・2軍の入替が発表された。
2021年ドラゴンズ春季キャンプサバイバル・1人目の脱落者は若手期待の長距離砲・石垣雅海選手となった。
オフシーズンからの期待値が非常に高かった選手なだけ、開幕1軍が絶望的となる2軍降格は非常に残念だが、課題の外の変化球にバッティングを崩されており、妥当な決定だと思われる。
ビシエド・福田の2選手が不在の中、ファーストを守れる石垣選手はこれまでもアピール機会を多く得ていた。石垣選手の2軍降格に伴い、1軍のファーストは本職外野の2人（武田・滝野）しかいなくなる。
そう考えると、与田監督の「これから打席数も１軍では減ってきますし」という言葉は真ではなく、「1軍で打席を与える意味がない」というのが本音なのであろう。そもそも2軍の実戦は明日を最後に3/5まで予定されていない。
そして同日に、同じ内野手の溝脇選手も離脱のニュース。高松選手の1軍合流が発表されたが、内野手の控え争いは混沌としてきた。
投手陣では又吉投手と岡田投手が引き続き好調。木下投手は相変わらず安定感に欠け、起用方法が難しい投手だと感じる。
先発の清水投手はまずまずの内容だろうか。カーブでストライクがとれず、甘く入ったストレートを2被弾したが、シーズン中も実際に起こりそうな失点パターンであった。
今週は2軍も含めあと4試合予定されており、先発候補では山本・小笠原・柳・福谷・大野投手等の登板が予想される。
松葉・勝野・清水と、軒並みアピール不足となっているだけに、今シーズンに賭ける小笠原投手の内容に特に期待をしたい。
