中日ドラゴンズ アカデミー賞

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中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

走る勇気、振る勇気


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キャンプ第四クールからは実戦中心。

早速今日はファイターズとの練習試合を行い、結果は1対1の引き分けに終わった。

 

目についたプレーを、まずは野手陣。

目立ったのはドラフト6位ルーキー・三好選手の活躍だ。先日、野本スカウトが、三好選手の持っているプロとして活躍するために大切なものは「勇気」であるとコメントしていた。

 

早速、今日の試合で三好選手の持っている「勇気」を見ることができた。

 

第一打席、四球で出塁した三好選手。次の打者の初球にスタートを切る。対外試合でのプロ初盗塁を初球から決める「勇気」

しかも、先週のベイスターズ戦でドラゴンズが尽く失敗していた盗塁を、いとも簡単に成功させて見せた。

 

第三打席では満塁で打席に立ち、2ボールからの3球目をレフト前タイムリ。前の打者が四球で満塁となり、さらに2ボールというカウント。

押し出しがチラつき、スイングに「勇気」が必要となるこの場面で、三好選手は迷いなく振り切る。その結果、練習試合とはいえプロ入り後の初ヒットを記録、貴重な同点タイムリとなった。

 

さらには、第四打席も死球で出塁し盗塁を記録。守ってはライトとセンターを問題なくプレーし、走攻守においてアピールに成功した。

 

その他の選手では、井領選手・伊藤選手の打撃や溝脇選手の守備で好プレーがあった。また、ヒットはなかったものの、岡林選手の打席内容は非常に良かった。

 

 

次に投手陣。

こちらは2番手の小笠原投手が目立った。シーズンで通用するかは置いておくとして、昨年の小笠原投手に比べるとストレートの質が全く異なる。

元々肘の怪我が心配な投手だが、これで通用しなければ諦めもつくというくらい、強く腕を振る意志を感じる。今日は結果も内容も素晴らしかった。

 

3番手の笠原投手もまずまず。

チェンジアップとそれを活かすストレートに注目がいきがちな投手だが、笠原投手の良い時はカットボールが素晴らしい

ルーキー時代から、特に左打者が全くタイミングの合わない空振りをし、首を傾げて不思議がっているシーンを多々見てきた。

何故かあまり多投はしないが、今日の試合では良いカットボールで三振を奪っていた。復活に向けた足掛かりになることを期待したい。

 

その他の投手では、松葉投手が1イニングであったことが少し怪しい。筆者の中で阿波野コーチの「大胆な配置転換」の候補は、小笠原・松葉・勝野の3投手なのだが、先週先発した勝野投手と先週先発予定であった小笠原投手(中止のため今日の2番手で登板)は、恐らく先発要因だ。

となると、松葉投手の中継ぎ転向が最も可能性が高そうだ。

 

 

読谷では、ルーキーの森投手近藤投手が初めて打撃投手を務めていた。また、高橋宏斗投手が精力的にブルペン投球を行うなど、エンジンがかかってきた様子。

 

肘の故障で心配された丸山投手も、練習している姿が確認できたので、それほど重傷ではないのかもしれない。

 

2軍は明日が初めての対外試合

石橋選手石川昂弥選手などの若手組に加え、福田選手大島選手などのベテラン組。投手陣では、垣越投手石川翔投手の登板が見られるか。

こちらからも目が離せない。