中日ドラゴンズ アカデミー賞

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中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

高卒4年目の春


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今日はファイターズとの練習試合。

結果は2-5で敗戦、課題が見えた試合となった。

 

投手陣では、先発の野投が5回5失点。これまでは3回が先発投手の最長イニングだったと記憶しているが、勝野投手への期待の表れか、この時期としては長い5イニングを任された

課題は本人の自覚通りストレートの球速。130キロ台では勝負にならない。期待に応えられないピッチングとなってしまった。

 

中継ぎ陣では、三ツ間投手が前回登板に続き良い内容。他の3人(橋本・鈴木・木下)はコントロールが課題なだけに、今日無失点で終えてはいるが、現状勝ちパターンでの登板はイメージしにくい。

 

 

野手陣では、高松選手がアピールに成功。2出塁1盗塁と自慢の快速も披露した。

 

高松選手といえば、2017年ドラフト3位で入団しているが、高卒の同期には石川・清水・山本の3投手と、伊藤康祐選手がいる。

「高卒ドラフト」と呼ばれるように、高卒から5人が入団するフレッシュなドラフトとなったが、時が進むのは早いもの。

彼らも4年目の春を迎え、大学に進学していれば今年がドラフト年。来年には大学経由の同年代が、多数プロ入りしてくるだろう。

 

現状では、清水・山本の2投手が1.5軍くらいの位置付け。石川投手伊藤選手に関してはまだまだ2軍レベル。他球団で同じ高卒4年目には、偶然にも今日の試合でホームランを放ったファイターズ・清宮選手などがいるが、そろそろ1軍での結果が求められてくる年代だ。

 

高松選手も昨年の1軍出場はゼロ。特徴の俊足を期待されるも、打撃と守備のどちらかが最低限を満たさなければ、陸上選手と同じである。

その意味では、1軍で打撃の結果が出ているのはこれ以上ないアピール。燻る同期を尻目に、自分のポジションを確立できるか。

明日の2軍練習試合でのアピールも注目だ。

 

一方、残念な打席が見られたのは石垣選手

第二打席、明らかにストライクが入らず連続四球で苦しんでいた秋吉投手に対し、初球のボール球に手を出しての空振り頂けない。結果、併殺打を放ち追撃の流れを断ち切った

 

昨日の福留選手の打席と言葉では、石垣選手に何も伝わらなかったのだろうか。

「四球を取ることが、チームの流れになることを、若い選手にも見てもらえればといいな」。

打つことより選ぶことの方が重要な場面はある。