1軍・2軍ともに初のシート打撃が行われたキャンプ第二クール2日目。
北谷でも読谷でも、期待の若手選手たちが躍動する姿に、ドラゴンズ暗黒期からの夜明けは間近だということを感じさせられる。
1軍では、岡林選手が“息を吐くように”2安打。打ち損じてファールになるようなレベルの選手ではないのだろう。
負けじと根尾選手や石垣選手も安打を放ち、郡司選手はレフトスタンドへ豪快な一発を放つ。
ルーキーの三好選手も1打席目は内野安打、2打席目はアウトになったものの、ライトフェンス際まで運んだ。
一方2軍では、4年目・石川翔投手と2年目・石川昂弥選手の“石川対決”が実現。キャンプ時期にしか見られない夢の対決に心が躍った。
どちらもポテンシャルは折り紙付きの両者の対決は、2球目で石川昂弥選手のバットを折り、最後はセカンドフライに打ち取った石川翔投手に軍配。先輩が意地を見せつけた。
ちなみに、投手陣では1軍で清水投手や山本投手、2軍で前述の石川翔投手などの若手投手の登板があったが、内容が最も良かったのは2軍で投げた垣越投手。これは若手に限らず、又吉投手や佐藤投手など今日投げた全体を含めても変わらないだろう。
テンポの良い安定した内容で、打者6人を実質パーフェクト。肩の怪我明けなので無理をしてほしくはないが、非常に良い。期待度が高まってきた。
あとはスピードガンでどのくらい球速がでているのか確認したい。