キャンプは今日から第2クール。
キャンプに怪我人はつきもので他球団からも怪我人情報が聞こえてくる中、ドラゴンズでは濱田投手が残念ながら離脱第一号となった。
代わりに1軍に合流したのは三ツ間投手。昨シーズンは怪我で離脱する立場だったが、今シーズンは逆の立場となった。是非チャンスを掴む活躍を期待したい。
離脱があれば復帰もある。
今日は、昨シーズンの故障から復帰を目指す3投手の投球を、読谷の2軍ブルペンで確認することができた。
まずは、昨年肩の怪我に苦しんだ“根尾の幼馴染”プロ3年目の垣越投手。回復状態が心配されたが、元気に投球をする姿が確認できた。
垣越投手の一番の特徴は、投球フォームの美しさだ。フォーム全体の動きを無駄にすることなく、最後のリリースで全ての力がボールに伝わっている。しなやかなフォームから繰り出されるストレートに、打者はスピード表示以上の速さを感じるだろう。
育成契約となり背番号は大きくなったが、今年のウエスタンリーグでどの程度の成績を残すか、楽しみだ。
次に、トミージョン手術からの復帰を目指す田島投手。復帰まで1年半程度かかると言われる手術だが、1年を経過する前に投球練習が出来ており、リハビリは順調なのだろう。
まだ探りながら投げているのは当たり前のこと。今シーズン後半に1軍で投げることができるよう、一歩ずつ階段を上っていってもらいたい。
最後は、昨年肘の違和感に苦しんだ梅津投手。
見た感じは全く問題なさそうで、ストライクゾーンに力強いボールを投げ込んでいた。能力的には先発ローテーションに入ってくる投手だけに、注目は今後梅津投手がどのようなタイミングで1軍に合流してくるかだ。
開幕ローテに入ったとしても、すぐ離脱してしまえば意味がないわけで、1軍に上げるタイミングの見極めは投手コーチ陣の大きな責務となりそうだ。
