羨ましき火力
2021/4/25 対東京ヤクルトスワローズ
神宮球場での対スワローズ第3戦。
結果は3-4でドラゴンズの敗戦。
敵地神宮球場で3連敗。ドラゴンズと対照的な短距離・火力型チームであるスワローズが勢いに乗っているこの時期に、神宮球場で戦うのは荷が重かった。
ドラゴンズは長距離型のチームなので対スワローズについては特に問題ないが、問題は同じ長距離型のチームであるタイガースとの差である。
シーズンは長い。だが、捲る距離にも限度があるぞ。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
武田 健吾 選手
今シーズン初スタメンで2安打1本塁打と結果を残す。来週からガーバー選手の1軍合流が噂されるが、自身が1軍に欠かせない戦力であることを証明した。
■助演選手賞
鈴木 博志 投手
今日も回跨ぎを完璧に務める。期待値が上がっているだけに、少し打たれると非難を浴びるが、昨シーズンまでの鈴木投手から考えると奇跡のようなピッチングを続けている。
小笠原 慎之介 投手
4回4失点・4被弾に沈む。前回登板まで無双状態のチェンジアップを打たれただけに、今日は腕の振りが緩んでいた可能性がある。
ただ、ストレートは力強かっただけに、特に心配はいらないだろう。
さて、スワローズだけではなく、2軍の若龍たちの火力も羨ましい。今日は初回からカープ投手陣に襲いかかり、10安打8得点の圧勝。
ガーバー選手・山下選手の長打力や伊藤選手・土田選手の内容の良さが際立っている。
投手陣では、育成ドラフト・2位ルーキーの上田投手がプロ初登板。無難に1回を無失点に切り抜けた。
コントロールは良いため、今後は球の強さを身につけていきたい。タイプとしては垣越投手に似ている印象だ。
また、怪我で離脱していた佐藤優投手が久々のマウンドへ。ストレートに威力と球速があり、あっさりと三者凡退に打ち取る。1軍で投げる実力があるだけに、今後の投球に期待したい。