中日ドラゴンズ アカデミー賞

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春季キャンプ1軍メンバー予想(投手編)


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今回は、前回に引き続き来月から始まるドラゴンズの春季キャンプについて、北谷組(1軍)と読谷組(2軍)のメンバー分けを予想していきたいと思う。

 

 

今回は投手編だが、野手編で記載した前提事項は以下の通り。

・1軍2軍の選手入替が極端に少ないドラゴンズにおいて、キャンプのメンバー分けは非常に重要

・自主調整が認められている主力選手以外は、キャンプを1軍でスタートできなければ、開幕1軍は相当厳しい(特に投手陣)

・前年終盤に怪我をしていた選手は基本2軍スタート

・高卒新人は2軍スタート

 

 

それでは早速、投手陣の予想を行ってみよう。

 

■ 人数・構成

一昨シーズンは19、昨シーズンは20の投手がキャンプを1軍でスタートしている。構成としては、特に先発陣についてキャンプ序盤から実践登板を行う「若手精鋭部隊」と開幕にコンディションを合わせる「中堅実績部隊」とに大別される。

 

 

■ 若手精鋭部隊・先発(5名):小笠原・勝野・清水・橋本・岡野

若手精鋭部隊の中でも、「紅白戦の先発」や「対外試合の開幕投手」など、キャンプからオープン戦期間の一丁目一番地を任される投手がいる。昨年は山本投手がその大役を務めていたが、今シーズンは誰になるのだろうか。

まず名前があがりそうなのが、昨シーズン後半に先発ローテーションの一角として4勝をあげた3年目の野投。初の開幕ローテーション入りに向けて、フルスロットルで調整を進めてくるのではないだろうか。

また、候補の中では最も若い清水投手にも注目だ。こちらはキャンプから相当なアピールをしない限り開幕ローテーション入りは難しい立ち位置にいる。悠長なスタートを切っている立場ではないだろう。

しかし、最も先陣を切って仕上げなければならないのは、昨シーズンわずか1勝に終わり「崖っぷち」となった小笠原投手だ。今シーズンに懸ける意気込みに期待をしたい。

 

その他には、昨年終盤から先発のテストをしている佐藤・橋本の両投手、2年目の野投、復活を期する笠原投手が候補となる。ここでは、まだ経験の浅い橋本投手と岡野投手が首脳陣の目が届きやすい1軍スタートになると予想する。

ちなみに、名前の無い山本投手だが、今年は中継ぎとして活躍してもらいたいという筆者の願望もあり、先発組から外している。本人は二桁勝利を目標にしており先発願望が強そうだが、果たしてどのような起用になるのだろうか。

 

 

■ 中堅実績部隊・先発(3名):大野・福谷・柳

中堅実績部隊は、先発ローテーション入りが確実視されるこの3名。開幕に合わせて調子を整えてもらえれば十分だ。

 

 

<参考>

■ 2軍読谷組・主な先発陣(4名):松葉・梅津・笠原・佐藤

先発陣の中で最もキャンプの振り分けが注目されるのが梅津投手だ。昨シーズンは中盤以降を肘の違和感で棒に振っており、コンディションが心配される。

本人のコメントから察するに大きな怪我ではなさそうなので、キャンプから登板できる状態ではあるのだろう。あとは首脳陣が梅津投手をどう計算するのかである。

ポテンシャルはチーム随一でありながら「ガラスのエース」と呼べるほどに脆い投手。シーズン通して登板間隔を空けて投げさせるのか、それとも怪我の少ないフォーム作りをしてからシーズン中盤以降の活躍を期待するのか。

キャンプの振り分けで梅津投手の起用方針が垣間見えそうだ。

 

その他には、良い意味で2軍でもしっかりと調整できそうな松葉投手を2軍スタートとしている。

2軍投手陣は昨年から選手が大量に入れ替わっており、ルーキー5名を含むかなりフレッシュな顔ぶれとなっている。そのため、キャンプ・オープン戦は1軍よりも2軍にいる方が実戦の登板機会は多くなるはず。

ここでは笠原投手佐藤投手などを2軍スタートとしているが、アピールの機会を活かし、昨シーズンの福谷投手のように2軍からローテーションを掴み取ってもらいたい。

 

 

■ 中継ぎ(8名):山本・三ツ間・木下・藤嶋・又吉・岡田・森・マルク

中継ぎ陣では、祖父江・福の両投手が昨シーズンの疲労を考慮され2軍スタートが濃厚か。また、実績十分の谷元投手も2軍スタートの可能性が高いだろう。

そうなると、必然的に1軍には若手投手が多くなる。ルーキーの森投手をはじめ、藤嶋投手木下投手などのアピール合戦が楽しみだ。

また、中堅投手では昨シーズンの雪辱に燃える岡田投手に注目。例年よりもコンディションを上げてキャンプに臨むのではないだろうか。

その他では、鈴木博志投手濱田投手の1軍スタートも考えられなくはないが、個人的には2軍でしっかりとした成果を残すほうが優先であると考えている。

 

 

■ 外国人投手(3名):ジャリエル・Rマルティネス・ロサリオ

 

外国人投手は入国制限がどうなるか分からないが、例年で考えれば支配下の3名が1軍スタートだろう。キューバ人投手の成長と、新戦力ロサリオ投手の投球が楽しみだ。

 

 

以上、合計19名が1軍スタートと予想する。

 

 

最後に、現時点での上記予想に基づく開幕ローテーション(6枠)争いの構図を整理してみよう。

 

■開幕ローテ確定

 大野・福谷・柳・ジャリエル

 

1軍スタート(結果を残せば開幕ローテ有力)

 小笠原・勝野・清水・橋本・岡野

 

2軍スタート(1軍メンバー次第で開幕ローテ可能性有)

 松葉・梅津・笠原・佐藤

 

 

現時点では、大野・福谷・柳・ジャリエル・小笠原・勝野となるだろうか。

投手陣のサバイバルレースからも目が離せそうにない。