2021年を迎えたところで、気持ちを新たに今シーズンのドラゴンズを占っていくこの企画『2021年シーズン 期待Ranking』。
昨シーズンから大きく飛躍が予想される選手を、筆者の独断でランキング形式(1~10位)にてお伝えしよう。発表順番はランダムだ。
今日は、期待Ranking 6位の発表を行う。
■ 期待Ranking 6位
小笠原 慎之介 投手
昨シーズンの実績:1勝3敗、防御率7.11(4先発、投球回数19.0回)
今シーズンの予想:6勝4敗、防御率3.30(15先発、投球回数90.0回)
昨シーズン、プロ5年目して大きな壁にぶち当たった小笠原投手。投球回数・勝利数・防御率いずれもキャリアワーストと最悪のシーズンを過ごした。
オフシーズンから怪我無く順調に開幕を迎えたものの、オープン戦で不安定な投球が続きまさかの開幕ローテーション漏れ。2軍での防御率もシーズン通して4点台と上昇の気配がみられず、1軍での登板はたったの4試合に終わった。
それでも、エース大野投手が期待の投手として小笠原投手の名前を挙げるなど、ポテンシャルと期待度は非常に高い小笠原投手。
大野投手が吉見投手に導かれたように、大野投手からエースの系譜を引き継ぐのは小笠原投手であろう。大野投手との自主トレで技術と意識を高め、来シーズンはキャリアハイの6勝を期待したい。
順調にいけば、大野投手・福谷投手・柳投手・梅津投手・勝野投手・ジャリエル投手で6枚が埋まる先発投手陣。次点で松葉投手・小笠原投手・清水投手・笠原投手・山本投手・岡野投手・橋本投手・佐藤投手といった具合だろう。
決して層が厚いとは言えないだけに、シーズン中に登板の機会は必ずやってくる。
イメージで言えば昨シーズンの勝野投手。多少点は取られても、相手打者を押し込んでいく魅力的なボールが投げ込めていれば、期待値も含めて登板機会は多くなる。逆に、結果無失点でもボールに魅力がなければ昨シーズンと変わらない成績に終わるだろう。
昨シーズンの実績から、開幕ローテーションに入るのは相当高い壁だと考えられる。まずはオープン戦と2軍戦で結果を残し、5月中旬から1軍のローテーション入り。防御率3点台前半を守っていければ、シーズン閉幕までローテを守り抜けるはずだ。
Ranking 6位ではあるが、最初に発表した意味はある。ドラゴンズファンなら誰しもが思っているはずだ。
『小笠原慎之介は、こんなもんじゃない』と。
■ 期待Ranking
10位:
9位:
8位:
7位:
6位:小笠原 慎之介 投手(new‼)
5位:
4位:
3位:
2位:
1位: