2020/8/27 対阪神タイガース
甲子園球場での対タイガース第3戦。
結果は3-6でドラゴンズの敗戦。
嫌な流れを止められず敵地で3連敗。
シーズン区切りの60試合を消化し、借金は4つという結果になった。
それでは早速、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
該当なし
高橋 周平 選手
初回の牽制タッチアウトはいただけない。
立ち上がり波にのれない青柳投手から追加点をとるチャンスを潰し、試合の流れもプレゼントしてしまった。
さて、タイガースに力負けした3連戦となったが、サンズ選手を筆頭にタイガース打線に勢いがあり、先発・中継ぎ陣も素晴らしい投球をしていたので、負けて当然といえば当然の結果だ。
柳投手には、その勢いを制圧する投球を期待したが、上手くはいかなかった。
それでも、ポジティブに考えられるのは、勝ちパターン投手が打ち崩されているわけではないからだ。
これでサヨナラ負けがあるようだと辛い。
戦力の消耗は最低限だ。
小笠原投手はともかく、福谷投手と柳投手が5・6失点してしまったら諦めがつく。現時点で代わりの投手などいないからだ。
また、打線についても、シーズン序盤と違いドラゴンズの主力野手は揃っている。
それでもタイガース投手陣は簡単に打てない。
つまり、投手も野手も特に悲観する必要はない。
ちゃんと実力のある選手がプレーしているし、実力以上のものが発揮できないのは仕方がない。
今回3連敗を喫してしまったが、後半戦を迎えるにあたり、先発陣を筆頭に上がってきたチームの戦力は、セ・リーグの中でも随一である。
しっかりと地に足をつけて戦っていけば、確実に上位に入っていける。
だが、シーズン前半戦にドラゴンズと同様、戦力を着実にアップさせている球団がいる。
それは、今日の相手タイガースである。
弱点であった打線が新外国人の活躍により活性化。
藤浪投手や高橋投手による先発陣の強化。
軒並み怪我から復帰してくる強力中継ぎ陣。
いつの間にか、糸井選手や福留選手が出場しなくても強いスタメンが組めている。
ジャイアンツとの直接対決に弱いのが気になるが、優勝争いに絡んでいきそうな戦力だ。
後半戦、ドラゴンズが上位進出をしていければ、戦いは三つ巴になると予想する。
ドラゴンズにとってもタイガースにとっても、鍵は戦力を維持できるかどうか。
主力に離脱者が出たら、層の厚さでジャイアンツには敵わないだろう。