2020/8/11 対広島カープ
結果は8-1でドラゴンズの勝利。
今日の勝利は大きい。
明日の9連戦最終日を、3勝4敗1分で迎えられる。
2軍戦ではアルモンテ選手と又吉投手が復帰を果たし、平田選手の打撃も良くなってきた。
チームが強くなる要素が、少しずつ増えてきている。その時が来るまで、一つでも借金を少なくしておきたい。
■主演選手賞
高橋 周平 選手
4回表に先制のツーランホームラン。
得点力の低い今のドラゴンズにとって、そして今シーズン援護点に恵まれない先発の福谷投手にとって、とても大きなホームランとなった。
その後も3安打猛打賞。
ツーベースを中心とした長打が出始めれば、今後は非常に期待が持てる。
■助演選手賞
福谷 浩司 投手 & 郡司 裕也 選手
6回途中1失点の好投をみせた福谷投手と、先発マスクで見事チームを勝利に導いた郡司選手の慶應大学バッテリーを選出。
昨シーズン・今シーズンと先発として好投を続けてきた福谷投手は、ようやく先発としてのプロ初勝利を掴み取った。
今日も丁寧なコントロールで要所を締めるピッチング。大学の後輩である郡司捕手と息の合ったコンビネーションを見せ、広島打線を翻弄。
これで広島打線を昨シーズンから3試合連続で封じ込め、しっかり苦手意識を植え付けることができているだろう。
一方、真っ黒に日焼けした姿で1軍に戻ってきた郡司選手は、久々のスタメン出場もフワフワとした感じは全く無し。
2軍で練習をみっちり積んできた証であろう。
打撃では4回に得点に繋がる貴重なヒットを放つと、8回には2点タイムリー。
以前は選球眼が良い反面、バットが中々出てこない弱点も見せたが、今日はストライクゾーンは積極的にスイング。
それでいて最終打席にはきっちりと四球を選ぶあたり、郡司選手らしさも見せてくれた。
中継ぎから先発に転向しただけでなく多くの怪我を経験してきた苦労人の福谷投手。
期待されながらも結果が出ず、真夏のナゴヤ球場で汗を流し続けたルーキー郡司選手。
泥に塗れた2人の陸の王者が、ドラゴンズに大きな勝利をもたらした。
さて、注目の根尾選手に嬉しいプロ初ヒットが出た。スタメンとして4試合目、実に17打席をかけた初ヒットだ。
次のヒットまではその半分、スタメンとして2試合・8打席の我慢が必要だろう。
それでも、ゆっくりと着実に進む根尾選手を、大きな心で見守りたい。