結果は0-3でドラゴンズの敗戦。
全く点の取れないドラゴンズ打線は、もはや語ることがないほど虚しい。
『カスッ』『カスッ』と乾いた打球音がまた、虚しさを助長させる。
それに加えて梅津投手離脱の悲報。
梅津投手の将来のために、どうか軽症であってほしい。
一方で、勝敗度外視でドラゴンズファンの注目を集める根尾選手の交代シーンについては、語ることがたくさんある。
思い出すのは、先週完封ペースで好投を続けていた福谷投手の交代理由である。
『ちょっと足がつっていたので』
おっとその前に、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
谷元 圭介 投手
5回、無死2・3塁のピンチで登板し、見事無失点で切り抜ける。
ストライクが投げられる日は、ある程度信頼できる投手だ。
さて、先発松葉投手の交代と共に、5回裏の守備途中でベンチに退いた根尾選手。
次の回は9番投手からの打順であり、2番手の谷元投手を長く投げさせるための“仕方のない”交代かと思われた。
ところが6回裏、マウンドに上がったのは佐藤投手。
打順調整をしてまで起用した谷元投手を5回のみで代える理由が見当たらない。
それならば、単純に9番谷元投手の打席で代打を送り、次の守りから根尾選手の打順に投手を起用すれば良いだけである。
つまりこれは、谷元投手にアクシデントがあったとしか考えようがないのだ。
そう、あの時の福谷投手と同じように。
『ちょっと豆が潰れたので』
こんなコメントが出てくるまで、今日は納得出来そうにない。
まさか選手の怪我のニュースを期待して待つ日が来るとは。
少し分からなくなってきた。
根尾選手もやはりお試し起用なのかな。
ちなみに、今日の2軍戦、石垣選手が途中からセカンドを守ったのは、何かの兆候かもしれない。